ハンニバル シーズン1 第11話 感想です。
今回のエピソードは切り裂き魔を語るギデオンのエピソードの続き、
久々にモツ率高めのグロい回でした。
第10話の感想はこちら ↓ ↓
11話、奥さんとその親戚を殺して精神系の刑務所に収監されていた外科医のギデオンが刑務所内で看護師を殺し、切り裂き魔を名乗ったことにより、本当の切り裂き魔は誰かという話になっていたのですが、今回はその続きでギデオンが引き起こした事件のエピソードの回。
※以下、ネタバレありの感想です。
ギデオンを洗脳した施設の精神科医が洗脳の件をハンニバルに相談していましたが、罪の意識はないようで。
その後、移送される途中、その精神科医を脅すギデオン。
自分が洗脳されていることに気づいたみたいで、精神科医と本家の切り裂き魔への復讐のため(?)移送車の中で護衛を殺して内臓を取り出し天日干しにし、脳みそをかき回して逃走。
雪の降り積もる山中の枝に干される内臓(吐)
そして、映像には出てこなかったけど、かきまわされる脳みそ。
脳みそをかき回す想像してしまって、おえーっとなってしまう。
今までけっこう色々なサイコパス出てきたけど、元々外科医で人を切ったり内臓を出したりすることに慣れている犯罪者なので(レクター博士もそうだけど)えげつない。
今回のエピソードでびっくりしたのは記者のラウンズの生命力と図太さですね!(笑)
非通知のよくわからない電話で、相手先も確かめずに一人でのこのこよくわからない場所に出向くなんて命知らずすぎる。
ゴシップ記事を書いてるとはいえ、猟奇犯罪をテーマにしてるんだから頭のおかしいやつが溢れていることは熟知してるはずなのに!
そして、まんまとギデオンに拉致され、記事を書かされたうえ、ギデオンの奇行に付き合わされる。
自分の目の前で、嬉々として生きてる人間の腹を切り裂いてどんどん内臓を出している人を直視して黙っていられるなんてわたしには無理だと思う。
自分の命も危険にさらされているとはいえ、ちょっとは悲鳴的なもの出るよね。
しかも、死にかけの人を救おうとしてたじゃん。
あんまり好きなキャラじゃなかったけど、今回の件でちょっと見直した。
さらに、今回特筆したいことはウィルの病みっぷりについて。
もう、かわいそうで見てられない(涙)
友達だっていうなら、レクター博士、ウィルのこと助けてあげてよー。
ギデオン連れてレクター博士の前に現れた時だって、もう切羽詰ったうえでの行動だったわけじゃん。幻覚か現実かもわからないのにもうギリギリでどうにもならずに、レクター博士のところにいったわけじゃん。
ギデオンがどうしてもアビゲイルのパパに見えてしまうウィル。
アビゲイルのパパを殺してしまったことはもうあの状況では仕方ないよ。
もう洗脳でも催眠術でもなんでもいいから、アビゲイルのパパのことは忘れてほしい。
でも、心の病じゃなくて、脳の病気だってことだから無理なのかなー。
それが、ウィルのためだったのかどうかわからないけど、「もう一度(アビゲイルのパパを)殺すんだ」とウィルに告げ、ギデオンにはブルーム博士の居場所を告げて、ウィルを放置して(病院に行けとは行ってたけど連れて行ってよ)どこかに行ってしまうレクター博士。
そういったわけで、レクター博士の先導で、切り裂き魔を名乗るギデオンは、現実か幻覚かわからないまま、ブルーム博士を守りたかったウィルによって抹殺されました。
これでよかったのかよー。レクター博士ー。
ギデオンは自分でやりたかったんじゃないのー?
それに、不安定なウィルはいいけど、さすがに瀕死はかわいそうだよー。
あー、心配だなー。誰か本気でウィルのこと守ってくれー。
第12話の感想はこちら ↓ ↓
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