# 今週のお題「最近見た映画」 パート2です。
Netflixオリジナル映画『オールド・ガード』です。
波乱万丈な生い立ち、少女時代、波乱万丈な私生活、波乱万丈な女優人生。
日本ではワイスピシリーズや、マッドマックスでの出演が比較的有名なのかな。
そんな、シャーリーズ・セロン姐さんが、主演。
今回は、黒髪、ショートヘアーにタンクトップにブーツという出で立ちで、完璧にボディーを作り上げてアクションに挑んだこちらの映画。
面白くなくなかったわけではなく、むしろすごい好みの設定だったのですが、ちょっと残念に思うところもなくはなく、書きたいこともなかったわけではないのですが、なんとなく億劫になりレビューを放置。
そこに、今週のはてなのお題が映画絡みだったため、掘り起こしです(笑)
とりあえず、とても美しい、シャーリーズ・セロンさんをご覧ください。
目の色がとても美しいです。
というわけで、セクシーだったり、可愛かったり、時にはかっこよかったりと様々な顔で魅せられる女優さんですが、今回は、ただただ、ひたすらかっこいいセロン姐さんです。
ちょっと、ヒーローもの的な内容でもあり、哲学的な感じでもあり。設定はとても好きな感じだったし、内容もいいんだけど、いかんせん映画にまとめなきゃならなかったため、全体的にストーリーが若干大味になってしまっった感がある。
ラストの駆け足感がちょっと安っぽくなってしまったというか。
主演のギャラが高かったため、ドラマに出来なかったのね・・・というのは容易に想像ができる感じだったため、海外ドラマ好きとしては、別の女優さんで全然構わないので、ドラマシリーズでじっくり観たかったなぁという思いがどうしても消せないです。
すごく、もったいないんだよなーーーー。
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ジャンルとしては、SFミステリーアクション?というところでしょうか。
ある日、唐突に能力に気付き、共鳴してお互いを呼び合う、死ぬことも老いることも出来なくなった人たちが仲間となりつつ、様々な歴史と交錯しながら、色々なミッションをこなしていく話なのですが、そのリーダー格のアンディを演じたのがシャロン姐さんです。
今の人類の人生は、運が良くて長く生きれて100年前後。
平等に時間が経過し、その分死に向かって老いていく時間を過ごすのが人生。
その間ですら、毎日生きていくのがしんどいのに、死ねないの大変だよねぇ・・・。
この作品内でのアクションとか、仲間の感じとか、ヒーローものあるある新人とか、そこまで新鮮な驚きもなくて、既視感はあるんですけど、でも面白いんです。
映画やドラマって、基本的には『死によって起こりうる様々なこと』と戦っているものが多いじゃないですか。
日本でよくある余命なんとかや、重い病気を扱っているものなど、何か得体のしれないものに襲われるから立ち向かう的なものまで、根底には死という人類として避けられない出来事に向きあうことがテーマの作品って割と多いと思うんです。
『愛するものと死に別れる』のは人生で一番の大衝撃なので、そういう題材はセンセーショナルだし、題材にしやすいっていうのもあるのかもしれませんが。
ゆえに、どの宗教も基本的には『死の恐怖を取り除くための教え』だったり『愛する人が死んでも死後の世界で会えたり』するわけじゃないですか。
死ねないヒーローって今までも観たことあるんですけど、デッド・プールとか。
あんまりそのことについて深く考えたことなくて。
だけど、この作品は、ジワジワと、後半に行くにつkれて、死ねないのしんどいな。って思ってくるんです。
多分、脚本がうまいのかな。
最初は、死なないヒーロー、かっこいいなー。最強だなーって思って観てるんですけど、最後の方になってくると、老いることのメリット、寿命を全うすることのメリット、他人と同じだけ自分の時間も進むことのメリットが頭に浮かんでくるので、逆説的に今の時間の大切さを訴えられている気になった。
自分だけ、時間が進まないの、圧倒的な孤独。
そして、ラストがすごいよかったんだよねー。
この辺、時間もお金も足りなくなってしまったのか、駆け足になってしまったのが非常に残念に感じてもっと深掘りしてほしかったし、映像としてちゃんと観たかったのでドラマシリーズで観たいと思ってしまったのです。
全部の伏線が回収されてないし、解決していない問題もあって、最後オチてないので、続編前提で作られた作品だと思うのですが、コロナの影響でどうなるかわかんないですね。
続編を熱烈希望しますが、同じ設定で、他のキャストでのドラマシリーズでも全然いいです(しつこい)(笑)
そこまで、極端に重くもなく、美とアクションを堪能できるので、ご興味のある方は是非。
というわけで、それではまた。
※次はこれを観たいです。