たま欄

映画、海外ドラマ、本、時々日常。

映画館で映画を観るということ。マーベル映画のリバイバル上映に行ってきたのでwithコロナでの映画館の現状をお伝えします。

これはあくまで個人的な映画館体験での感想で、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、未だ東京では休業要請の全面解除の決定が下されておらず、新型コロナウイルスの新規感染者が2桁報告されている段階(2020.6.15)での映画館での鑑賞体験記録です。

 

正直、まだまだ油断する段階ではないと個人的には思いますし、来年オリンピックをやりたいがためと、経済的損失を補うために規制を緩くしている可能性も否定できるわけではないので、不要不急の外出を推奨するものでは決してありません。

 

ただ、週末の映画鑑賞で、生きる糧である映画を環境のいいスクリーンで上映してくれる存在である、大好きな場所な映画館が、思い出のたくさんある映画館が、何か所か潰れてしまうかもしれない・・という今まで感じたことのない危機感と覚悟を持ったため、withコロナ下での映画鑑賞体験期をつらつらと書いていきたいと思います。

 

わたしは比較的首都圏住まいで【そこで上映していれば、そこに行きたい】という、映画館の優先順位はあれど、各々のスクリーンのスケジュールや時間、字幕吹替の有無、3DやIMAXなどの特殊性なども含めて好みのものを観たいと思えば行けるシネコンが、よくよく考えてみると6か所ありました。

6個目は、できれば行きたくないけどそこでしかやらないものも稀にあり、やむなく年に1回ぐらい行く程度のところなのでそこを外したとしても5か所はある。

 

そのうち、メインで使っているのは4か所という映画好きには比較的恵まれた環境にありました、今までは。

 

でも、そのうち1~2か所はなくなってもおかしくないな、と切実に思っています。

 

こんなこと今までも思ったことなかったけど、さすがにヤバい状況です。

ミニシアターではなく、資本の大きいシネコンです。しかも首都圏の。

地方の不採算劇場を閉めざるを得ないというところも出てきそう。

 

首都圏、およびその近郊は日本のコロナの中心地だったので、関西より遅れて緊急事態宣言が段階的に解除され始め、休業を余儀なくされていた映画館も開けるところが6月になってポツポツ増えてきました。

 

Twitterの情報で、初代アベンジャーズなどのマーベルシネマティックユニバース系のリバイバル上映が関西地方で上映されるという情報を聞きつけ、マーベル映画デビューが遅かったわたしは、劇場で観られていない作品が多数あったため、羨ましくてしょうがなく、首都圏での発表を今か今かと待っていたのですが、その情報から二週間ぐらい遅れて、最寄りの映画館でもリバイバルをやるという情報を得ました。

ほとんどの作品は、劇場で観たことのない作品でした。

 

ラインナップに謎な部分はあったものの、ぜいたくは言ってられないし、全部観ようと思っていました。

特にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの2からデビューだったわたしは、1作目を劇場で観られることを知って、大興奮。

もうたぶん生きている間に劇場では見られないと思うので、わたしにとってはオリンピックより、断然マーベル映画です。

 

そもそもコロナ禍での状況でも電車に乗って通勤し、普通に仕事をしていたわたしにとっては、電車通勤の人の量、緊急事態宣言中の外の様子、だんだんと自粛を自主的に解除していくお店たちを時系列に見ていたため、浦島太郎感は一切なく普通に映画館に足を運んだのですが、それでも驚きを隠せない、映画館の様子。

 

人が全然居ない・・・。

 

ロビーがシーンとしている。

週末の真昼間とは思えない。

 

3作品観たのですが、そのうち2作品でシネコンの中でも大きい方のスクリーンを貸し切りにしてしまった。

1作目に観た『アベンジャーズ』もたぶん全部入れて5人ぐらいだった。

 

最初の貸し切りは、ものすごい幸運だと思ってテンション上がったけど、2回目は危機感が襲ってきてちょっと怖かったです。

張り切って、インポートのマーベルTを着ていったのに、誰にも見てもらえなかった悲しみ。

 

いくらリバイバル上映とはいえ、こんな現状なんだ・・と。

焦って映画館にお金を落とそうと思い、いつもはそこの映画館ではいくら勧誘されても断固として入会しなかった年会費の必要な会員になったりしてしまった。

そりゃあ、映画館のチケット売り場の人がいつになく、釈迦の微笑みで対応してくれたわけだ・・(いつもは、忙しいからか、誰が対応してもその劇場の受付は若干キレてる)

 

ちなみに劇場は、電車なんかより断然対策が取られていて、3密なんかになりようがなく、徹底した感染症対策をしていました。

 

チケット販売所のビニールシート、ソーシャルディスタンスを保つための立ち位置の目印はもちろんのこと、

 

チケットの半券はもぎりなし。

目視で確認のみ。

 

そして、座席は、ジグザグにしか取れなくなっている。

前後左右は空いた状態。

連れがいても隣に座れません。

座れない一個一個の席に、でっかいラミネートされた【ここは座れません】の椅子サイズの張り紙が施されていて、その手間とコストに泣いた。

 

上映前の注意も、飲食時以外は鑑賞中のマスク着用を促され、元々お喋りは禁止ですが、飛沫の関係で喋らないように言われます。

 

そして、上映後は、劇場スタッフが座った席を消毒しているようでした。

 

電車なんか、窓あけてるだけで、誰が座って降りようが、ドアにもたれかかろうが、手すり掴もうが一回一回消毒しないし、ソーシャルディスタンスなんて保ててなくて座席もみっちりだし、半袖が増えて汗ばんだ素肌が触れあちゃってる人たちもいるし、喋る人は喋っていて、世間では電車のリスクは徹底的に無視なのに、映画館はこんなに対策取らされているなんて、ちょっと理不尽だとすら思いました。

 

毎日毎日乗っている電車より、断然安全な空間だとしか思えなかった。 

電車は、未だにテレワーク推奨のアナウンスだけで何故消毒しなくていいのか。

テレワーク出来ないから電車に乗っているのに、推奨されてもどうしたら・・って泣きたくなるだけだったよ。

こんなさなかに電車に乗るのは、ヒューマンじゃないのか、AIか、ロボットか!? って書いているうちにだんだん腹が立ってきました。

 

ジグザグ座席と、マスク着用で、鑑賞中の私語や後ろの人からキックされるリスクも減るので、落ち着いて鑑賞できるという安心感もありました・・っていうか、三回のうち二回は貸し切りだったしね・・。

 

 というわけで、徹底した感染対策をしてある劇場において、貸し切りだったからというわけではなく、改めて【劇場で映画を観る】ということの魅力を今回感じたので、その部分も含めて雑感を書いていきたいと思います。

 

ここからはあくまで蛇足なので、読まなくても全然いいです。

 

<広告>

 

 

今回、わたしが劇場で観た作品は、家のテレビで一度と言わず、二度、三度と観ている作品たちでした。

 

通常、劇場での上映を見逃した作品は、劇場ではよっぽどのこと(特別な企画など)がないと観られないものですが、その特別な企画がコロナの影響でやってきたわけです。

 

なんとか無事に生きててよかったと思いました。

仕事もメンタル崩壊させながら薬とか飲みつつ頑張ってきた甲斐があったなと。

 

このチャンスを逃す理由はないので、なんとしてでも全作品観るつもりで臨みました。

 

一日の上映本数も少なく、仕事もあったので、かなり頑張ったスケジュールになりましたが、頑張ってよかった、劇場で観られてよかったって心から思ったんです。

 

作品自体が劇場で観る用の作品なことを差っ引いたとしても、テレビと劇場の『アベンジャーズ』(他)は別物すぎた。

何度も観ている作品だから、もちろん話はわかっているし、もう最後まで終わっているので、完全なネタバレを知った上で観たわけです。

 

※ここからは、しばらくはわかる人にしかわからない言語でお送りします。

 

ここから→ シールドの船の巨大さ、ハルクバスターの存在感やかっこよさ、ハルクとナターシャとの愛のやりとり(ハルクの手がすごく大きくて、どアップで感動)、チタウリ軍の怪物やウルトロンの造形美、ソコヴィア浮遊の悲劇・・などなど、もう語りつくせない。←ここまで

 

大感動でした。

 

響き渡る音も家とは全然違うし、臨場感がこんなに違うものかと。

あと、今後の展開を全て知っているからこそ、腹が立ったり、悔しくて泣いたりもした(笑)

 

映画を観るためだけの空間で、大画面と大音響で映画を観るということは、作品のストーリーを追うだけではない、映画視聴ではなく、映画体験だっていうことはもちろん知ってはいて、今の時代新作だってちょっと待てばVODやレンタルで観れば安く見られるのはわかっているのに、劇場マナーが悪い人たちに辟易としながらも、映画体験がしたくて、そこそこのお金を費やして映画館に通っていたんだけど、劇場通いはわたしには日常すぎて、ありがたみを忘れていたみたい。

 

このコロナ禍の影響で、多かれ少なかれほぼ全職種になんかしらの影響があって、休業要請が完全に解除されてから来年までの間にジワジワとその影響が出てくる会社もたぶん多くて、わたしも今の仕事がなくなって、1年後は違う仕事をしているかもしれない。

 

それでも、劇場に映画を観に行くのはやめたくないんです。

好きな作品は映画館で観たい。

仕事は変われても映画を観ることはたぶん一生やめられないので、映画館にはぜひとも頑張ってほしいです。

 

この自粛で、動画配信の便利さに気付いて家で映画やドラマを観る人が増えたと思う。

映画館にわざわざ行かなくても、劇場派だった人も、家で観た方が感染リスクに気を付けなくていいし、マナー悪い人もいなくて自由でいいし~って人ももちろん増えたと思う。

 

わかる、わかる、すごいわかる。

わたしも家で観るのも大好き。

でも、劇場で観るのは別物なんです。

 

貸し切りも贅沢で嬉しいけど、ものすごくもったいなく感じるので、次は適当な人数で観たいな。

 

『ブラック・ウィドウ』すごく、すごく楽しみです。

第二波とかで、また劇場が閉まらないように、今後も感染に充分気を付けて免疫力を高めて過ごしてくださいね。

 

わたしも気を付けます。

それでは、また。

 

※ インフィニティー・ウォーだけでもリバイバルやってくれないかな・・。

 エンドゲームは・・いいや(笑)

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (字幕版)

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー (字幕版)

  • 発売日: 2018/07/11
  • メディア: Prime Video
 

 

<広告>