Amazonオリジナル作品『ザ・ボーイズ』(The Boys)シーズン2第6話【開かれた扉】
『The Golden girls』(The Golden Girls - Wikipedia)は、1985年から1992年までアメリカで放送されていたシットコムドラマです。
全シーズンは7で、シニア4名の女性たちが、ドタバタ劇を繰り広げる話みたい。
日本では未放送未配信だけど、アメリカでは超有名シットコム(らしい)。
ここでは貼れませんがYoutubeにたくさん動画がありましたので、どんな感じか気になる方は検索してみてください。
Amazonさん、オリジナル制作のドラマで紹介してるぐらいなので配信してください。
せっかくなので、ドラマのテーマソングだけ貼っておきますね。
Andrew Gold - Thank You For Being A Friend (Official Music Video)
『Thank You for Being a Friend』っていいタイトルだよね~。
テレビの画面で、ヒップホップの映像が映っていたし音楽もそういう感じだったから、女性の歌手のグループかと思ってたよー(笑)
まさか、フレンチーがシニア女性たちに自分たち3人をを例えてると思わなかった。
ちなみに、ゴールデン・ガールズは3名ではなくて4名。
上記のDVDのジャケットの表紙も4人。ストーリー設定はこんな感じ。
未亡人のブランチのお家に、未亡人のローズ、離婚でシングル一人暮らしだったドロシーとその母のソフィアがお家をシェアして暮らす中での日常の話を描く・・・。
女性4人の友情物語は、SATCやデスパレートな妻たちの元になったとも。
全部英語の記事だったから本当のところはわからない(笑)
なんせ、日本で未配信のドラマなんで、情報が少なくてねぇ~・・・。
日本語しか出来ないので、調べるのにすごい時間がかかってしまった。
上記説明の通り、4人のうち3名に例えられているのは、一人3人の中の母親(ソフィア)が居て、同世代じゃないからだと思います。
ちなみに、フレンチーは自分のことを、ベティ・ホワイト、恋人のシェリーのことをブランチ、友人のジェイのことはドロシーと言っていましたね。
あれ、ベティって誰?
ベティ・ホワイトは女優さんの名前で、上記キャラクターではローズを演じていました。
それぞれのキャラクター説明を読み込んだものをざっくりお伝えしておきます。
(英語の記事なので、解釈が間違っているかもしれない)
ジェイが例えられていたドロシー(ソフィアの娘)は若いときに本人の同意なし的な行為があった疑いにより妊娠してしまい、若くしてでき婚。LGBTQ+の当事者。
学生時代は、優等生キャラでいじめのターゲットになっており、プロムでもひどい目にあったりしていた過去がある。
1985年の作品で主人公的な存在としてセクシャルマイノリティーのキャラクター、しかも女性の起用はかなり革新的だったのではと思います。
『ゴールデン・ガールズ』はアメリカではだれもが知るシットコムみたいなのに、そのこともあって、日本に作品が流れてこなかったのかなぁとも思いました。
次、フレンチーの恋人シェリーが例えられていた家主のブランチ(ブランシェ)。
性に奔放なセクシー担当。
しかし、亡くなった夫のことを一途に愛しており、思想には保守傾向がある。
ゲイの兄弟との確執あり。
そして、最後ローズ。
天真爛漫で誰からも好かれる性格のキャラ。
ただし、自身は捨て子で8歳まで修道院で育ったあと養父母に引き取られる。
なぜ、フレンチーがローズではなく、ベティを名乗ったのかは、アメリカのエンタメ事情に詳しくないのでわかりませんが、シットコムなのにキャラクターにしっかりと光と影をもたせてあるし、全員シニアなので、それぞれの歩いてきた長い人生や歴史があり、生まれや育ち、結婚生活などまでしっかり7シーズンの間に描かれていたんだなぁと、調べていて思いました。
あとはドラマを自分で観てみないと残念ながらわからないです。
わたしアラウンド80の女優さん二名が友情を育むドラマ『グレイス&フランキー』も大好きだし、基本的にシニアコメディ大好きなんですよ。
シニアの暴言とかFワード大好物(笑)
しかも、4人でわちゃわちゃ喧嘩したり友情でほっこりしたり、辛いことがあったりって最高じゃないですか?
観たいー、観たいー。
Amazonさん、頼みますよー。
あ、Netflixさんでも全然いいですっ。
とにかく観させてもらえれば!!
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~あらすじ(ネタバレあり)~
シーズン2第6話【開かれた扉】"The Bloody Doors Off"
ストームフロントのことを調べていたスターライトは身の危険を感じ、ボーイズを頼ることにする。
フレンチーに頼んで、ヴォートが追跡している首の根元に入っているGPSを取り外した。
GPSを取り外したことがヴォートにバレるのが時間の問題と思ったスターライトはボーイズと行動を共にするが、能力者を嫌悪しているブッチャーと対立する。
ストームフロントはホームランダーに嘘をついて、撮影所を抜ける。
ストームフロントは、ボーイズたちが潜入していた施設に向かっていた。
MMとフレンチーとキミコは精神科病院とされているヴォートが管理する施設内に潜入するがそこでは、コンパウンドVによる凄惨な実験が行われており、様々な能力者たちが隔離されていた。
フレンチーはそこの職員の中に、ヴォートのスパイとしてボーイズ側として動いておきながら、マロリーの孫を焼いたランプライターという能力者を発見する。
ランプライターと対峙したフレンチーは一触即発になるが、フレンチーはランプライターに、自分を尾行していたくせになぜ子供を助けられなかったのかとフレンチーを責めるが、フレンチーにもやむにやまれぬ事情があり、ランプライターは子供を手にかけてしまったことを後悔していた。
ボーイズの面々が施設をかく乱したことで、能力者たちが部屋から出てきて自由になってしまった。
能力者を攻撃するもの、ボーイズを攻撃するもの、外に出たものと混乱を極める。
応戦するボーイズたちだったが、そこにストームフロントが登場し、その場を取り繕いボーイズを匿うランプライター。
ストームフロントに、復讐の炎を燃やすキミコ。
そして、外で見張りをしていたスターライトとブッチャーとヒューイだったが、一人の能力者の攻撃を受け車内に待機していたヒューイは、車の横転により大けがをしてしまう。
病院に連れて行くため車を確保しようとするが、車の主が抵抗し、銃を出したためスターライトが民間人を攻撃してしまう。
ヒューイはスターライトの応急処置と病院での治療により命をとりとめる。
なんとかストームフロントをやり過ごし、ランプライターを確保し、マロリーに合わせたボーイズだったが、復讐を果たそうとするマロリーに「ここで彼の苦しみを終わらせてはいけない、償わせよう」と説得する。
一方、ストームフロントへの執着心を募らせるホームランダーは、自分に嘘をついたストームフロントを責め、自分の正体をホームランダーに明かすもホームランダーは複雑な思いを持つ。
メイヴは、ディープに協力を依頼し、飛行機事故のブラックボックスを調査していた。ブラックボックスは出なかったが、乗客の撮影したスマホを拾っていた。
その動画には、ホームランダーとメイヴが乗客を置いて逃げる映像がはっきりと映っており、それを切り札にホームランダーにつきつけようとしていたメイヴだったが、恋人のエレナに見られてしまい、軽蔑のまなざしを向けられる。
ヴォートの施設から逃げた、強大な力を持つ能力者が一人街に出てしまう。
※第5話の感想はこちら
あんなに素敵なバラのアレンジメントを見て、瞬間的にキモいと思ったのは生まれて初めての経験でした。
すっごい上質ないいバラだったし、ハート型になっていて可愛いと思った。
しかし、バラに対して反射的に感じる美しさという感情を凌駕する、キモさ。
バラに罪はないのに、すまん。
ホームランダーのこと嫌いってわけじゃないけど、本当にキモすぎる。
これは本能的な女性としての身の危険に対する拒絶反応であって、もし自分が男性だったらあの花束をキモいと思わないのかな。
役者さんの演技が光りすぎだよ!
よく(ただし、イケメンに限る)だろっ!って揶揄されがちだけど、ルックス関係ないじゃん、全然。
なんかさー、すごい孤独をこじらせた中学生ぐらいの年齢の子がスーパーパワーを持っちゃったらああいう感じになりそうな感じ。
見た目が大人だから脳が混乱しているけど、子どもだと思えば納得できる部分はある・・・が、全てではない。
コミュニケーションの取り方が全然わからなくて、空回りしまくってイキるしかない感じ。
立場を失うことが怖くて怖くて・・・という感じが上手い。
生まれたときから家族も友達もいなくて、誰ともきちんとしたコミュニケーションを取ってない割には、表面上を取り繕うことは出来てすごいとは思うし、深い付き合いを学んでこなかったから、かわいそうではあると思う、そして若かりし頃の”ダメな人好き”を発動させそうになってしまうけど、ホームランダーはダメを極めてるから大丈夫(笑)
ところでホームランダーは、ストームフロントの登場で、息子のことはもういいのかな?
忘れてはいないと思うけど、そういう感じなところもすごい幼児性があると思う。
前回、メイヴがディープをスカウトしてた時に、いやいやいやいや・・・それはないよ、メイヴ・・・(笑)って思ってたけど、海に落ちてるはずのブラックボックスを回収するのが目的だったと知って、なるほどと思ってしまった。
メイヴもバ〇じゃなかった。
ディープはバ〇だから、素直に流される。なんとか教会とかそういうのにでさえ。
ディープといえば、なんかちょっと痩せた気がしました。今回のエピソード。
それにしても、海のお友達はディープと違ってかしこいよなー。
陸で生活してないのに、機械が何か理解してるってことでしょう? すごくない?
しかし、動画をエレナに観られたのはまずかった。
海外ドラマあるある、杜撰なモノの管理。
なぜ、あんなところにしまっておく、そして見る。
全然関係ないんですけどわたし、このボーイズのエピソード観た日、何かこう修学旅行のような団体旅行(学生時代のクラスメイト登場)で、夜寝なきゃいけないのに、スマホが行方不明になって、文句言われつつ一晩中探し回って、最終的に引き出しの中にあって、ホッとしてやっと寝れる!と思ったところでリアルに起きる時間になったていう、寝てたのに一睡もできなかった最悪の夢見の朝を経験したんですけど、この映像のせいだわ、絶対。
だけど、衝撃的なシーンがたくさんあったにもかかわらず、なんでそこ?(笑)
ホームランダーよりも、もはやヴォートっていう会社自体がヤバい気がするので、あれを持って社長と交渉して、セブンを脱退して一生口外しないので二人に手出ししない契約を取った方がいい気はするけどなー。
そして、ホームランダーの脅威はあんなものでは、どうにもならないから、抹殺するしかない。
今回はヴォートのヤバさがストームフロントによって露見されましたが、アメコミ界隈はお国柄仕方ないのですが、どうやってもドイツを悪者にしないと気が済まないところがある。
MCUもそうだし、アメリカものの悪役は、歴史的に仕方ないとしても、基本ドイツかロシア(か中東)。
正直、えーーーーー、またぁーーーーー!? とは思った。
もっと、劇的な展開を期待していたのに、ドイツ、ドイツ、ドイツ、ドイツ!!!ってカーッとなった(少し)。
でも、ストームフロントの癖のある英語が気になっていたので腑には落ちた。
そして、ヴォートの実験の最初の方の人っていうのは、ざっくり予想してたので、驚かなかった。
ストームフロントのレイシストもドイツのせいにしたいってことかな。
このままだと、ドイツに変な薬で乗っ取られそうなアメリカを、本当の庶民ヒーロー(アメリカ人)が救う話になっちゃう。
ドイツvsアメリカという図式?
だけどそのうち、ドイツに怒られるよ、マジで。
そして、最終的にはアニーもボーイズに入り、ランプライターも入ってどんどん能力者も仲間も増えていく。
ランプライターは、ボーイズに見つかった時、驚いてはいたけどちょっとホッとしたような表情で、敵意を感じなかったので結果には納得した。
俳優さん、感情表現上手い。
フレンチーはマロリーの孫だけではなく、親友も救えなかったことに苦しんでいたんだねぇ。
キミコは、自分を通して誰かを見ていることに気付いていたのかもしれないね。
目ってものすごく雄弁だから。
ところで、シーズン2では出番が多いマロリー。
すごく素敵ですよねぇー。
声と話し方が素敵だと前々から思っていたが、孫の仇を前にして銃を構える姿も素敵だったわー。
割と年齢が上の女性と銃の組み合わせ、すごい好き。
それと、ブッチャーとアニーが口の悪い父と反抗期の娘みたいな感じで二人の相性が割とよく、二人に感じていたイライラが和らいでる!
これはいい傾向(笑)
あと、ヒューイの存在意義みたいなものに対して疑問を感じていた視聴者にはっきりと言葉で伝えてきたのはちょっと驚いたけど、そのおかげでヒューイへのイライラも少し和らいだので制作陣頑張ってる。
今回のエピでちょっと残念だったのは、ドイツの件で影が薄くなっちゃったけど、ストームフロントのキャラでした、個人的に。
ガッチリサイコパス能力者かと思ったら、別方向でヴォートの初期信者というか、ヴォートに心酔してる感じ。
ホームランダーへの態度も含めてかなり残念な感じがあるので、やっぱりエドガーも能力者説復活させたいですね!(笑)
ボーイズがヴォートを倒したい意義が、今なんていうかはっきりしないじゃないですか。
そこが、ドラマとしては面白いんだけどイライラする感じなんだと思うんです。
デッド・プールとかも目的は復讐だったりするんですけど、あまりイライラしないのははっきりしてるから。
今はヴォートの目的自体も、ボーイズも復讐なのか、何かを救いたいのか、巨悪を倒したいのか、なんとなくはっきりしてないので思考がブレる。
どっちが善で悪かわからない、善悪の是非を問う形でも全然いいですけど、ここらへんでなんらかの芯が欲しいところです。
話がごちゃつきすぎ(笑)
でも、面白いから観ちゃう。
そして、あの撃たれても全くノーダメージなうえ、手の動きだけで頭を破壊していたスキンヘッドの女性はどこに向かったのだろうか。
なんかすごい怒ってるから、恨みを果たしに行くんだろうけど、こえー(笑)
エドガー社長のところか、ストームフロントのところだよね。
最後に一個だけ、謝罪させてください。
今日は、ちょっとイライラしているので、言葉遣いがカジュアルすぎてすみませんでした。
来世では、執事的な人にLanguage・・・って、静かなトーンで叱られるのが夢(笑)
それでは、また。
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※ねぇー、ちょっと、これ石鹸なんですって!!