シーズン1も残りわずかとなり、また新たな展開を迎えて目が離せないハンニバル第10話です。
第9話の感想はこちら ↓ ↓
前話でアビゲイルが出てきたのでその続きかと思いきや、また別の話。
冒頭で起きた少女の殺人事件に絡む、ウィルとレクター博士の話でしたが、怖い怖い(笑)
レクター博士が狂気的になるのに比例して面白さ度合もどんどん高くなる。
※以下、ネタバレありの感想です。
いきなりの死体からではなくて、事件そのものが始まる瞬間からのスタートということで、ホラー映画みたいで怖かったです。
そもそも寝ようと思ってるのに、天井から得体のしれない液体が染み出てくる自体怖くないですか?
今までの海外ドラマからすると、絶対血とかじゃないですか。
BONESですごいひどいのあったから。
天井の液体からの流れで。それのトラウマもあって、すごく怖かったです。
結果的に単なる雨漏りだったわけだけど、え?屋根裏にフレッシュな死体?と視聴者に思わせる作り、ずるい。まんまと引っかかった。
で、死体なかったじゃんって安心したところでいきなり足をわしづかみされて、ベッド下に引きずり込まれて瞬殺される。
何事ですか!?(怖)
脚本考えてる人、頭おかしい(褒めてる)。
ウィルの幻覚症状がひどくなってきて、もう末期症状になってきてかなりヤバくなってきます。ジャックを含む監察医チームの面々もウィルをけっこう心配してるし、観てるこっちもウィルの幻覚なのか、それともリアルで起きていることなのか、かなり混乱してきました。
ウィル、レクター博士と話すのも最初は遠慮がちで嫌々だったけど、最近は仲もよくなってきてけっこう感情的になんでも話すようになってきましたよね。
専門医で脳の問題を調べるようになったわけだけど、時計の絵を描くシーンはけっこうびっくりしたし、ウィル病気だったんだって思った。
ところで、レクター博士が連れて行った神経科医でMRI検査されるウィルですが、みなさんMRIって入ったことありますか?
わたしはあります。最新式のMRIはもしかしたら改良されたかもしれないけど、少なくともわたしが入ったやつは、すごい音がするんですよ。
ゴゥオーン、ゴゥオーンって。
ウィルは耳栓渡されてましたけど、わたしはクラシック音楽が流れるヘッドホンでした。ちなみにわたしはそんな騒音の中、疲れていたのでクラシック聞きながらうとうとしてました(笑)だって、うるさい以外には痛くもかゆくもない。
わたしの話はさておき、そんな轟音のする機械に脳の検査をする人が入って大丈夫なのか心配にはなりました。実際幻覚も見ていたし。
さらにウィルは脳の病気ということも判明したうえ、博士はそのことに気づいてるようでしたね。
だけど、珍しい症例とはいえ、なんで神経科医と共謀して、ウィルの病気を隠すことにしたのかは未だにわからない謎なんです。
このまま症状が進行すると面白いことになるからなのか? そして、脳炎とはほっといても平気なものなのか。
それにしても、『友人』と称するウィルが病気でも大丈夫なのか!? レクター博士はっ。
そして、心の病気で自分は死人だと思っているうえ、顔がのっぺらぼうに見える少女(もうどんな心の病なのかわたしには理解できない域に達している)に罪を着せてウィルのことを診療している神経科医を殺害したレクター博士でしたが、動機はウィルの病気の口封じのため? それとも、ウィルを『豚呼ばわり』したからか、どっちですか? 神経科医がウィルを豚って言った時はかなり肝を冷やしたけど、彼が死んだ時はやっぱりって観ている全員思ったと思うけども。
FBIのジャックは、ウザいところもあるけれどもウィルをすごく心配してるし、『ドラマハンニバルの良心』であり、『警察官』でもある。
レクター博士に取り込まれつつあるウィルがジャックに説得されてるシーンは、ちょっと胸に響いたよ。そして、奥さんの病気のこととジャックの家庭問題も心配になった。
ウィルの病気のこともあるし、既に部下を一人博士にやられてるし、今後ウィルを守っていけるのか、そこまでの力と信念があるのか。
しかし、かえすがえすもウィルを豚呼ばわりはやっぱりどう考えてもまずかったですよね(笑)
第11話の感想はこちら ↓ ↓
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