『13の理由』第11話 カセット6:A面感想です。
いつもなんですけど『13の理由』と関係ない話を今からしばらくしますね。
最近、民放テレビをあんまり観ていないので最近の流行ってるお笑いとか全然わからないんですけど、基本的にお笑いが好きです。好きなのは、『東京03』とか、『ラバーガール』とか、『さらば青春の光』の同じ職場の人のライブに行った人が、ライブの内容について文句を言っているコントとかすごい好きで、漫才だったら『和牛』とか『アジアン』が割と好きなんですけど、これからするのは、もはやピン芸人と思っている人もいそうな「あるある言うよ、今から言うよ~」の替え歌で有名なレイザーラモンRGという吉本興業所属の芸人さんのお話です。
※知らない方もいるかと思うので、向かって左がHG、右がRG。
レイザーラモンというコンビの一人、HGがひと昔前に独特のキャラ設定で一世を風靡して、当時全く売れていなかった相方であるRGがHGの人気に乗っかり芸名を変え、あるあるの歌ネタや椿鬼奴さんとのコラボ、更には細川たかしのモノマネ(?)で徐々に人気が出てきて、HGの一発屋具合と反比例して、芸人としての立ち位置を獲得しました。
HGは元々差別的な芸名なのと、ネタもトークもつまんないので嫌いでしたが、RGの歌ネタは好きでした。
HGの流行りに乗ったとはいえ2人ともかなり差別的な芸名がずっと気にはなっていて、そのことが未だにとやかく言われていない日本ですが、そろそろ公然と批判されてもいい頃合いではないでしょうか。
HGが先般闇営業謹慎処分を受けたことを機に、ファンの方には大変申し訳ないですが、レイザーラモンは一旦解散して、RGはピン芸人として改名したほうがいいです。
このまま放置してると、そのうち絶対芸名叩かれるよー。
(こういうこと言っていると、レイザーラモンの漫才見たことないくせに・・とか言う人も必ず現れる(笑))
どうでもいい情報ですが、わたし、レイザーラモンが、【闇じゃない営業】をしているところに通りすがったことがあるのですが「あそこにHGとRGいるよ」と連れに言ったところ、RGはすぐ発見してくれました。ですが、HGも視界には入っていたようなんですが、例のコスチュームを着ていなかったので、誰だかわからず声も非常に小さかったので「一番左の背が凄く高い人だよ!」と説明しても訝しんでるぐらいの感じだったと付け加えておきます(笑)。
そして、何故、今になってRGの話をしているかというと、ずっと、RGのネタにガヤ芸人が『早く言えよ・・』ってRGの歌ネタ中にお約束的に突っ込んでる感じで、『13の理由』をずっと観ていて、やっとここに来て、【あるある】の正体が判明!!という瞬間までやってきたからです(笑)
前回、「これから聞くよっ!」とトニーに宣言したにも関わらず、「いや、待って、やっぱ無理かも・・」ってぐずついていた時は、さすがに「おーいっっ!!」ってべたにツッコミしそうになりましたが、1話かけて、クレイがぐずつくのかと思って心配していたところ、あと2話しかないってことで意外とテンポよく聞いてくれてそこは安心でした。
しかし、ずーーっと、アンチクレイで、ここまで来たわたしも(え・・それは、ちょっとハンナ、クレイかわいそうだよ・・)っていう展開で意外だったし、むしろクレイ死にたくなるだろ、って思ってたら案の定そうなってたし、本当になんだかよくわからなくなってきた・・。
第10話の感想はこちら
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~あらすじ(ネタバレあり)~
第11話 カセット6:A面『Tape 6, Side A』
Tape subject: Ostensibly Clay Jensen, for complying with Hannah's request to leave her alone at Jessica's party. However, Hannah is explicit in stating Clay is not included in the list, but is there because he must be, as he is part of the story.
クレイは、トニーの後押しでやっと自分のターンのハンナの物語を聞き、その真実を知り衝撃を受ける。トニーは、混乱するクレイを受け止めるが、クレイは心の整理をつけることができない。
ハンナは、ジェシカのパーティーでのクレイとの出来事を語っていた。
2人はジェフの後押しもあり急接近し、一歩進んだセクシャルな関係を築こうとしていたが、土壇場で今まで、周りの男子生徒にされた嫌なことを色々思い出したハンナはクレイを激しく拒絶した。激しく激昂するハンナになすすべがなく、部屋を出て行ったクレイ。しかしテープのハンナは「出て行ってほしくなかった」と語る。
その後、部屋で一人になったハンナのところにジャスティンとジェシカが入ってきて、ジェシカがブライスに暴行され、シェリはハンナを車に乗せて帰るところ標識を倒す事故を起こし、その交差点でジェフが死ぬことになったため、クレイは部屋を出て行ったことを激しく後悔する。
一方、テープの存在が知られることに怯えるジェシカだったが、どんどん情緒が不安定になっていき、ジャスティンも受け止めきれなくなってくる。
ジェシカがブライスを呼び出し、2人でいることを知ったジャスティンはブライスの家に行くと、ジェシカはハイになり賭けポーカーをして、ブライスにベタベタしていた。
ジェシカを連れ帰ろうとするジャスティンだが、言うことをきかないジェシカにとうとう、ブライスがジェシカにしたことをみんなの前で言ってしまう。
自分の部屋で泣いていたジェシカのところに来たメールの相手はブライスで、その内容は一言、「大丈夫か?」というものだった。
みんな、おかしい。
思春期ってあんなにおかしいものだったかなぁ・・。
さすがにもっと大人じゃなかった? 人による?
今、タイムマシンで自分の思春期を客観的に観ることになったらあんな感じなのかな、怖い・・。ホラーだわ。
今回はさすがにクレイ、かわいそうだったよ。
まず、ハンナ側から誘導して誘っているように見えたし、きちんと先に進めていいのか確認して同意をとったうえ、まだハンナを脱がせてもいない段階であんなに激しく拒絶されて出て行けって言われたらそうするしかないよな・・。
経験も浅く初めてかもしれないのに、頑張ってリードしてたように思えたし、自分なんかしたかな? って思って不安になるのが普通だと思うし、わたしがクレイでも(ハンナ、ひとりになりたいのかな・・)って思って出ていくよ。
あのとき何も話してくれなかったのに、死んでから「出て行ってほしくなかった」はさすがに都合よすぎない?
ハンナに全く同情できなかった。
けっこうクレイも頑張ってたと思うよ、食い下がってたもん。
出て行ってほしくなかったんだったら、もうちょっと早い段階でクレイに思いを吐露すればよかった。
そしたら、泣いてるハンナの肩を抱いてクレイは話を聞いてくれて、その後ハンナの望むロマンチックな関係も築けたと思うし、クレイのいう通りその後の色々な不幸を引き起こさなかったかもね。
特殊能力の話をしてたけど、特殊能力者じゃあるまいし、そこまで、気持ちわかんねーよ!! ってなったよね。
ハンナは自殺したから自分本位で色々語ってるし、ハンナ目線でこっちもドラマを観ているけど、今回クレイの立場になって考えてみると、ハンナとクレイをくっつけようと色々協力してくれたイケメンで性格もいいジェフ君のおかげで、やっと大好きなハンナとキスから先に進めそうだったのに、ハンナに激しく拒絶されてわけわかんないまんま、ジェシカの家から帰る道すがら、友達とわいわいやるタイプじゃないクレイにとってはいい友人の一人だったジェフが事故死しているところを発見したっていう衝撃的なことがあったうえ、翌朝目を腫らしたハンナに話しかけられてもなぁ・・。
「君は感情的過ぎる!」って言いたくもなるよね・・。
拒絶したことを謝るんじゃなくて、シェリのことをクレイに相談したかったんでしょう?
でも、あの時、ハンナがクレイに相談できてたらことがかなり大きくはなってたとは思うけど、あれはあれできちんと真実を明らかにした方が二次被害を色々防げたのかなぁ。
今回の事で非常に疑問だったのは、ブライスのことです。
ジェシカのこと、全く自覚がないみたいじゃん。
ジャスティンは、ジェシカのこと売ったクズだから全く同情してない(あんなことしておいて、子どもだからという言い訳は認めない)んだけど、ジャスティンが勇気をもってブライスの事を告発した時、当のブライスが一番キョトンとしてて、なにこの状況って思ったし、トドメはブライスのメールだよね。
ジャスティンをどけさせてジェシカを暴行したうえ、みんなの前であんなこと言われたのに、ブライスこそ「大丈夫か!?」(別の意味で)って思いました。
記憶がないか、事実げ捻じ曲げられているか、クレイみたいに確認してないのに同意があったとかいう都合のいい理屈なのか、頭がおかしいかのどれか、もしくは全部か。
このこともきちんと回収してもらえるんだろうなー。
勝手に始まっちゃう次のエピソードの感じだと、またそういうシーンがあるみたいだし、今度はハンナが被害者か・・。
やだなぁー、なんか・・。
クレイと一緒で、トニーの大人っぽさ(さすが実年齢アラサー)と包容力が心の支えです。
あと2話でシーズン1終わりですが、鉄の意思を持って、100%観ない方がいいと言われたシーズン2は今のところ観るつもりです(笑)
というわけで、それでは、また。
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