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【Netflix】『100人の回答』”人”とは一体なにか!?人体の不思議や本音を、えげつない実験と科学の側面からスピーディーに描くバラエティー。

 面白くて週末に一気見してしまった。

Netflixオリジナル『100人の回答』(100humans)。

タイトルが、100Peopoleじゃなく、100humans なのが、センスあると思った。 

 

Netflixのリアリティーショーなのかな? ドキュメンタリーの一種なのかな。

わたしは『ためしてガ○テン』系のバラエティー番組だと思うのでバラエティーとさせてください。

そもそも、この番組を面白そう打と思ったきっかけは、頼んでないのにホーム画面でネトフリが勝手に流してくる予告。

 

トイレに座った老若男女が、トイレットペーパーを手にし、巻き方や拭き方を白衣の女性に力説しているシーンを見て、面白そうだなと思ったのがきっかけだったのですが、観てみると思いのほか、科学や、科学で解明できない部分に切り込んだり、差別や人間心理、性差、どうにもできない肉体の衰えや、老い、果ては美醜がもたらす人生の特権にまで迫ったりと、えげつない感じと予想と違う意外な結果が非常にハマりました。

 

 ※予告もこちらから

www.netflix.com

 

1エピソード30分程度から40分ぐらいなので、さくさく観られたのもよかった。

 

科学、心理学、実験、そして専門家の話と盛りだくさんの内容で、日本のバラエティーのように1つの事案を引っ張りつつ結論を長引かせるスタイルではなく、1エピソードの中にそれぞれのエピソードテーマに沿った実験を何個も取り入れて、そこまで深掘りせずにさっと結論を導き、視聴者の思考や思想にに訴えかけるとともに、次々目線が変わるので飽きなかったです。

 

そして、このバラエティーの主役の【100humans】。

ジェンダー、年齢、人種、セクシャリティー、職種と様々な100人に同じ服を着せて無作為にグループ分け、もしくは候補者を募り、様々な人体実験がスピーディーに展開していく。

いくらのギャラで契約したかは定かではないですが、家族や友人と引き離され一つの施設に、数週間も缶詰にされた年齢やジェンダーも様々な100人の被験者たち。

 

シーズンが佳境に差し掛かってきたころには、MCが「ワンハウンドレッドヒューマンズ~!」と呼びかける声に思わず「Yeah~!!」

とテレビに返事をしていた(笑)

 

けっこう過酷な実験が繰り広げられていたにもかかわらず、シーズンラストのep8を観るころには、淋しくなり、わたしもあれに参加したかったな・・と思うまでになっていました。

 

というわけで、個人的に印象深かったエピソードも含めて、どんな実験が繰り広げられていたのか下記にご紹介していきます。 

 

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・エピソード1

 

人はどんなことに性的魅力を感じるかということをテーマに様々な実験を繰り広げました。

ダンスが上手い人は生殖能力が高いというのは本当か。

制服で魅力はアップするか。

日本人は制服が好きだけど、アメリカ人もやっぱりそうなんだーと思うとともに、数人の役者さんに様々な職業の制服、普段着を衣装のみを入れ替えて、全く同じ話をさせ、被験者の反応を見るのが非常に興味深かったです。

これが面白かったので、エピソード2も勝手に始まったので観てしまった。

 

・エピソード2

 

20代、30代、40代、50代、60代以上のチームに分けて、チーム戦を繰り広げ、どの世代が一番有能か調べる回。

この回は、ゲーム的な感じがあって非常に面白かったです。

自分の世代はもちろんのこと【推し世代】を応援するのが楽しかったです。

意外な結果になりますので、お勧めな回。

 

・エピソード3

 

男女がどちらが有能か性差を調べる回です。

トランスジェンダーの方は自称の性でいいというのがNetflixぽい配慮。

マルチタスクは本当に女性の方が得意なのか、という実験は腹を抱えて笑った。

ちなみにわたしは女性ですが、割とマルチタスクは得意な方です(笑)

 

・エピソード4

 

偏見、差別、固定観念を抉る回。

この真ん中に持ってきたエピソード4が、この『100人の回答』という番組が一番、気合を入れて作った回だと思う。

そのため、実験が一番シリアスでシビアで、被験者を泣かしていたし、わたしも泣きそうになった、というか泣いた。

冒頭、ほとんどの人たちは「自分には偏見がない」と主張したにも関わらず、次々と本音が出てくるので、観てるこっちのメンタルがやられたけど、この回は、全人類が観たほうがいいと思った。

ルッキズム、男女、セクシャリティー、方言、そして人種。

同じ女優さんが、違う方言で同じ内容を3種類話したのに、それぞれの方言の女性に全く違う印象を被験者が抱いたのも興味深かったな。

その背景には、悲しい歴史が含まれていることも含めて。

 

・エピソード5

 

褒めて伸ばすか、厳しくほんとのことを言うのか。

 

ものすごい顕著な結果です。

もっと、人によってバラバラな結果になるかと思っていたので、けっこう驚愕でした。

子育て中の方、会社で部下を教育中の方必見の回だったと思う。

 

・エピソード6

 

幸せとは何か。

人間はやる気と報酬(お金)は比例するのか。

賞金がかかっているチームとかかっていないチーム、どちらが成果を出すことができるのか。

わたしは、お金のためだけに仕事していますが、本当にやる気はゼロですね(笑)

ブログは、全く稼げていないし辛いこともあるけど楽しいから何年も続いてる。

 

・エピソード7

 

加齢臭の話(笑)

 

・エピソード8

 

出演者の疑問に答える形で実験する回。

最終エピソードなので、ほんわかしていた(笑)

 

と、以上シーズン1の総評はかなりざっくりとしてますがこんな感じです。

ネタバレできないので、かなりぼんやりした感じになっていますが、雰囲気は伝わったと思います。

やはりエピソード4はかなり強烈でしたね。

今後の人生での対人関係に影響を及ぼすと思います。

わたしはアメリカ人ではないので、国民性の違いや文化の違いはもちろんあるとは思いますが、世界のHumansの一人として、学ぶべきことが多い番組でした。

 

アメリカのテレビ番組なので、個性的なキャラクターが推されていたり、多少のやらせや演出はあったとしても、非常に楽しめました。

シーズン2があったら是非視聴したいです。

リアリティーショーでも、ドキュメンタリーでもない新しいジャンルに手を広げてしまって、もう収拾がつきません。

 

とか言っておきながら、次に観たいのは、これかなー。 

 

www.netflix.com

 

 

というわけで、それではまた!

 

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※ヒューマン、ヒューマン言ってるとどうしても思い出してしまう。

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