勧められた『呪術廻戦』を観ています。
なんと、リアタイまで追いつきました。
少年ジャンプ系の線量の多い絵柄の漫画は苦手としていたわたしですが、呪術は大丈夫でした。
好きな海外ドラマすらきちんと見られていない今、なぜ『呪術廻戦』なのか。
・アニメは1話20分ちょっとと尺が短い
・呪術は内容が好みだった(特に前半部)
・大好きなマーベルとの類似点が多々見られる
ということが主な理由です。
あと、負の感情が根底にあるっていうの、根暗なわたしにはピッタリ。
『呪術廻戦』と、アベンジャーズ系のマーベル映画や海外ドラマとのネタの類似点があるからといって、怒っているわけでは全然ないです。
むしろすごい楽しんでいて、この記事は呪術を好きな人にマーベルを布教しようとしている記事になります。
こんなに類似点があるよ!
マーベルも楽しいよ!
マーベルも見よう?
っていう思いを伝えたいだけです。
なので、呪術を観ていない人にはネタバレがあるかもしれないので注意してください。
あと、マーベル派の人にも小ネタ拾いで、ぜひ呪術を見てほしいので、なるべく書かないようにはしますね。
それにしてもさ、いきなり蛇足だけど、声優さん泣かせのアニメだよね。
「ジュジュツシ」を噛んだって、何度か思ったもんね(笑)
ジュジュツはともかく、ジュジュツシを流れの中で綺麗に言う、演技しながら美しく発音するの難しいよねー。
しかも、いう前に噛んだらどうしようって緊張するしね。
逆に、美しく言っている人は「おーっ!」って感動してるし、なんか好きになる。
職人ラヴ。
ちなみに、ここまで見て好きなキャラクターは、伊地知さんとパンダ先輩。
最初、まさかの人生初のジャンプ主人公が推しになるか!? とも思ったんだけど、今は普通。
スクナが最強だしイケボすぎてすごく好きなんだけど、出番少ないからもういいってなってきてる(笑)
伊地知さんは、ナレーション上手いし、声も好きだわー。
一回でいいから、呪霊を払うところを見てみたいです。
パンダ先輩は、俗にいうパンダ自体は目が笑ってないし、熊だから怖いのであまり好きじゃないけど、パンダ先輩は喋るから好き(笑)
パンダ先輩の回はちょっと泣いた。
というわけで、好きなキャラクターを少し語らせていただいたところで、マーベルの話に移りますね。
ちなみに1話から「え、これ作者絶対マーベル好きでしょ」って思っていたけど、トドメを刺したのはセバスチャン・スタン(マーベル映画、キャプテン・アメリカやアベンジャーズなどに出演。現在は、マーベルドラマ『ファルコン&ウインター・ソルジャー』のウィンター・ソルジャーとして出演の俳優)の名前を出してきたことでした。
だって、ジャンプ読んでて、しかもマーベル観てない人でセバスタ知ってる人なんてかなり少ないでしょってなったし、ウィンター・ソルジャー好きなんだね(笑)
そして、作者ご本人のことは名前すら存じ上げない(調べなさい!)レベルなので、本当にマーベルや海外ドラマが好きかどうかはわからないし、あくまでマーベル映画を布教したいだけで、ご本人に迷惑をかけるつもりは一切ないので、そこのこところはご理解をお願いしたいと思います。
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ヴェノムじゃん! っていうのが多分ep1を観た感想だった。
ヴェノムはすごくかわいいんですよ。
結局は主人公を助けちゃう感じとか、虎杖と宿儺の関係性にヴェノムみを感じます。
ヴェノムも好きなので、そこが呪術にハマった理由です。
ちなみに虎杖の好きなジェニファー・ローレンス。
タッパとケツのでかい女。
もちろん、顔も美しいですよ。
わたしは彼女の作品は『世界に一つのプレイブック』が好きですけど、ジェニファーの相手役のブラッドリー・クーパーは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に出てるし、ジェニファー・ローレンスは、もちろんマーベルの『X-MEN』に出てる。
(宇宙人ぽい見た目のキャラクターなのでリンクは割愛)
・五条先生がニック・フューリーとストレンジの師匠っぽい
今までの作品のヒーローが集まった映画『アベンジャーズ』。
それを命名したのが、シールドという団体の幹部である、ニック・フューリーという人物です。
左目に黒い眼帯してる。
ヒーローを集めて、統率するのが彼の役目であり、いざというときに助けに来てくれたりもする。
そして『ドクター・ストレンジ』という、外科医が魔術師(?)になり、悪と戦う作品に、主人公のドクター・ストレンジを指導する師匠が出てくるんですね。
生きる芸術、ティルダ・スウィントン様(女性)が演じておられます。
昼寝する姿が美術館に展示されたこともあるから、比喩ではない。
五条先生に似てない!?
ティルダ様は役によって髪色も変わるけど、瞳の色は緑なんだよね。
この写真がモデルの気がするぐらい目の色とか似てる。
仕事はフューリー、性格はデッド・プールなんだけどさ。
このストレンジの呪術というか魔術というかは、東洋っぽい感じのやつで魔法陣だったり、時空をゆがめたり領域展開みたいなこともするんですよねー。
既視感あると思ったら、ストレンジだったってなったんですね。
五条先生のファンの方、ぜひ『ドクター・ストレンジ』みてみてください。
・マーベルのヴィラン(悪役)っぽい人々
わたし、普段はジャンプ系は見ないしよく知らないんですが、ウルトロンっていう悪役がマーベルの悪役の中で一番好きなんです。
ウルトロンも自分の中の正義があって、それが至上っていう意識で動いています。
あと一回の戦いで払えない、しつこい特級呪霊がアベンジャーズっぽいです。
五条、一回で払えよ!的な。
アベンジャーズも、最終兵器の使いどころがちょっとおかしいので。
ちなみに、メカ丸の見た目はウルトロンとグルート(大)という木の生物を足して2で割った感じで、花御はマイティ・ソーの2に出てくるヘラとグルートを足して2で割った感じです。
グルートのこと、どんだけ好きなの(笑)
狗巻がおにぎりの具しかしゃべんないのもグルートからでしょ、かなりの確率で!
ちなみに、ヘラはこちらも生きる色気であらせられる、ケイト・ブランシェット様が演じておられます。
花御の声が大人の女性だったので、ヘラだなーと思った。
それぞれのリンクを押すと、可愛いグルートと美しいヘラ様がみられます。
・マキ先輩とマイちゃんがガモーラとネビュラ
結局、作者の推しは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』なんだなって確信した。
一応、一通り見て箱ではあると思うけど、グルートしかりでガーディアンズ好きが漏れ出ちゃってたもん。
ガーディアンズ好き、ネビュラたん大好きなわたしのことはごまかせない!(笑)
ガモーラとネビュラは血が繋がってないけど、こっちは双子(?)。
マキ先輩のたたずまいも、どことなくガモーラっぽいし、髪の毛は緑で眼鏡は紫。
女性陣のなかではマキ先輩が好き。
ちなみに、海外ドラマ『ルシファー』で女子会やる回があって大好きなエピソードなんですが、マキ先輩がルシファーのメイズみたいな台詞を言うところがあって「わたしのクズをクズって言うな!」みたいな(笑)
そのシーンは大好きなので覚えてました。
野薔薇を助けに来た瞬間に、そのことを思い出した。
それで「この人はアベンジャーズだけじゃなくて、ドラマも観る系かも?」 って思いました。
とにかく、わたしなみに海外カブれの匂いを感じる。
細かいことを言い出せばまだあるんだけど、アクションシーンの既視感とかさ。
パンダ先輩がハルクっぽいとか、野薔薇がハンマー振り回してるか。
それは、もはやどのアクションものでも同じような気がするから、わたしがこじつけたいだけー(笑)
ここからは、物語としての個人的な作品の感想と、今後の期待についてのお話です。
わたしはアニメは初心者なので、声優さんについてはよく知らないのですが、老化で若手の男性の声優さんがみんな同じ声に聞こえる。
そこまで多い登場人物ってわけでもないのに、声で区別がつかないのには参った。
この作品、登場人物の年齢層が割と幅広いじゃないですか。
若者から老人まで。
若い人ばかり出るアニメだと気づきにくいのかもしれないですが、声優さんのキャリアの差が歴然になっている。
活舌の問題ももちろんあるけど、演技力の問題?
多分特級呪霊の一つ目の妖怪みたいな形の声優さん、すごいベテランの人だと思うんですよ。
聞いたことある声なんです。
さすがの貫禄で、戦闘シーンでのモノローグとか状況がよくわかって楽しく見られたのですが、若いツギハギって言われている呪霊の真人役の声優さんのターン、何話も続いて長かったのもあるし、演技が単調で見ているのがしんどかった。
一緒にいるおでこが割れているリーダー格の人のほうが、ちょっと喋りはうまい気はするんだけど、声が似ていて同じシーンでやり取りしていると、どっちがしゃべってるのかわかんなくなる。
キャラクターとしては、真人はナナミンが言うとおり、子供なんだろう。
なので、幼稚なのはしょうがないとしても、イきり方がわかりにくいし、あそこまでの呪霊になるにはそれなりの事情があったんだと思うから、メリハリをつけてくれてたらなぁ。
そもそもわかりにくい魂のくだりとか、よくわかんなかったし、いまだにわかんない。話が入ってこなかったから、ボーッと流し見してしまった。
けっこう難しい話をごちゃごちゃ語るシーンが多いアニメだけど、うまい人が語ってると状況が理解できる。
東堂先輩の語りは理解できてホッとした。
真人の人は、人気のある声優さんだろうから、こんなこと言って毒マロとか届いたらどうしようって正直ビクビクしてるのですが、ラスボスとして今後やっていくのなら、本当に頑張ってほしい!
まだ終わるまで多分時間あるから、演技頑張って、マジで。
アニメは、声優さんの演技力で面白さ変わるって心底思ったよ。
(絵が破壊的に芸術的なジブリは例外)
応援してるからこそ、頑張ってほしいと思う。
頼む。
せっかくここまで見たんだから、挫折したくない。
そして、話はもっとテンポよく!
リアタイ追いついたのですが、スクナの取り込み遅くない?(驚)
わたし、けっこういい年なので生きてるうちにきちんと終わる?
おそらく五条が頭切った陰陽師の人との確執なんかも含めて、五条の過去とかすごく楽しみにしてるよ?
そして、この作品をすごく評価している点は、日本の作品にしては珍しくジェンダーやルッキズムや差別に対して提起はしてるんだけど、わたしが若いときのジャンプの感じがない。
作者が同世代なことはちょいちょい感じていて、これ、今の若い人わかるネタ? 五条先生、もしかしたらわたしより年上なんじゃ・・・と思うことも1度や2度じゃないんですけど、作者が同世代な男性だとすると、現代の言葉でいえばかなり意識がアップデートされている人だと感じる。
好きな女のタイプを聞く東堂は虎杖に「男でもいいぜ」と言った。
(そして、伏黒の答えは本当につまんなかった(笑))
主人公は、差別とかしないタイプだし、そういうのにそもそも興味ないし、女の子のピンチに女の子が助けに来たりするし、能力に差はあっても力に差がない。
魔女ちゃんが「男はいいけど、女だから、見た目も能力も完璧じゃなきゃダメなの!」って言うシーンがあって、確かにいまだにそういう場面も多いけど、野薔薇がうるせーって一蹴した。
少年ジャンプなのだから別に”少年”に寄ってもいいのに、敢えて読む少年に【現代のかっこよさ】みたいなものを作品を通じて表現していることで、時代がどんどん変わっていくといいと思う。
人種、性差、見た目、生き方、考え方、そういうのをごちゃまぜにした良さ、フラットに見られる目というのを若いうちから身に着けられたら最強なんじゃないかな。
ちなみに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はそういう作品!←まだ言う。
虎杖のキャラクターはガーディアンズのスター・ロードっぽい、顔とか。
それにしても、万が一作者が本当にマーベルが好きなんだったら、羨ましいが過ぎる。
溢れる才能で、好きなものを好きなように表現できるってなかなかできないことだから。
最後になりますが、上記マーベル作品は、ディズニー+(月額770円)でほとんどの作品は観られる。
Amazonでもレンタルできるけど、作品数がかなり多いのでこれからデビューされる方にはディズニープラス加入をお勧めしたいです。
ちなみに、下記リンクから読者さんがディズニープラスに加入されても、わたしには1円も入ってこないので、本当に完全なる布教です。
安心してくださいね(?)。
ディズニープラスは1か月(月初から月末まで)は無料なので、4月1日に入ると、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を『アイアンマン』から公開順に見て、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ぐらいまでは頑張れば無料で月内に観ることは可能です。
もう3月も終わりなので、4月になったらお試し加入を。
できれば、最後まで呪術廻戦は挫折せずに見届けたいです。
そして、作者とマーベルについて話し合いたい(笑)
呪術好きなみんなも、マーベル観てねー。
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※こんな見た目だけど、ヴェノムは可愛い。