ブレイキング・バッド シーズン3 第2話感想です。
ウォルター、なんかすごい恰幅よくなってきた。
シーズン1の衝撃の白ブリーフ姿の時はすごいからだが緩んでいて、抗がん剤治療の時はすごいげっそり痩せていて、癌も取り去り元気になった今は太ったっていうよりがっちりして見える。
しかも、すごい変わったっていうよりも、あれ? ちょっと雰囲気変わった? みたいな、日本の俳優さんや若手女優にありがちな、「変わったわたしを見て! 全力で見て!」 みたいな押しつけ感が薄い。
その押しつけがましさがなく、役作りできている日本の俳優さんで今真っ先に思いつくのは、今年の大河ドラマ『西郷どん』で主役を張っている鈴木亮平さんぐらいかなー。
海外ドラマも観るけど、時代劇も観る見境のないわたしですが、『西郷どん』面白いです。龍馬目線でも、篤姫目線でも、幕末は時系列がごっちゃになりやすく、「ん?」ってなることが多かったのですが、今までで一番幕末の変遷がわかりやすく感じて、わたしは面白い。
だいぶ話が逸れましたが、『ブレイキング・バッド』では、押しつけがましさたっぷりでイメチェンしてる人がいます。もちろん、スカイラーです。
働き始めてから、髪の毛巻きすぎだし、胸元開きすぎだぞ!(笑)
シーズン3 第1話の感想はこちら ↓ ↓
シーズン3 第2話は、離婚問題で揺れるホワイト家の話の続きと、リハビリ施設を出たジェシーの行動、そして、前回匍匐前進してた2人がだんだんとウォルターに迫ってくるエピソードでした。
※以下、ネタバレありの感想です。
ウォルターがそこそこの音量で音楽を掛けながら歌いながら運転している。
離婚問題で落ち込んでいるかと思いきや割とご機嫌だし、歌ってるの初めて見た気がする(笑)
スカイラーと別居できて、割とストレスフリーなんじゃ? と思ったのも束の間、警察に止められて飛行機事故でフロントガラスが割れてる件で切符を切られて、警察にブチギレるウォルター。
ウォルターもキレすぎだと思ったけど、アメリカではあのぐらい反抗して自己主張しないと理不尽な目に遭ったりすんのかもしれないと思ってたら、警察に顔面殴られてた。
確かに言うこと聞かなかったウォルターも悪いけど、顔面はさすがになくない?
別にそんな戦闘能力ありそうなおじさんじゃないし、口は出してたけど手は出してないし、普通に後ろ手に車に押し付けて手錠かければ済む話だと思った。
結局、ハンクに助けてもらったわけだけど、病気のこととか離婚のこととか私生活のことまで持ち出されてみじめな目に遭わされた上、殴ったことへの謝罪もなく、一方的にウォルターが悪い感じで纏められてたけど、警察って偉いんだねー。
そんなウォルターとスカイラーの離婚問題。
スカイラーは、あくまでウォルターのこと避けて、産後すぐのホルモンバランスの問題もあるかもしれないですが、「汚らわしい、触るな!」ぐらいの勢いだけど、離婚するにしても一度きちんと話し合えばいいと思うんだよ。
そういうところが、本当にめんどくさい(笑)
ウォルターだって、もし、「ウォルターの犯罪がバレたら子どもにも示しがつかないし、子どもが巻き込まれるのが辛い。なので一緒にいるわけにいかない。最悪の事態になる前に子どもを守るために別れてほしい」って言えば、最初はウォルターも「家族のためだった、分かって欲しい」って言うと思うけど、独断で行った悪事だし、子どものために潔く身を引くと思うんだよね。
ウォルターに構わないでといいつつ、構ってほしい感がすごい出ちゃってるから、息子にもビ●チ呼ばわりされる羽目になるんだよ。
しかも、ハンクに口出しすんなとか言うなら、悲劇のヒロインぶってないで、ウォルターと口裏合わせて嘘の事実でも作り出せばいいのに、察してちゃん、構ってちゃんが過ぎるいい大人・・。
そんな、スカイラーに翻弄されるウォルターを心配・・しに来たんじゃないよね、ソウル。多分ポジョスのオーナーがウォルターに仕事断られたから、ウォルターになんとか、また作らせるようにソウルに手が回ったんだよね。
ジェシーの後始末をした人に、スカイラーの監視を頼んだのはなぜかわからないけど、なんとなく安心感ある(笑)
そんなことをしている間に、アメリカに入国した匍匐前進のスキンヘッド2人がトゥコの親戚の『チーン』のおじさんのところに行って、ウォルターのフルネームを聞き出したからなー。
警察にはジェシーのこと口割らなかったのに、あの2人に言ったってことは、トゥコの手下だった人か知り合いか、もしくは自分の手下か・・。
息子が味方についてくれて、スカイラーのご機嫌うかがいに自宅に行ったウォルターがスカイラーにキレられて、屋根の上に飛ばした巨大(アメリカでは普通?)ピザ、すごい笑ったし、鍵も変えるという周到さを見せるスカイラーの裏をつき、床下から家に入り込み、鼻歌を歌いながらシャワーを浴びるウォルターと、ウォルターのシャワーを静かに待つウォルター家に侵入したスキンヘッドも面白かった(笑)
ホワイト家を監視していた『名もなき男』の一人である男の機転で、ウォルターの携帯に『Pollos』の文字を見つけたスキンヘッドたちが退散し、ウォルターの命がなんとか助かる。
『Pollos』の威力すごいわ。
まだ、『ベター・コール・ソウル』観てないけど、この人のことが詳しく描かれるのが今は一番楽しみなんです。ブレイキング・バッド初の推しキャラかもしれない。
しかし、少し話が飛びますが、、あの一軒家はアルバカーキのハイスクールの高校教師であるウォルターが買う家としては標準的なのか、分不相応なのではないかという疑問が今更わいてきているのですが・・。
だから、この家は金欠だったのではないかと。
まぁ、分不相応だとしたらスカイラーが気に入ったんだよね。たぶんあの家。
ジェシーの元々住んでいた家とウォルター家の土地の値段がわからないので、なんともいえないのですが、ジェシーがソウルに頼んで買い戻した、介護していた叔母から遺産としてもらった家。
今回、ジェシーが取り分全部使って自分の手に取り戻したのですが、実家がリフォームして売り出そうとしていた中古の一軒家の値段が80万ドル以上(日本円で1億弱?)だとして、それをジェシーは半値以下で買い戻した。
両親はリフォーム代にしかならないと言っていた、ジェシーが買った値段の40万ドル(残りはたぶんソウルへの仕事代)。
これを踏まえても、ホワイト家のお家はかなり豪華そうに見えるのはわたしだけだろうか。中はボロボロとはいえ、あの広いプールはだいたいのお家には標準装備なの?
アメリカの不動産事情知りたくなってきた(笑)
今回のエピソードは、ジェシーが実家とはまた溝が深まったけど、お家を取り戻せてよかったってことと、ウォルターの正体と家がバレて、ホワイト家は大丈夫なのかってこと。カタギには手を出さないと思うけど、人質に取られたり弱みになったりしないかということが心配ですが、ソウル部隊がついてると思うとなんとなく安心。
そして、ウォルターは何しに自宅に侵入して優雅にシャワーを浴びていたの?(笑)
異変には気付いていたようだったけど、これから先がどうなるのか全然読めなくて、続きがすごく気になります。
そして、スカイラーとはとっとと別れてくれ!(笑)
第3話の感想はこちら ↓ ↓
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