『ホームランド』シーズン1第10話 【始動】 感想です。
海外ドラマを日常的に観るようになってから、宗教のことばっかり考えてます。
海外ドラマを観るうえで、切っても切り離せない宗教問題。
それだけ、世界では宗教が日常と切っても切り離せない問題で、そこが日本生まれ日本育ち、宗教に無縁のわたしには知識もないうえ色々価値観が違いすぎて、非常に苦労している。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、カルト宗教。
あと、宗教じゃないけど、神話ね! ギリシャ神話。
新しい知識や教養を得るのは楽しいけど、専門家じゃないからわたしの書いていること自体眉唾だし、世界史も世界地理も疎いし、わたし自身が神とか基本的に信じてないから、なんか一言文句つけたくなるし、こういうの読んだほうがいい?
正直、宗教にはかなり興味があるけど、ギリシャ神話、変な話ばっかりで全然興味ない!!(笑)
欧米の人には多分日本の神話的な感じ(日本の神話も変な話が多い、蛇に化けたなんとかが、なんとか姫に夜這いして身ごもる(?)とか)なんだろうけど、面白いと思うのかな・・。
神話好きな人はごめんなさい、わたしには難しくてよさがわかんないです。
というわけで、愚痴が長くなりましたが、今回のエピソードはイスラム界隈のLGBTQ問題が出てきましたので触れないわけにはいかないってこともないけど、ネトフリに慣れ親しんだわたしには取り上げたい案件だったので取り上げます。
わたしはイスラム教徒ではないので、間違った知識があるかもしれないのですが、いろんなワードで調べてもあまりコーラン(イスラム教の聖書のようなもの)に、LGBTQ+はどう示されているのか書かれておらず、そもそも想定されていないこととされているような気がしました。
色々論文的なものも読んだけど、
で、結局どうなん・・?
って今なっています(笑)
LGBTQ+はイスラム圏内でも解放運動がないわけではないですが、迫害の対象であり、投石による死刑とされる国も多いです。(この投石による死刑もえぐいので詳しくは書かない。未だにやっているところがある)
婚前交渉禁止や、女性の性に対する意識の問題か、女性の同性愛も想定されておらず、既婚男性のみに対する刑罰もあったりする。
さらに調査をすすめたところ、そもそもそういう性的思考は病気なので、治療すべき、治療に応じず性行為を行った場合はドラマの訳し方をそのまま使うと”大罪”のようですね。
今回メインで登場したサウジアラビアでは、特に法律的な記載はないものの同性間の性行為にはソドミー罪というものが適用されるそうで、投獄、および死刑の可能性があるとのことです。
このソドミー罪というのも初めて聞きましたが、割とえぐい部分がありましてですね。
人間同士の場合は、今では一般的な部分があるかと思うんですけど、そうじゃない場合は、ちょっとまぁあれな感じで・・。
でも、そういう罪があるってことはそういう人が居たから罰することになったと思うと、かなりテンション下がります。興味のある方は検索してください。
なにしろ、イスラム教の理念的に、
「神の奴隷にすぎない人間ごときが、神の決めたことに背くなんてありえないんだけど?」
という部分があるらしい。
ただ、どの宗教もその宗教が出来た時代背景が色濃く映し出されるものなので、文化の発展や、思想の変化が前提になっていない。
その時代に頑張って生きている人々が救われるような文献が宗教書だったりするので、その宗教書が出来た時代の人たちは、その決まりを守ることで秩序とか、衛生面とか(豚肉を食べないのは不衛生な環境で育った豚を食べることで疫病が流行ったせいがあった説がある)、たくさん救われたんだろうなとは思う。
時代によってアップデートが必要だけど、神は唯一無二だからアップデートのしようがない。
でも、どの宗教にも言えることだけど、現代に頑張って生きる、今の人たちが救われる宗教じゃないと意味なくないですか?
神が人間をつくり、なんでも神の思し召しで、今の文化の発展もその一つで、神が何千年もかけて今の世界を作ってきたんだとしたら、現代の人たちが過去の生活様式のもとに作られた宗教書に振り回されることに、非常に矛盾を感じるんですよね。
新しい神がそろそろ出てもいい頃では・・って気がするから、たくさん色々なカルト宗教があるのかー、そうかー・・・って今なってます。
とにかく宗教のことを考えすぎて知恵熱が出る。
たぶん、少なくともわたしの勤めてる会社では世界の宗教知識一番あると思う!(笑)
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~あらすじ(ネタバレあり)~
Season1 Episode 10 "Representative Brody"
突然自宅にシークレットサービスが侵入し、焦るブロディのもとにアメリカ副大統領のウォルデンが現れ、ゴシップで辞任した議員の代わりに出馬しないかと誘われるが「妻に相談する」と副大統領を返す。
ブロディは乗り気だったが、妻のジェシカは自分とマイクのこと、ブロディとキャリーのことを引き合いに出し、家族に混乱を招きたくないと出馬に反対する。
ブロディは、マイクに今までのことを謝罪することと引き換えに、出馬に賛成するようジェシカを説得するように頼むとともに、出馬の意向と別れを告げにキャリーの元を訪れる。
キャリーはモスクでウォーカーと面会していたサウジアラビアの外交官、マンスールを尋問するために、銀行に協力を依頼していた。
マンスールは投資で失敗した借金があり、お金の流れからもアブ・ナジールに協力している可能性があった。
マンスールは、借金のほかにもイスラム圏では滞在とされるゲイの人が集まる場に出入りしている写真を盗撮されており、そのふたつを弱みに口を割らせようとするキャリーに強硬な姿勢を貫くマンスールに対し、キャリーは家族のことをネタにマンスールに攻め込む。
ウォーカーとの面会の仕方をマンスールから聞き出したキャリーは、ウォーカーを呼び出すようにマンスールに依頼する。
昼間の公園で、ウォーカーが現れるのを待つCIAとFBIだったが、思わぬ事態に発展してしまう。
第9話の感想はこちら
ジェシカ、パーティーで浮かれていたからブロディの出馬に賛成すると思ったら以外と保守的な反応で驚いたな。
結局、出馬表明の横で微笑んでいるジェシカを見て、結果は同じかと思ったけど「美しい妻」ってやっぱり、男性の力になりえるんだね。
今回の某お笑い芸人の不祥事も「美しい妻」だと、離婚しないで復帰を支える妻として美談になるんだろうなぁーと、もし、わたしだったら世間の反応は全く違うものになるだろうと思うわけです。
「美しい夫」だと、そんなことにならないのにね。
ブロディは、出馬のためにはマイクに謝罪できるんだなー。
でも、悪いと思ってない感じがした。
シークレットサービスが来た時の臨戦態勢といい、本気出してきた感じでした。
あと、CIAはミスしすぎです。
公園でテロリスト(としている人)に会うのに、準備不足すぎない?
カミソリの件はポリグラフやっただけで解決してなくて、内通者の可能性が残っているのに、なんであんなことに!?
情報漏れてる前提で動いて?
あとさ、鞄の件なんだけどわたし右利きだけど、手提げかばんは左で持つよ。
確かに両利き傾向は若干あるけど、利き手と手提げかばんの件はあんまり関係ないと思うのはわたしだけかな・・?
あと、銃を持ってるとしたら利き手はあけておくよね。
もー、やだーーーーっっ!!
モスクの人たちだけじゃなく、一般人(?)さらに巻き込んじゃってるじゃん。
どうすんの、これ。
これを阻止するために色々やってたんじゃないの?
大統領を守るためではなく、一般人が巻き込まれるのを防ぎたかったのではないのか、キャリーはっ!
回避できた、回避できたよ。
もう少しきちんと色々やっていれば。
あとシーズン1二話なんで、 内通者はソールではなく、デビッドっていうオチだと思います。
もう、このエピソードでは、これ意外書くことないです。
それでは、また。
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