ホラー作品(?)として評判のいい『ハッピー・デス・デイ』。
ホラーだと思って観始めたのに、全然怖くなーーーい(笑)
正直、一番怖いのは、このポスターだと思う。
『IT』や『シャイニング』もそんなに怖くない人なので、ホラーを観るに適さないタイプではあるとは思うんですが、それにしてもこれはホラーというには怖くなさすぎる。
ホラー苦手な人でも観られるホラーっぽいものっていうか。
ハンバーグの中にみじん切りにされた苦手なピーマンが入っていて、美味しさの中にたまにピーマンの苦みが来て、一瞬だけ、おうっとなるけど、またハンバーグ美味しいってなる感じ。で、最後はあー、美味しかったってなる(笑)
ちなみにわたしは、ピーマンはむしろ好きなほうです。
好き嫌いがほとんどないのが、わたしの数少ない取り柄。
個人的に、お酒強い人の「ジュース(水)みたいだからい平気だよ!」は下戸としてこの世で一番信用してない言葉なんですけど、この作品は「どちらかというとコメディーじゃないか?」ぐらいのノリなんです、本当ですっ!
しかし、こんなお天気のいい昼間っからホラー観ちゃう!! とカーテンを閉め切ってワクワクしながら観始めた割には、怖くないのでホラー感を堪能はできなかったんで、若干の肩透かし感はありましたが、それでも面白かったです。
最初はホラーだと思って観ていたので、ちょっとビビッてた部分もあったけど、ホラーだと思って観るから怖い程度のものだった。
ジャンルとしては、コメディー>ミステリー>ホラー>ラブコメって感じかな(笑)
気軽に観られるし、短いし、頭そんなには使わなくていいし、気軽に観られるので非常にお勧めです。
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ストーリーは、酔いつぶれた女子大学生(ツリー)が、お持ち帰りされた男子生徒の寮の部屋で、朝目覚めるところからスタートしまして。
主人公の女の子、すっごい美人なんですけど、起きた瞬間からなんかしらないけどめちゃくちゃイキってて、最初は腹が立つんですよ(笑)
でも、まぁ女子大学生だし、こういうこともあるよねっていう生温かい目で見てると、事件が起きて・・・。
一言でいうと、タイムリープ物語ですね。
誕生日当日の終焉には必ず殺されて、朝起きると最初は名前もろくに覚えてなかった、男子生徒の寮の部屋で目覚め、日にちが誕生日に戻っているということを毎日毎日繰り返すわけです。
ただし、日々の記憶は失ってないので、自分が殺されることを避けようと、色々な策を講じて対処しようとするのですが、観ているうちに、ツリーを全力応援(笑)
誰が犯人なのかを考えながら観るのも面白いし、ツリーがそんなにはかしこくはないので、力技でなんとかループ誕生日を終わらせようとするさまが面白い(笑)
こちらも同じ映像を繰り返し繰り返し観ることになるわけなのですが、そのちょっとした変化も楽しいし、朝になると(あーーーー・・・・ダメだったかーーーー・・・・)って非常にガッカリしてしまっていたので、世界観に取り込まれていたと思う。
まぁ、考え方によっては、毎日殺される日を繰り返すっていう無限ループは怖いから、ホラーっちゃホラーなのかなぁー(笑)
でも、悲壮感もそんなにないし、ストーリーに深みはいい意味でなく、女子大学生のちょっとした成長物語も含まれていて余韻も悪くない、新感覚でした。
これだけいろいろ観ても、新鮮さを感じさせてくれるのは久しぶりで、嬉しかったし楽しかったです。
なんだかわからない状況に追い込まれてしまった現実を、どうにかしようとするヒロインを観ているうちに、最後の方には「頑張れっ!」って応援してしまう作品。
続編の『ハッピー・デス・デイ・2U』も配信されているので、観るのが非常に楽しみです。
わたし、この作品、日曜日に観ていたんですね。
翌日は、世界中で一番嫌われている曜日であろう月曜日じゃないですか。
当然(明日の朝起きたら、ループして日曜になってないかな・・・)と思って寝ましたよね。
さすがに毎日、毎日(五年ぐらい?)同じ日と同じ行動を繰り返すのに飽きたら、甘んじて月曜日のことも受け入れられる日が来るんじゃないかと思うんです。
というわけで、今週、長すぎる。
火曜日あたりを無限ループしてるのかもしれない。
なかなか週の後半になりません。
というわけで、続編のレビューで、また。
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※このマスククオリティ低くない? 面白いからサムネイル画像にした(笑)