たま欄

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【リアリティーショー】ソーイング・ビー シリーズ1 感想 イギリス、イギリス、イギリス!!

 イギリスといえば、
 
バッキンガム宮殿
イングリッシュ・ガーデン
 
そこにもうひとつ、ソーイング・ビーも加わりました。
※注:上記イギリスイメージにはかなりの無知と偏りがあります。
 
 
遅ればせながらデビューしちゃいました。
 観始めたら止まらなくなってしまって、通勤、昼休み、エアロバイクとほぼ1日でシリーズ1を見終わってしまった。
 
裁縫のセミプロたちが、裁縫の腕を競う番組で毎回お題に沿った洋服を作るんですが。
 

※公式サイト

www.nhk.jp

 
現在、NHKのEテレで木曜日に地上波放送しているみたいですが、わたしはアマゾンプライムビデオで視聴しています。
ほかにも配信媒体多数ですので、お好きな方法でぜひご覧になってほしいです。
 
リアリティーショーは、『バチェラー』とか『ル・ポール』とかまぁまぁ見てました。
ですが、イギリスの作品は今回が初めて!
 
 
こんなに集中して観たのは久しぶりだー(涙)
 
ありがとう、ソーイング・ビー。
なんていうんだろう。
実際はあるのかもしれないんだけど、やらせ感があんまり感じられなくて見ごたえがある。
ひいきジャッジは、多少はあったと思うけど、出演者同士のいざこざとかないので純粋に勝負として楽しめました。
 
一言でいうと金の匂いがしない(笑)
 
優勝しても何がもらえるか今のところわからないし、そもそも賞金的なものはあるのかどうかも不明。
 ビジネス的な感じがするリアリティーショーはそれはそれで人間ぽさと派手さがあって好きですが、ソーイング・ビーはそういう劇場型であって劇場型でないなつかしいような既視感があってよかったです。
 
既視感・・・ ?
おー、あれだ、あれ。
 
テレビチャンピオン!!
 
テレ東の伝説番組。
大好きでよく見ていたんだけど、テレビチャンピオンっぽい感じがして気に入ったのかも。
 
 
 そして、ソーイング・ビーはというと。
 
いいよねぇー、イギリスー。
 
 
イギリス人っぽい感じの出演者と出場者。←差別的な意図はありません、褒めてます!
延々と繰り広げられるナチュラルなイギリス英語、すごい好き。
アメリカのリアリティーショーでは見られない、いい意味での真面目さ。
イギリスの布とイギリスの服。
バトルの休憩中は可愛いカフェでティータイム。
そして、イギリスの街並み。
に加えて挟み込まれる、イギリスの洋服の歴史という教育的指導。
 
イギリスのシャワーを全身に浴びた感じ最高。
 
 
ところで、わたし自身は全く裁縫には縁がない人生を歩んできました。
手芸というくくりでは、少し編み物をたしなんだ程度です。
 
ミシン自体は祖母の家に足踏みミシンがあり、祖母が認知症で施設に入るまではカバーをかけてずっと祖母宅においてあったので、そこに座って踏んだりして遊んでいたりしたことがあるぐらいです。
足踏みミシンの優しい踏み心地は今でも記憶に鮮明だし、足踏みミシンの凛としているような独特のたたずまいは大好きでした。
祖母も小型の自動ミシンより足踏みのほうが好きだと言って、普通のミシンはあまり使ってなかったなー。
そんな祖母も今年大往生で亡くなりました。
 
そういった和裁、洋裁、編み物をこなす昔ながらの女性のスキルを持った血を引き継いでおきながらわたし自身は全く裁縫の才能を引き継ぐことはなく、興味もなかった。
 
でも、ソーイング・ビーは面白いよ!
 
全く、服を作りたくはならないですけど、裁縫を面白いと思う部分だけはなんとかギリギリ持ちえたのかも(笑)
そして、出場者の作った服を買いたいです!
もちろんある程度の課金は覚悟しています。
 
ソーイング・ビーの面白さを語る上で、イギリス制作でありイギリス感満載なところを推している人はいなそうですが、わたしは全体のイギリス感が一番好きなところです。
 
個人的にはぜひ、イギリス好きに観て頂きたいリアリティーショーです。
 
ここからは、シリーズ1全4話のネタバレ感想でーす。
 
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シリーズ1のエンドロール終わって【出演者のその後】が流されて、

(まぁ、うんそうなるよね。そのために出演していたんだし)

っていう気持ちには若干なりましたが、シリーズ1としては誰も文句のつけようがない妥当な結果でしたね。

 

個人的にはもう第一話冒頭から、アン推しでした。

※以下、ほぼアンのことしか書きません。

 

わたしはどうも【おばあちゃん】に弱い傾向がある。

おじいさんにも弱いけどレベルでいうと、【おばあちゃん】>>>>>【おじいちゃん】ぐらいの差はある。

同じ行動をおじいちゃんとおばあちゃんがしていたら、確実におばあちゃんへのジャッジは甘くなる自覚はある。

自身は全然おばあちゃん子ではなかったにもかかわらず、です。

 

特に外国のおばあちゃんに弱い。

おばあちゃん運に恵まれなかったため、過剰にグランマに対して憧れがあるのかもれいない。

気が強くて、若い子にFu※k!!と叫んだり、銃をぶっぱなしてくれると尚可。

 

なので、イギリス淑女を絵に描いたようなアニメに出てきそうな頑固で気が強そうで、それでいて品のあるアンの雰囲気がとても好きでした。

人柄を表すような実直な作品も。

 

色のチョイスも好きだったなー。

子供服作ったときは、グレー? 子ども服にその色柄使うんだ!? って思ったけど、出来上がりはすごい綺麗で上品でおお!!ってなりました。

ほかの人たちの選んだ柄は元気いっぱいなおてんばな女の子って感じだったけど、アンの作ったサマードレスはお嬢様っぽかったです。

 

彼女の、イメージは完全に武士。

 

子ども服の肩紐をローレンが極細に作っていて「わたしもできる!」と言っている姿も負けず嫌い炸裂してて可愛かったし、シャツで撃沈したローレンをなぐさめる姿もグっときた。過剰にベタベタしない感じの慰め方よかったです。

そして、最後、自分にそっくりな娘に母の顔になるアン感無量。

布には心があるから叱るアンも素敵(笑)

 

作品としては、本当に全部よかった、全部好き。

リメイクバッグも欲しかった。

正直ローレンのはダサいと思った。

 

最初のAラインスカートの美しさは他の追随をゆるさなかったし、決勝戦で作ったシャツもほかの二人と実力が全然違ったし最後、娘に作った黒レースのドレスもため息が出るほど美しい出来上がりでした。

 

あとの出場者で好きだったのは、サンドラです。

アンとは正反対のタイプでしたが、太陽みたいな明るさが好きでした。

ローレンは一番若かった(?)のとキャラ的にもテレビ的にも欲しい人材だったのか、若干ひいきされていたと思います。

技術は高かったのかもしれないけど、失敗もけっこうしていたし決勝はアンとサンドラ二人でよかったと思う。

決勝のドレスのジャッジは最後だったこともあるし、出場者の身内を呼んでいたこともあり、甘々だったし(笑)

今までの審査だと、サンドラのドレスのしわと、ローレンのドレスのスリットのぐだぐだと腰のだぶつきは強く指摘されるやつだった。

 

シリーズ2以降はもっと課題も込み合っていくそうで、エピソードもシリーズ1の倍に増えるので初期の人数も増えるのかなー。

どんなお洋服がみられるのか、どんな出場者たちになっていくのか。

リアリティーショーは、シリーズを重ねるごとに野心家が増えていくのと、やっぱりシリーズ1が最高だったなっていう思考になっていくので、どうなんだろうとは思っていますが(笑)

 

 何しろ、推していたアンの作品が最後まで観られて満足でした。

これで終わりはさみしい~。

 

でも、シリーズ2も楽しんでいきたいと思います。

 

それでは、また。

 

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 ※100個もあるの・・・。