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【Netflix】グレイス&フランキー シーズン7のラストまで完走!最後は淋しくて淋しくて。

Netflix『グレイス&フランキー』シーズン7のファイナルまで全部見終えましたーー!!(涙)

 

まず、色々なドラマを見散らかして途中放棄しているなか、ファイナルまで観られたドラマがある、完走できるって実績を作れただけでも嬉しい。本当に嬉しい。

 

ありがとう、グレイス&フランキー。

 

最終話は胸がいっぱいになって、淋しくて淋しくてうるうるしていて正直話に集中してなかった。

 

メインキャストのグレイスのジェーン・フォンダ84才、フランキー役のリリー・トムリン82才、ソル役のサム・ウォーターストンは81才、そしてロバート役のマーティン・シーン82才とスタート時は70代だったものの、コロナ禍をはさみ全員80代に突入し全員最終エピに元気で登場して、ファイナルを迎えるなんて本当に本当に本当に感謝している(実際に撮影が終了したのは70代の人もいたかも)

 

本当にそれぞれ個性的で素敵な四人でした。

 

ところでこの記事を書こうとしてそれぞれの役者さんたちを検索していて、特に興味をひかれたのがグレイス役のジェーン・フォンダの人生です。

グレイスは繊細でありながら豪傑という役どころで、ヒッピーや活動家はどちらかというとフランキーのイメージでしたが、ウィキペディアがすごい読み応えがあったので、是非見てほしい~。

 

あと、美よ、美。

 

ja.wikipedia.org

 

 

実はコロナ初期のころ猛威をふるっていたときに、常に安否が脳裏の片隅にあったグレイス&フランキーのメンバーたち。

アメリカのコロナ訃報がとんでくるたびにハラハラしていた。

みんな高齢だし、撮影が延期になったり色々と不安要素も多く本当に心配だった。

 

大好きなドラマだし悲しい結末を迎えるのだけは本当に嫌だったんだよね…。

 

でも、誰も欠けずにみんなでゴールできた。

わたしも完走できた。

 

最終シーズンはあくまでコメディーなのでそこまでシリアスではありませんでしたが、老いや死に向かいあうシーズンでした。

突然襲ったコロナが、高齢者の多い出演者たちやスタッフたちにどれだけ影響を及ぼしたかと思うと計り知れないところがあると思います。

それに長く生きるということは楽しいことばかりではなく、多くの悲しいこともあったはずで。

でも、その悲しさがあった分今まで生きてきたという自負とかそういうのもあったのかなぁ。

 

わたしはあの年齢まで元気で生きてる気がしないし、彼らよりもだいぶ短い人生経験の中でそれでも「あの時こうしていれば」という後悔ばかりして生きているのでわからない。

 

でも、ドラマを観ていたら性格は簡単に変えられはしないけど、そういうのがもったいない気もした。

 

 

まーねー、彼らは成功してお金もあって、あの年まで演技できる健康な体があるからねー、とか言い出したらキリがないんですけど(笑)

彼らはその存在感で偶然ドラマを観ているわたしのような人に生きることは素晴らしいと力強くドラマで励ましてくれたなと思います。

 

命はひとつしかなくて有限でリセットボタンは押せないから。

 

 

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今回のファイナルシーズンでは、ソルとロバートのカップルのことも描かれてました。

大事な人が自分を忘れてしまうかもしれない、二人の大切な思い出を忘れてしまうかもしれないという恐怖と悲しみを「年だから仕方ない、愛してるから」と受け入れる器の大きいソルに涙しました。

 

本当にソルは全方向への愛が大きかったです。

ファッションもかっこよくて好きでした。

 

実際は、そんなドラマのような甘いものではないと思いますがコメディードラマだしいいと思いました。

 

そして、『グレイス&フランキー』は女同士の友情を中心に描かれたホームドラマではありましたが、このドラマの一番好きなところはグレイスとフランキーがあくまでカップルではなく【お互いにとってかけがえのない存在】であり続けたところです。

 

最後まで観たけど、家族…ともちょっと違ったと思った。

親友って言ってたけど、言葉にするとそうなんだろうけど親友ともちょっと違うんじゃないかなと思っていた。

 

これはあくまで個人的な好みの問題なんですけど【恋愛の愛が至上】みたいな流れに落とし込まれるのがあまり好きじゃないんです。

バディ関係の二人が恋愛関係になるのもあまり好きじゃなくて、理想はバディー関係は維持しつつ、恋愛は外でやってもらう形。

もしくは片思い程度にしてもらい両想いはさけるか、明確な線引きはさけてほしい。

におわせぐらいはまぁいい。

最悪くっついたとしてもできれば別れて元の関係に戻ってほしいとすら思うちょっと変わったタイプですので、このドラマは【恋愛感情を排除したうえでの人生でのパートナーシップ】を最後まで貫いてくれたのが本当に良かったと思っています。

 

恋愛関係にされるとちょっと萎えちゃうんですよねぇ(笑)

二人とも異性愛者だから、恋愛とかはないじゃん?当然でしょ?っていうポイントではなくて、お互いをそういう対象として見てないっていうところがいいのです。

うまく言葉で説明できないけど。

 

恋愛感情はないけど、自分の人生に必要だと思える人と過ごすことの大切さやありがたさを芯を一本通して描いてくれたので本当に良かったと思います。

 

なんか最後は思ってたより感無量になって自分でも驚きましたが(笑)

シーズンファイナルを迎える喜びを実感したので、放置しているドラマを進める気にもなれました。

 

また、彼女たちの元気な姿を別の形でみられるように願ってやみません。

 

あ、最後クライマックスシーンにキャンバスの前で着ていたファッションすごくかっこよくて大好き!ってなったフランキー。

イカットのコンバース、本当に素敵でした。

 

それでは、また。

 

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