ザ・ギフテッド シーズン1 第6話 感想です。
第5話の感想はこちら ↓ ↓
第6話は、ずっと捕まっていたリードパパとミュータント発覚の発端となったアンディ少年との心の交流メインの話でした。
※以下、ネタバレありの感想です。
冒頭、ミュータント避難施設リーダーのジョンが、ミュータントとして慈善活動に携わっていたことと、軍人として戦地に赴いていたことがわかりました。
ミュータントだから軍人として重用されていたのか、それともミュータントなことは隠していての普通待遇の軍人だったのかまでは今のところわかりません。
ジョンの能力は普通の人には気づかれにくい能力だし。
そして、わたしはX-MENは未見なのでわからなかったのですが、何か重要な使命的なものも背負ってると。
クラリスのポータル(どこでもドア的な)能力が必要だったために、記憶を植え付けたことを本人に知られ、クラリスは一人激怒してどこかへ行ってしまいました。
色々なミュータントが出てきて様々な能力があるので応用は効きますが、彼女の瞬間移動できる能力はかなり重要な能力だったため、彼女が抜けてしまったのは痛いところですね。でも、施設にいることを無理強いはできないので、仕方ないです。
代わりに救出されたローナが戻ってきたわけですが、ローナは基本戦う気満々。
ミュータントたちで結束していざという時に力を発揮できるようそれぞれの能力強化の訓練を始めましたが、そのことが気に入らない姉弟のママ、ケイトリン。
子どもたちをミュータントの力を使わせない方向でなんとか生活をさせたいようで、『子どもは普通に生活させたい』と≪普通≫に暮らせてないから、みんなで隠れて生活しているミュータント自身に暴言。ですが、ミュータントに『わたしたちの普通はこれだ』と一蹴されてしまった。
そもそも、ミュータントであることを隠して社会に紛れて生活している人たちも一杯いると思うんですよね。アンディみたいに力が暴発しなければ、周りにばれることはないし、コントロールして、意図的に力を使わなければ人を傷つけるわけでもないのに、能力があるってだけで排除されるのもなんか納得できない部分ではある。
ローレンに気がありそうな男の子の能力なんて、幻影を作るってだけでしょ。
なぜ避難してる!って思うんだけど、そこはやっぱり能力のあるものは誇示してしまいたくなるものなのかなーと。
なので、ミュータントとわかった時点でミュータントじゃない人と同じ土俵に上がるのはもう無理なのかなと思ってしまいます。
差別、差別というけれど、やっぱりわかりあえない部分は存在するわけで。
わかりあえなくても理解できなくても、共存することは可能だと思うけど、そこはやっぱり人間なんで、お互い異質なものはやっぱり排除したくなるものなのでしょう。
そして、アンディとパパのくだり。
パパは、アンディがミュータントだとわかっても変わらず愛しい存在なんだと繰り返し訴えていました。
パパにちょっと猜疑心を抱いていた思春期のアンディも、ちょっとはパパに心を開いたようですね。そうは言ってもアンディはまだ子供だし。
一方、ローレンは逆にもうけっこう大人になってきているのに、親の過保護が気になる感じになってきました。
今はローレンのほうが母親に我慢して色々気をつかってうまくとりなしていますが、そのうち爆発するのかな(笑)
前回、記憶を操作されて娘を失う悲しみを二度味わうことになってしまったセンチネル課の刑事さんが、怒りと悲しみから怪しげな研究者と協力することにしてしまいましたね。
ミュータント同士の問題、家族問題、ミュータントの社会問題と色々盛り込まれすぎて話が飛び飛びになっている感はありますが、今後うまいことまとめてほしいと思います(笑)
第7話の感想はこちら ↓ ↓
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