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ウェントワース女子刑務所 シーズン5 第8話 感想 わかってしまうブリジットの気持ち。超感情移入。

ウェントワース女子刑務所 シーズン5 第8話です。

いやー、完全にわたくしごとですがこの記事、このブログの記念すべき300記事目となりました。300記事目といっても1つの通過点でしかないわけですが、なんとなく本人的にきりのいい記事を、思い入れのあるウェントワースの記事で書けるなんて嬉しかったのでこの場を借りてご報告させて頂きました。

 

 といったわけで、ウェントワースも第8話を終えて残り4話ですねー。

 

 

第7話の感想はこちら ↓ ↓

 

 

meganetamago.hatenablog.com

 

 

第8話は、ブリジットとフランキーの関係をメインに描かれました。

サブストーリーはソーニャのワークショップとその成功に近づくファーガソン、ジェイクの麻薬の件でした。

 

 

※以下、ネタバレありの感想です。

 

ちょうど昨日、ウェントワースを観る前にありがたくもブログにコメントを頂きまして。

わたしは忘却の彼方だったのですが、ビーの祭壇をこまめに花で綺麗に手入れしてくれてる人が、シーズン1からずっと出ている人だって教えてくれた親切な方が居たのです。

うっすらなんとなくそのことを思い出してきて、(ビーが帰った時、彼女がいつも祭壇を手入れしてくれていたこと知って喜んでくれるといいな)ってしみじみ思いながら観はじめたら、始まって速攻死んじゃったじゃん!!(涙)

しかもビーに供える花を持ったまま!

ついでに言うけどアリーとフランキーは、そもそも手伝うとか言ってないで率先してやるべきだったのに。脱獄とか言ってキャッキャッ浮かれてる場合じゃないし。

また、ビーを偲んでくれる人が一人居なくなって、ショックを受ける冒頭。

 

ブリジットとフランキーの件は長くなりそうなので後回しにして、ソーニャとファーガソンの件について先に触れておきましょう。

ソーニャは、すっかりブーマーを手なづけて女社長バリバリですね。

最初は地味に運動場の植木を作っていたのもだんだん手を広げて、みんなで作ったものを出荷しようとまでしていた。夫の殺人罪で収監されてるはずなのに、そっちよりもワークショップに夢中で仕事しないと生きていけない人なんだなーと思いましたが、実はあのワークショップには仕事したいとか人の上に立ちたい欲のほかに何か違う思惑があるのかな。

仕事が楽しくないわたしには楽しそうに働くブーマーは羨ましくもありますが、ソーニャの下で働くのはわたしは嫌です。

『報酬は生きがいよ』とか言い出しそうだから(笑)

でも、今までずっとリズのこともポーカーフェイスで頑張ってたのに、あのスケベ所長のせいでワークショップを奪われることになった時、なんでリズに対して突然ブチギレたんだろう。証人Xの件は、ソーニャも共犯者だし知ってることなのに、何も知らずに呑気にしてる感じがイライラするのかな(笑)

とりあえず、アリーのおかげで継続できることになったし、ますます盛り上がりを見せることになったワークショップにファーガソンが目をつけて、ソーニャに近づいてきていますが、このふたりの対決はどうなるんだろう。

今まであんまりサイコパス同士の対決がなかったウェントワースなので気になるところではあります。

 

そして、やっとジェイクが麻薬を所内に入れていると気付くウィル。

遅いよーーーー。マジでーー。

前シーズンから引きずって、もう今シーズンも8話だから。

カズがあんだけ言ってたのに、信じないし。

でも、彼にはビーの件とかカズの件とかで色々恩がある。

ウェントワースの中で、個人的に損ばっかりしててかわいそうなので最終的には幸せになって欲しい人の一人ではあります。

人がいいから今までミスとか損ばっかりしてたウィルだけど、今回ばかりはファーガソンも絡んでるし頑張って証拠見つけてほしい。

ただし、これが公になるとなると自動的にヴェラの幸せが一瞬にして崩壊だから。

ヴェラがジェイクの不正が判明した時、女を取るのか仕事を取るのか。

って一瞬思ったけど、ヴェラはたぶん仕事ですね。

 

そして、キャリアよりも恋愛絡み自分を追いつめてしまったブリジットが今回のメインストーリーとなりましたが、ブリジットとフランキーの関係が煮詰まってブリジットの精神が壊れてしまう回でした。

ブリジットの気持ちがわかり過ぎて、超感情移入してしまいました。

基本的にはアンチフランキーだけど、フランキーみたいに精神が不安定で、その不安定さゆえ母性を刺激されるあげく、基本的には根が優しいので気が付いたら付き合う人をことごとく夢中にさせたうえ、最終的にはその相手を不幸にするフランキーみたいな人がモテるのはわかる。

 

何故なら、若い時はそういうタイプが好きだったから(笑)

でも、もうわたしも若くないんでその不安定さと子供っぽさにイライラしか覚えない。万が一自分の子どもがフランキータイプを好きになってしまったら、全力で反対しますね!

『この人は私が居ないとダメなのタイプ』は、【私】が居ても居なくてもダメなんですよっ。そして【私】がいなければ、ほかの【私】をすぐ探すだけ。

 

わたしは二度とそういうタイプは好きにはならないですが、ああいうタイプに流されて気づいたら自分の方がハマってしまったブリジットが不憫すぎて。

仲良くじゃれ合うアリーとフランキーを見てる目とか、ファーガソンにフランキーとアリーのことをチクられたりとか、人目も憚らずフランキーに詰め寄ったりとか。

ブリジット役の女優さん、演技が光ってました。

髪もぼさぼさだし、顔もむくんでるし、追い詰められてる感がすごい出てた。

わかる、わかるその女心って感じだった。

 

そして、ヴェラにしか話す人がいなくてものすごくかわいそうだった。

初めての同棲に浮かれてるヴェラにどうもしようもできるはずもなく。

初めての同棲に浮かれてなかったとしてもヴェラにどうしようもできるはずもないわけだし。

わたしが一晩中ブリジットの話を聞いてあげたかった!

 

 

ブリジットにきっぱり別れを告げられたフランキーが、アリーに泣いてすがりつき体の関係を求めるシーンは、これは意見が二極化すると思うのですがわたしは、「うわ、最低」と声に出てしまいました。泣いて話を聞いてもらうぐらいならわかるけど、アリーが今一番の友達だからってなんでそんなことすんの?

いくら取り乱していたとはいえ、ブリジットに振られたのは二人の問題だし、アリーと体の関係を持とうとするのはどう考えても違う。

あんまりこれは言いたくなかったことだけど、フランキーが男ならフランキーに同情する人が激減したと思う事案だし、アリーはいわゆる同意のない性行為に及ばれそうになったわけだけど、同意のない性行為は犯罪ですよ。

愛のないそういうことはしないと断ったら、目が覚めて引き下がったからよかったけど。

 

色々な自分のミスで今刑務所にいるフランキーだけど、ブリジットの心が壊れるまで追い詰めたのフランキー自身なんだよね。

ブリジットは全力で支えたいと思っていたのにそれを拒否して勝手に脱獄計画進めてたし、ブリジットの不安を煽ることしかしなかった。

自分の気持ちばかり押し付けて、ブリジットの気持ちを無視したのが今回の一番の原因なんだよなー。冤罪を主張している割に脱獄して国外でイチからやり直そうなんて話は、本当に夢物語すぎるし、そしてそれを信じるにはブリジットは大人すぎた。

もう、本当にフランキーそろそろちゃんとしてほしいー。

これ以上フランキーを嫌いになりたくない。

 

ブリジット、フランキーよりも素敵な人は山ほどいると思うので、今回は恋愛で失敗しちゃったけど、次は心の安定した大人と精神の安定する関係を築いて欲しいと願ってやみません。ブリジット、もう出てこないのかなー。これでさよならなのかな。

どんどんウェントワースから人減ってなんか地味になっていく。

 フランキーが主役で、ビーが本当に帰ってこないんだったら、こんなに好きなウェントワースとも、もしかしたらお別れになってしまうかもしれないと最近思い始めてきた。

好きだからこそ反動も大きいし。

そういえば、過去に好きな人が死んだショックが大きすぎて見なくなった海外ドラマあったな。

 

第9話の感想はこちら ↓ ↓

 

 

meganetamago.hatenablog.com

 

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