ストレンジャー・シングス シーズン2 第7話 感想です。
今回のエピソード、すごいよかったんで【チーム8】(勝手に命名しておきながら、文字にするというか、言葉にするとダサい気がしてきたけど、このまま行っちゃいます(笑))
のメンバー紹介でもしようかなと思うんです。わたしの備忘録も兼ねて。
と、思って調査を始めたけど、この人たちの情報全然ないじゃないっっ!!(涙)
外国人の名前新しく一瞬で覚えられるほど優秀じゃないし、日本のサイトはおろか海外のサイトでも、人物紹介全然ないんだけど?
エイト以外全然ない。本当にない。
と思ってそのあとすっごい頑張って、やっと名前だけわかりました(笑)
前列左からMick(ミック)、Kali(カリ)、Dottlie(ドッティ)、モヒカンがAxel(アクセル、黒人の優しかった男性がFunshine(ファンシャイン)。
それぞれ、『事情を抱えて集まってきたはみだし者』っていう設定だったけど、エピソード内でもなんかうっすーい感じでスルーされたし、情報もない。
もっと、ちゃんとやってもよかった気がしなくもないけど、今回のエピソードだけの出演にするつもりなのかなー。
それにしては、それぞれキャラが立ちすぎてるし、非常にもったいないですねー。
シーズン3でまた出てきて、エルたちと一緒に戦うことになるのか、カリ主演で【ストレンジャー・シングス】のスピンオフができるのか・・。
なにしろいいメンバーだったし、好きだったし、カリのこれまでの過去も明かして欲しいので、このメンバーの再登場を切に希望します。
こんだけ、設定よく考えられたメンバーがそろっていたら、日本だったらワンクールのドラマにするよねー・・。
海外ドラマ贅沢すぎる(笑)
・・・もっと、よくそれぞれのキャラ設定とか深掘りしたかったよー。
正直、調査し足りないです(笑)
シーズン2 第6話の感想はこちら ↓ ↓
『ストレンジャー・シングス』シーズン2第7話は、母親から【008】を探すようメッセージを受け取ったエルが、シカゴに向かい【008】を探し当て、彼女たちの『計画』に参加させられることになるが・・
※以下、ネタバレありの感想です。
ロック仕様に変身させられたエル、可愛かったです。
ファンコのPOP人形のこのバージョンのエルは知ってたので、いつどんな場面のエルなのか知りたかったから知れてよかった。すっきりしました(笑)
エルのお母さんのメッセージで、小さい時【レインボールーム】に入れられて、幼少時一緒に育てられていたカリというインドの少女と再会したエルでしたが、今回はこのエピソードに終始していて、色々話が飛ばなかったので集中して観られたし、すごく面白くて、わたし的には今までで一番の神回だったなと思うのです。
ずっと閉じ込められて生活していた孤独な少女が、自分の意思で未来と幸せを掴みとりに行く決断をする回。
ラストシーンでのおばあさんとのバスでのやり取りは、ちょっと今思い出しても泣きそうですね。
わたしは正直【今まででの中で一番面白い回】と思いましたが、海外のレビューを何個か読んだところ、このエピソードに関しては【賛否両論】どちらかというと、【否】が多く感じました。エルの家出話が唐突すぎるということと、世界観が違いすぎたということで、エピソード時間も短いことから『このエピソードは入れなくてもよいエピソードだった』という意見です。
しかし、シーズン2はエルの仲間を匂わせる【008】のシーンで始まっていますし、この伏線を回収しないわけにはいかないわけなので、今回のエピソード、全然いらなくないです(笑)
一旦あの街を出ることと、あの街以外の人と出会うことはエルが自分自身と向き合い成長するのに必要な過程だったと思うのです。
エルの母は、カリに庇護してもらうため【008】に会いに行けとメッセージを伝えたわけじゃないと思う。
庇護理由であれば、それこそあの家で妹とエルと母と三人で暮らしたらいいからです。せっかく命を掛けて救い出そうとした娘に会えたのに家から出したのは、彼女が自分のルーツを知ることで得るものがあると思った親心ではないですか?
そういうわけで、シカゴのカリに会いに行ったわけですが、エルにとって生まれて初めての都会。子どもにぶつかっておきながらおじさんがその子どもに暴言を吐くような町です。そんな町で再会できた【Lost Sister】(今回の原題です)。
008はカリ(Kali)と名乗り、何人かのメンバーと共同生活していました。
ちなみに字幕では、カリと出ていましたが、『Kali』(カーリー)とは、ヒンドゥー教の神で、血と殺戮を好む戦いの女神です。片手には生首を持っていて、だいたいのKaliの像は夫(シヴァ)のお腹の上で踊っている。ちょっとエキセントリックな神様です。
おそらく、それになぞらえて自分のことをKaliと名乗っているのでしょう。
エルと違って、本名を知る機会もなさそうだったし、自分を鼓舞するためもあったと思う。
カリはカリでエルより年上で、さんざん苦労して今の【家族】を手に入れていたから、カリがエルに言うこともいちいち一理あってどちらの言い分がが正しいとかがないところが、今回のエピソードでの判断が難しいところでした。
住んでいた場所が都会と田舎っていう違いもあったので、カリとエルでは危険度やサバイバル要素も全然違っていたと思うし、2人には明らかな能力の違いがあるので、エルが都会であの能力を発揮させてしまっていたら、ものすごく大変なことになっていたと思うので、そういうところがうまい脚本のドラマである感心させられる部分であると共に、それがエルとカリの対比として描かれていたのも興味深い部分でした。
最初は、仲間として受けいれてもらい頼りにされ、エルもカリに運命的なものを感じたし、【家族】と出会えたと思った。
でも、後から仲間に入ったエルは、カリと他のメンバーとの絆を見て、初めて里心がついた。「遅い!」と思ったけど、ホッパーのこと思い出してくれただけでわたしは嬉しい(笑)
自分のことを心配してメッセージを残しているホッパーを見たことで、復讐心に迷いが生じた。
ホッパーと暮らすうちに【親子愛】みたいな感情も芽生えていて、小さな子どもがいる母の敵にトドメを刺すことができなかったエル。辛い決断を強いられて、かわいそうでした・・。
「最終的に自分のいるところはここじゃない、助けるべき存在はホーキンスにいる」と【家】に帰る決断をしてくれて嬉しかったです。
エルは、選択肢がなくて仕方なくホッパーと暮らしホーキンスに隠れているんじゃなくて、【ホーキンス】を自分の意思で選び取ったっていうことが、すごくすごく重要だと思うから。
最終話1個前のエピソードでやっと、マイクと再会かー。
ずいぶん引っ張られたなー(笑)
ホッパーには突如目の前に現れたエルを叱らずに、まずは無言で抱きしめてあげてほしいです。
エルは今回、シカゴに行ってカリと会って『怒り』の力がパワーを増幅させると習ったけど、その教えを受けたことで逆に『怒り』だけじゃなくて、守りたい、っていう『愛』の気持ちでパワーが増幅したこともエル自身が理解したような気もする。
そして、どっちかというと自分が持っている特殊能力でホーキンスのみんなを救っているとエルは思ってて、実際救ってもいたんだけど、救っていただけじゃなくて支えてもらったり、救われたこともたくさんあったって気付けたから『わたしが救う』という言葉に繋がったと思う。
・・・って、ほらー、やっぱり、全然いらないエピソードじゃないじゃんっ!
ナンシーの余計なくだりをあんなに入れておいているのを許しておきながら、このエピソードを『いらないエピソード』とかありえないんですけど(怒)
そんなこと言い出したら、『いらないシーン』だって結構あったけど? ってなるじゃん。でも、全部必要だったんだ!(ナンシー以外は)
人が、成長したり、自分の気持ちに気づいたりするには色々遠回りが必要なときも必ずあるんだから。
そして、ホーキンス研究所の前所長、通称『パパ』が生きているという重大なことが発表された回でもあったぞっ!
おそらくシーズン3で、そのことがジワジワ効いてくるんでしょう?
くやしい・・英語がペラペラだったら、英語で論破したいぐらいなのにっ!
というわけで、残りあと2話となりましたが、お付き合いよろしくお願いします。
特に次のエピソードが楽しみです。
というわけで、それではまたー。
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