『窓辺の女の向かいの家の女』完走しました!
タイトル出オチ!!(笑)
日本語的に変だし【の】を使いすぎだし『窓辺の女 と 向かいの家の女』じゃないのかよっ!っていう違和感を感じますよね。
原題は『The Woman in the House Across the Street from the Girl in the Window』となっており、google翻訳にかけると『窓際の少女から通りを挟んだ向かいの家の女』
で、(だよねぇ・・・)ってなりました。
オープニングに原題が流れているので気になってたんです。
まー、わたしの英語力では解読は無理なんで気になったまま放置していたんですけど(笑)
フォロワーさんで観ている人が多かったので観てしまったのですが、色々中途半端で、設定過多ではありましたが、みなさんがいうほどつまんなくはなかったです(笑)
1話が短いし、集中しなくても観られる内容だったのでするーっと見られました。
人に勧めるほどではないですが、観て後悔するレベルでもないと思いますので気になった方はぜひ。
ここからは作品の解説(?)と感想です。
主演は『アナと雪の女王』のアナの声をやっているクリスティン・ベル。
海外ドラマ勢には『グッド・プレイス』の人と言ったほうがわかりやすいでしょうか。
あとは、脇役では『アンブレラ・アカデミー』のヘイゼル、『マインド・ハンター』のエドでネトフリ勢ではおなじみの身長2メートル俳優、キャメロン・ブリットンが出演していました。
3年前に8才(?)の娘を失い立ち直れずにアルコールに依存しているアナの家の向かいの家に父子家庭が引っ越してきたことから生じるご近所トラブルミステリー。
アナは作中、何度も【キャセロール】という料理を作り、それを容器ごと落として割るのですがだんだん食べたことのないキャセロールを食べたくなるという不思議な物語でした。
というわけで、キャセロールのレシピをご紹介します!
調べてみると不味くなる要素がない美味しそうなお料理です。
基本的にはホワイトソースで具材をからめてオーブンで焼く料理を全般的にキャセロールと呼んでいる感じ。
しかし、基本的にはおおざっぱなレシピな分各ご家庭でかなり味が違うんじゃないかという気がしました。
作中でのアナはキャンベルのクリームマッシュルームっぽいのをどぼどぼ入れてたけど、キャンベルを使うのは王道みたい。
ドラマのせいで、チキンとキャベツのイメージがあったキャセロールですが、各メーカーやレシピサイトは多種多様。
クラシル
おいしいアメリカ
と本当にバラエティーに富んでいます。
最近、じゃがいもにハマってるからじゃがいものキャセロールが気になるなぁー。
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アナが同じキャセロールの容器を何個も落としてましたが、そんな軽々しく落とす値段じゃないな(笑)
近所の人に褒められるレベルならこれぐらいだと思う。
でも、お金には全く困ってなさそうだったので、このぐらいはダ〇ソーの皿ぐらいの感覚なのかもしれない。
それにしても、最初から最後までキャセロール一辺倒でしたね!
そもそもそんなにシリアスな雰囲気では観てなくて平日休んだときの土曜ワイド劇場の再放送のような気持ちで見ていました。
お昼休みに一人でご飯食べながら観るのにほんとうにちょうどよかった。
そこそこ展開に動きがあり、短くてそんなに深く考える必要がない。
そして、迎えた最終エピソードはあまりの突飛展開にげらげら笑ってました。
既視感ある気もしたけど、なんていうかやっぱり土ワイ的な感じだった(笑)
重くて重厚なものも人生に潤いを与えてくれるし、自分が賢くなった気がするので好きなんですが、こういう感じの作品が心の隙間にピタッとハマることがあるんです。
そして!
最終エピソードのアクションさ、割とすごかったよね?
ダブルさんとかいそうな感じの動きだった。
すごい真剣に見ちゃったもん。
突飛にすればいいってもんじゃないよなーとも思ったんだけど、序盤から娘が死んだ理由とか、そこまでの突飛展開にしなくてもよくない!? っていうような設定だったし、その割にはそこまで主人公と夫がそこまで病んでないな、メンタル強いなっていう感じだったし、そういえば唐突な長尺のラブシーンも笑った(笑)
わたし、このラブシーンの視聴時通勤中でこみっこみの電車内に居たんですよ。
運よく座れて両隣のダウンコートでみちみちの状態でタブレットで観ていて。
ラブシーン始まりそうな勢いだったけど、こんなドラマでそこまでやらないよなと思っていたら思いのほか激しくてしかもなかなか終わらなくて。
どんなドラマも電車内で観ていましたが、さすがにここまで長引くラブシーンを電車で観たのは初めての経験で、これは公共の場での違法行為なのでは!?ってちょっとドキドキしたけど平静を装っていたほうがマシかなと思ったし、実際にはわたしの画面は誰もみておらず自分の画面を見ていたので、努めて平静を装っていました(笑)
だけど、なんでこんなにラブシーン長かったの?(笑)
今思うと不必要なシーンナンバーワンだと思う。
そして、冒頭でも触れましたがこのドラマのタイトル。
最後まで見ると翻訳の方がタイトルを直訳しなかったことに作品への配慮と仕事へのプライドを感じました。
実際、リサをアナがgirlと口に出しているシーンがあり【小娘】みたいな意味合いでgirlを使うことがあるんだなぁーと思ったんですよ。
やっぱりアナとリサの物語なんだなと。
ただ、girlは英語圏ネイティブかそのレベルと同程度ならリサを想定できても、わたしにとってのgirlはやっぱりJKぐらいまでなので【女】と訳したのはさすがプロ。
でも、もし一般的なgirlの【少女】と訳されていたとして、日本人の大多数がアナと少女の物語だと想定して観ていたら、それはそれでホラー要素、もしくはミステリー要素がプラスされて面白い要素になった気がするんですよね。
土曜ワイド劇場みたいに犯人っぽい人が作中にトラップとしてちりばめられていたじゃないですか。
たぶん、そういう少女を想定して視聴できた人もいるんだろうなぁと思うとそれはそれで違った感想になったかなと思います。
最後の最後に大団円になって、悪役がみんないい人になって主人公に謝りにきてハッピーエンドで終わるのと、飛行機の一件で次回の事件の予感をさせるのも二時間ミステリーっぽい感じの緩さでよかったなと思いました。
リミテッドシリーズって書いていなかったので、もしかしたら続編もある感じなの?(笑)
もし更新されたら観ちゃうかもしんないなー。
というわけで、誰かキャセロール作ってみてください!
それでは、また。
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