たま欄

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5ヶ月ぶりの劇場鑑賞『ザ・スイッチ』。映画自体はよかったが、改めて劇場鑑賞について考える。

コロナ前は月一程度、公開スケジュールによっては二回、三回と劇場に通っていたのですが、コロナ禍中ですっかり劇場離れが進んでしまいました。

劇場離れが進むと、なんとなく映画離れも進んじゃうのね。

VODでもあんまり映画自体見なくなってしまった。

 

過去記事をあさっていたら因縁のヴァイオレット・エヴァーガーデン 劇場版』以来の実に5か月ぶり以上の劇場鑑賞でした。 

 

theswitch-movie.jp

 

『ハッピー・デス・デイ』シリーズが好きだからすごく楽しみにしていたんです。 

 

www.meganetamago.com

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そして、超久々の劇場鑑賞。

『ザ・スイッチ』

原題は『FREAKY』で、そのままカタカナで『フリーキー』でもよかった気がするんですけど、今回の邦題に関していえば珍しく文句はないです(笑) 

 

主人公は、家族関係に悩み、学校でもくすぶっている女子高生。

カースト上位の女の子たちやフットボールチームの男子たちに馬鹿にされる系の海外ドラマや洋画でよく見るタイプの女の子です。

その女の子が超絶劣悪凶悪な巨体中年男性殺人鬼と体が入れ替わってしまうという、ストーリー的には目新しくない感じではありますが、ストーリーの複雑さを求めて観に行ったわけではないので、そこはいいです(笑)

 

『ハッピー・デス・デイ』シリーズに比べれば、ホラー要素も少しは多くグロさは若干強めですが、それでも普通のホラーに比べればコメディー色も強いし、ベースはハイスクール青春ドタバタ友情物語&主人公成長物語です。

 

感想は、この監督はやっぱり主人公の女の子を観客に応援させるのがうまい監督だなーと思いました!

そして、女子高生のほうも演技が上手でしたが、殺人鬼役のヴィンス・ヴォーンがすごくよかったです。

彼の演技と、主人公の親友役二名の演技が特に光っていました。

人に激押しするほどではないですが、軽く観られてスカッと感もあり、作品としては満足しました。

上映時間も101分と短めなので、劇場鑑賞リハビリとしては最適な作品だった・・・のですが、さんざんTwitterでも愚痴っていたのですが、久々の劇場鑑賞だったのに、真後ろの人の鑑賞マナーで全然作品に集中できず。

 

ここからは作品に関係ないただの個人的な愚痴話になってしまうので、興味のない方は以後読まなくて大丈夫です。

こういう感じでは映画好きこそ劇場から足が遠のく要因になってしまうよなーと思ってしまったので、気持ちが新鮮なうちに書いておきたいと思います。

 

 

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コロナの影響でソーシャルディスタンスが一般的になり、映画館も対策を強いられました。

二人連れでも隣に座れず、一席空けジグザグ座りが一般的になっていました。

 

劇場には大変申し訳ないのですが、これは非常にありがたい措置でした。

正直これからも続けてほしいとは思っていましたが、二人連れや家族連れが隣に座れないことで劇場から足が遠のく原因にもなるし、期間限定措置もやむを得ないとは思っていました。

 

そういったわけで今回も、感染者が増えている中、劇場に行くのは直前まで迷っていました。

 

その劇場は緊急事態宣言の解除を受けてジグザグ座席をやめたようでしたが、オンラインチケット情報を見ると、二時間ぐらい前までは一人客が二名予約しているだけの状況でした。

これならば・・・と、狭いスクリーンではありましたがその二名と離れた席に予約し、食事を取り上映開始10分前に戻ると、わたしの真後ろに座っている人がいる。

いつも、わざと人気がないであろう席を予約することにしているのに。

 

ほかに席なんかいくらでも空いているのに、わざわざ人の席の近くに座る人いるんだよね。

別にわたしに禁止する権利はないからしょうがないんだけど、こういうご時世だし離れて座るっていう発想はないのかとがっかりもしたし、いやな予感もした。

 

一人ででっかいサイズのポップコーンを買っていたので、もちろん食べるんだろう。

でも食べ終われば私語は(喋られるのが一番苦痛)しようがないから、それまでの我慢だなと。

予告の間は食べていなくて、オープニングが始まってロゴが映し出される無音状態からバリバリポップコーンを食べ始めました。

 

 

ポップコーンが底をつき、やっと終わったーと思ったところから持ち込み(だと思う)の個包装の袋菓子を食べ始めて。

袋も一気にビリッとあけずに徐々に開ける音が劇場に響いている。

結局、最後まで何かを延々と食べ続けてエンドロールが始まったらサーッと帰って行かれました・・・。

 

 

今思うと、注意すればよかったな。

久々の劇場だったので揉めたくなくて、我慢してしまった。

 

ポップコーンで劇場が成り立っているのはもちろん知っているし、自分も作品によっては買うようにしてはいます。

いわゆる『ポップコーンムービー』と言われているようなうるさいカジュアルな作品です。

でも、今回はホラーだったしスクリーン狭いし、人数も少なそうだったので一応自重しました。

 

これは、なんていうか単なる勘だけどライターさんやブロガーさん、Youtuberとかそういう人だったと思う。

そんなに真剣に見てなかった気がする。

 

 

こういうこと言うと「劇場行くな、家で観ろ」って言われるのは当然とわかっています。

 

単なる暇つぶしで映画館に来ている人ももちろんいるし、わたしのように久しぶりで気合が入っている人がそこに混ざってたりする。

なので、自分の基準に合わせて欲しいというのは単なる我儘。

大好きな『クワイエット・プレイス』の続編は音を出したら即死っていう設定なので、無音上映してほしいけど、難しいなら劇場は行かない方がいいなって思いました。

音を出したら即死設定なのに、袋菓子とか食べられたら緊張感なくなるので。

 

今後は、劇場鑑賞はそれこそ『ポップコーンムービー』と呼ばれる大作かカジュアル作品に絞ろうかなと思います。

 

わざわざ時間を合わせて行って、もやもやした気持ちで帰ってくるのつらい。

劇場二回分でU-NEXT加入できるしってなっています。

映画館での没入感と音響とあの空気感は大好きですが、仕方ないですね。

むしろ、いいテレビを買ったほうが精神衛生上よさそうです。

 

というわけで、ブログで新作映画のレビューを書くことも今後今よりさらに少なくなりそうです。

 

残念ですが、こういうご時世だし仕方ないです。

 

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※大きなテレビ欲しい。