いやー、毎日暑い!!!!!
マジで暑い、ヤバい。
暑い通り越して熱いよ、もう。
毎日生きるか死ぬかの戦い。
こんなにサバイバル感の強い夏、さすがに初めての体験です。
わたし、道産子だから何年住んでも本州の夏にぜんっぜん慣れないのに加え、今年はもう本当に通勤しんどくて。
何度も倒れそうになったけど、まだ生きてる。
あと1か月頑張ればなんとか過ごしやすい日も出てくるだろうか、みんながんばろう!
そして、夏に負けて死ぬわけにはいかないのでホラー観に行きましょう、ホラー!!
怖さでぞわぞわして凉を求めるとかそんなんじゃなくて、
自分のたった一つの生命と人生をかけた戦いが、ホラーにはある。
映画館は空調が効いていて涼しいし、なんとなく強い生命力をもらえるといいことづくめなんです。
今回紹介するホラー映画『ヴァチカンのエクソシスト』は、映画のプロデューサーであるジェフ・カッツ氏がX(twitter)のアカウント名【it'skatz】(@podkatz)において、日本の映画ファンに向けてプロモーションを日本語で行っていて気軽に映画ファンにいいねやリプを送るなどして界隈が盛り上がっており、上映館数が少ないこと、作品のよさも手伝って先週末はチケットが売り切れのところも出たとか出ないとか。
というわけで、わたしもブームに乗って『ヴァチカンのエクソシスト』観てまいりました!
狭いスクリーンが割り当てられていたこともありますが、公開から割と日がたっているにもかかわらず人が入っていて盛り上がりを実感。
ちなみにこの作品の予告は劇場で何度も観ており、存在は知っていました。
興味はあったものの最近ホラーを見始めたにわかホラーファンのため【エクソシスト】が【悪魔祓い】を意味する言葉として知らなくて、映画『エクソシスト』(未見)のイメージ(?)でエクソシスト自体が倒すべきものというイメージを持っていました。
こちらのノンフィクションがエクソシストに関しての情報として非常によさげだったので読んでみたいです。
で、こちらの作品は実在の司祭でエクソシスト(悪魔祓い)だったイタリア人、ガブリエーレ・アモルト神父の回顧録をもとに作成されたホラー映画です。
なんだろう、昭和生まれは全員知ってると思うんですけど絵面的には故・織田無道氏の霊払いから暑苦しさを取りスタイリッシュにしたような感じで、作品のテイスト的には野村萬斎さん主演の『陰陽師』みたいなストーリー。
ベテランと、発展途上の若者のバディー要素が入っているホラー映画。
雰囲気としては映画というより、シリーズものの海外ドラマに近い感じも。
ちょっとヒーローものっぽさもあるので、この勢いで応援上映とか意外に盛り上がるんじゃないかなーとも思いました。
ホラーでは難しい気もしますけども(笑)
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Twitterの作品感想を観ている限りでは「ホラー普段観ない人でも観られる」とのことで、わたし自身は普段『シャイニング』とか『呪怨』的なやつとかサメとかスプラッタは割と虚無で観るタイプで、ありえない展開に「ないわーwww」とかげらげら笑いながら観てたりして比較的ホラー耐性高いので、観る前は余裕だったのですが、普通に怖かったです。
そのため、普段「ホラーは絶対観ない!!」という人は観るのやめたほうがいいと思います(笑)
血がドバーとかはないのでそこは安心していいのですが、悪魔がけっこう怖いんですよ。
悪魔が怖いというより悪魔が憑依している人が怖いです。
日本の霊とはまた違う怖さがあった。
なんていうか、すごい攻撃的なんですよね。
圧が強いの。
その怖さを生み出しているのが、主に子ども(少年)というのも作品の見どころだとは思います。
すごい熱演。
本当によく頑張ったと思います。
たくさん彼のこと褒めてあげてほしい。
そして、本作の主人公のラッセル・クロウ。
『ビューティフル・マインド』を始め、多くの作品に出演しています。
彼の演技が本当によかったです。
わたし自身は無神論者ですが、宗教系の作品を観るたびに敬虔なクリスチャンをうらやましいと思ってしまう。
過去に心に傷を負って、神に救われて神に人生を捧げる。
絶対に敵に信じることができる強さが眩しい。
その姿を今回ラッセル・クロウはものすごくナチュラルで、そして静かでいて激しい強さで演じていたと思います。
春のちょっと冷たいそよ風のような。
寄り添う感じでもないけど、心地いいっていう。
すごく気に入ったので、今回だけの1回で終わるのは非常にもったいなく思います。
続編を心から希望します。
ファンはみんな続編を待っていると思います。
頑張って作ってほしいです。
この勢いならやれると思う。
わたしも次作までの間にラテン語での文言を覚えたいと思います(笑)
興味のある方はぜひ劇場に足を運んでみてください。
というわけで、それではまた!!
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