やっと書ける『マーベルズ』の記事。
先週観に行って、観に行ってから一週間以上も過ぎてしまった。
公開から3週間経過していて、もうあんまり『マーベルズ』のこと呟いている人も減ったし、公開数や公開劇場も減っている状態であんまり記事に需要がなくなっているとは思いますが、わたしなりに色々思ったこともあるのでつらつら書いていきたいと思います。
注・今回の記事の内容にはいつも以上にまとまりがなく、本当に感想を書き散らかした感じになっております。
今回の『マーベルズ』の日本公開。
非常に不本意ではありますが日本では『キャプテン・マーベル』そのものとしてはあんまり人気もないし、公開して一週間が劇場視聴のベストタイミングだとは思っていたんです。
公開してすぐの頃はIMAX3D公開などでもしていたので後ろ髪引かれる思いではありましたが『ミズ・マーベル』を完走していなかったこと、そして体調不良、家のバタバタなどが重なってしまってどうしても観に行けなくて3週間後になってしまったのですが、結果的には後に倒してよかったです。
IMAX3Dで観ることはかなわなかったのですが『ミズ・マーベル』を完走してから観に行ったことが最高の大正解。
小さいスクリーンになってしまったしミズ・マーベルの技を3Dで観たかったという思いはありましたが、わけわかんないまま観るよりは断然よかったとは思ったけど、それにしても回数減らすのもIMAXじゃなくなるのも早いよ、日本!!
最近、ディズニー系も早いよ、本当に。
『マーベルズ』自体もたぶん近いうちにディズニープラスで配信になると思うんですけど、観る予定のある方は普段MCUは映画派であっても絶対に『ミズ・マーベル』だけは観てください。
もう一人の、モニカというキャラクターは『ワンダ・ヴィジョン』に出てくるキャラクターなのですが『キャプテン・マーベル』を観ていればなんとなく話はわかります。
しかし繰り返しにはなりますが『ミズ・マーベル』は必見です。
これはわたしの個人的な感想の範囲にはなりますが、『マーベルズ』自体が『キャプテン・マーベル2』とか『キャプテン・マーベル/アンリミテッド』(仮題)とかではなくあくまで『マーベルズ』なのは、『キャプテン・マーベル』の続編というよりも『ミズ・マーベル』の続編だからです。
『ミズ・マーベル』の続きの話にキャロル(キャプテン・マーベル)の話が付随されている物語だとわたしは終始感じていて(どちらかというと主人公は『ミズ・マーベル』のカマラちゃんでは?)と思っていたほどなのでそのぐらいミズ・マーベルのカマラちゃんの人となりや家族構成などを知っておくことは重要。
そして、ドラマの『ミズ・マーベル』に関していえば、前半は正直脱落しそうな話の複雑さがあったのですが、今回は『マーベルズ』の視聴予定があったおかげで前半を乗り切ることができ、後半二話は特に面白かったし『マーベルズ』を楽しく観ることができたので感謝しかありません。
ドラマ必見の映画に対して賛否はあると思いますし、きちんとアナウンスしない側にも問題はありますし今後の課題ですが、映画勢を完全に置き去りにした映画が『マーベルズ』なんです。
ヒーロー名【ミズ・マーベル】こと、カマラ・カーンはパキスタン移民二世でムスリム。
ドラマ内ではパキスタンの独立という史実をうまく物語に絡めながら話が進みました。
MCUを観ているファンたちにもパキスタンの人たちにも、世界のディズニーが、マーベルがそこを描いたということで意味があったと思うんです。
史実の正誤や描き方などには物言いがある方も居るとは思いますが、『エターナルズ』では第二次世界大戦での日本への原爆投下が「人類最大の過ち」と描かれたことが映画内で一番印象に残っている日本人のわたしのような人もいると思うし、今までは世界的に当事者じゃない国の人にとっては文字でしか認識できなかった出来事を、映像で、しかも特に興味もない人に映画やドラマのストーリーの一部として見せていくスタイルは最近はかなりアリだと思っていて。
そういう史実を織り込んだシリアスなスタイルと反比例した今までにないMCUほっこりホームドラマなところが本当によかったです。
嫌味のなさが好きなところでした。
両親やきょうだい縁者、友達に過保護か!っていうほど愛されて天真爛漫を絵に描いたような純粋培養で、まだまだ子供で伸びしろしか感じない子供っぽさの残る思春期のヒーローがこれほどまでに心を温めるとは思いませんでしたね!
ドラマの最後には主人公のカマラちゃんが人懐こい小型犬にしか見えなかった。
わたしは犬好きなのでとても愛くるしく思ったということです(笑)
映画初主演とは驚きの逸材。
友達や周囲のイケメン男子陣にもモテモテ。
誰にでも好かれるキャプテン・マーベルにあこがれる等身大の女の子。
ヒーローには闇なんかなくてもいいっていう新しい扉が開きました。
そんな天真爛漫でキャプテン・マーベルオタクのカマラちゃんが、無骨で群れないヒーロー、キャプテン・マーベルと合流するとどんな化学反応を起こすのかというのを今回は観る映画だったと思うんですけど、なんていうかこうして時代は次世代に引き継がれていくものなんだなと思えてじんわりしたんですよね。
ヒーローも人間だからミスも犯すし完全無欠ではなくて。
それを自分のことを敬愛しているファンが認めて受け入れてくれてキャロルが先に進めた物語だったから。
カマラちゃんほどではないけれど、キャプテン・マーベルファンとしても納得したし、今後のMCUにも新しい風が吹くんだなぁというちょっとした感傷。
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それに、カマラちゃんのオタク丸出しの冒頭シーンも微笑ましくてさー(笑)
自分より先に、家族がキャロルに会ったわけなんだけどキャプテン・マーベルに興味のない家族のみんなが自分より先にキャプテン・マーベルに会っていて、まだ自分が会えていないという先を越された状況より「この家の中にキャロルが居た!!」という嘘か本当かわからない話だけで、ごはんもりもり三杯いけるぐらいのテンションを維持していたのが最高に可愛かったです。
しばらく三人での入れ替わりが続いていたのでいつ会えるのかと思っていたんですけど。
自分のことを好きな子が目の前に登場したのを瞬時に判断した時のキャロルの対応がスターそのものっていうのも素敵だった。
さらに今回の『マーベルズ』におけるブリー・ラーソンのことも少し言っておきたい。
もうちょっと太くてもよかったけど本当に人間かというほどのフィギュアみたいな体型で見惚れました。
タイダイ柄のトレーナーも可愛かったし、キャプテン・マーベル柄のドレスも可愛かった。
あとさ、あの無骨な感じだけど声がすごく可愛いんだよね!!
かわいらしい声なの。
そのギャップもいい。
モニカのことも少し。
彼女のことは、
なんでそんなキャロルのこと怒ってんの?
サーッと来てサノスを倒してくれれば指パッチンで自分が5年消えることもなく、お母さんの死に目に会えたから?
他に理由あったかな?
ぐらいの感じでなんでそんな怒ってるのかわかんなくて(笑)
確かに、サノスのころはキャプテン・マーベルが来てくれてれば勝てたんだよなぁというのはあったけれどもって感じで代表して責めてくれてるのかなっていうのはあるけど、キャラクターにいまいち愛着を抱けていないため共感性が薄くなってしまったところがちょっと残念ではあった。
でもあの小さな可愛い子が、まじめで堅物な感じの女性に成長すると思ってなかったから人の子供の成長って早いし、意外性もあったかも。
あと、すごい好きだったのが謎のミュージカルシーンですね!
あのシーン、もうちょっと長く観たかったのとあの歌が言語の国は今後メインで出てくれないかなってぐらい好きでした。
歌と言語のバイリンガルって表現もツボで。
すごいよく観たかったのに、短くてとても残念でした。
グースの使い方も非常に面白いと思ったし。
「逃げないで、飲み込まれてください!!」
のアナウンスと『メモリー』のBGM最高に笑った(笑)
映画単体としてのストーリーは悪役も含めてよくわからず、でもエンドゲーム終わったあとのマルチバース的な話とか、宇宙戦争の話はずっとよくわかってなくて(笑)
頑張って理解したキャロルのミスによる被害者が国を取り戻そうとした話だと思うととてもかわいそうではあったけれども、それを言い出したらアベンジャーズとかもウルトロンの時にソコヴィアでやらかしてるし、ホークアイだって、ウィンター・ソルジャーだってロキだってやらかしてるじゃん? むしろやらかしてないのヴェノムとかデップーぐらいじゃないの? って感じになってきてるので今回の『マーベルズ』に関しては、今後につながる一作としてのパイプ的な話だったのかなぁって思ってたりするんです。
今後は、新世代のアベンジャーズ的な特にガールズの映画が出来そうだけど、前々から思ってたけど次世代ヒーローが女子ばかりなので、そこはいいの? っていう気が正直しててだからヴェノムとかデップーとか参戦してくるのかなぁとも思ってるんだけどどうなるのかなー。
あ、今回はフューリーとグースの絡みも見られてよかったです。
エンドゲーム終わったあと、引退するかもと思っていたのになんやかんやあのあと劇場公開している映画は全部観ちゃってるのよねぇ(笑)
次は、ストライキがあったから来年はデップーだけなんだっけ?
デップーは大好きだから楽しみです。
ウルヴァリンも出るみたいなので盛り上がりそうですね。
楽しみに待ちたいと思います。
それでは、また。
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