Netflix『sense8』シーズン2第8話『あと1発の銃弾があれば』感想です。
sense8のメンバーたち、
(私生活けっこう忙しいし時差もあるのに、よくみんなああして集まれるよなー)
と思い立って、時差を調べてみようと思ったんです。
それで、まずはメンバー全員総当たりの表にしようと思って作り始めたのですが、結局なんだかよくわからない結果になって頭が混乱するし、2人で会っている場合は表でもわかるけど、1対3とか、1対7の場合とかは超混乱を極めることがわかったうえ、全て把握するには表が膨大になることが判明したので、けっこうな時間を費やしましたが辞めました(笑)
でも、せっかくの思いつきなんで、先日、サンのところに8人集まった時の様子を架空の日時で振り返ってみましょう。
墓前に居たサンは早朝と言っていたのでキリのいいところで、ソウルを6月15日(土)
の朝の6:00と仮定します。
※24時間表記でサンのソウルを起点
ロンドンのウィル:6月14日(金)、22:00(マイナス8時間)
シカゴのライリー:6月14日(金)、16:00(マイナス14時間)
(実際はまだロンドンに居たかもしれないけど、都合上)
サンフランシスコのノミ:6月14日(金)、14:00(マイナス16時間)
ナイロビのヴァン・ダム:6月15日(土)、0:00(マイナス6時間)
ムンバイのカーラ:6月15日(土)、2:30(マイナス3.5時間)
ベルリンのヴォルフガング:6月14日(金)、23:00(マイナス7時間)
メキシコシティのリト:6月14日(金)、16:00(マイナス14時間)
(実際はサンパウロに居たような気がするけど、都合上)
サン→カーラ→ヴァン・ダム→ヴォルフガング→ウィル→リト&ライリー→ノミの順に過去にどんどんさかのぼっていきます・・という表現が合っているかどうかは不明ですが。実際は今この瞬間は同じで、時計が示す時間が違うだけなので。
だけど、逆に表現するとノミでスタートした時間の一番未来にサンがいるってなんかちょっといいなと思いました。
ここで、勘のいい方は気づかれた方もいるかと思いますが、アメリカ国内サンフランシスコとシカゴは2時間の時差があるのに、メキシコとシカゴの時差はないのです。
あと、ムンバイだけ、どことの時差もキリが悪く30分単位なんですよね。
たかだか30分だけどすごく計算しづらいの(笑)
表を作っている最中、マイナスもプラスもあったから超混乱を極めました。
その点、ウィルとリトは時差ゼロでホッとしていたと共に、初期の頃、一番行動しやすい2人だったのにほとんど交流がなかったのが残念だったなって思ったり、サンが朝起きて鏡でむくみを確認した頃、リトが仕事中っていうのも納得できる時間だったり、ムンバイとベルリンの時差はムンバイのほうが3.5時間進んでいて、割と行動しやすかったかなーとか、今までの事を色々妄想できて楽しかったのでよしとします(笑)
シーズン2第7話の感想はこちら
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※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
シーズン2第8話。『All I Want Right Now Is One More Bullet』
ジョナスが、BPOの組織内闘争のため生かされていることが判明した。
BPOのボスに協力しないとジョナスの命が危ないうえ、ウィスパーズの中心人物であるマシソンも命を狙われることになり、隠れ家に避難する。
自分たちの行動をどうすればいいのか戸惑うクラスターたち。
そんな中、ライリーは自分に面会に来た女性をディエゴの協力で探すことにする。
サンは、時を待つため夜の街に身を隠し、カーラの夫はどんどん行動が怪しくなる。
リトは、芸能事務所契約解除で失意のどん底に陥り、次々にクラスターたちの前に姿を現す。
ヴァン・ダムは正式に選挙に出馬することになるが、バッシングや風評被害などに遭い身の危険があるためボディ・ガードがつく。
ナイロビで権力を持つ政治家の反対勢力になることの危険性を実感する。
一方、ヴォルフガングには、リラが『クラスターだけが暮らす街をベルリンに作りたい』という構想をヴォルフガングに話す。協力しないと言ったヴォルフガングがリラに命を狙われることになる。リラのクラスターチーム対ヴォルフガングとその仲間たちの攻防はどうなるのか。
リト、暇だからって色々な人のところに現れてグチグチ言ってるのすごく癒やされた。
しかも女性のところばっかり。
だけど、サンのところに言って正論返されたのはしょうがないねぇ・・(笑)
脱獄犯、ホームレス、家族も友人も、周囲に味方もいないサンに『事務所から契約切られた・・』って愚痴ってもなぁ・・。
サンに、それ言うか!(笑)って突っ込みましたよね。
確かに、悩みは人それぞれだから、リトにとって今の状況は、サンの苦しみと同じぐらい人生に絶望しているのはなんとなくわかるけど、本当に同じ立場に立って、同じ経験をしたとしても自分以外の人の気持ちなんて完全に理解することは無理なのに、更に恋人、友人、家もあり、味方になってくれる母もいるリトがサンに慰めてもらおうとしても客観的にはちょっと図々しい。
でも、クラスターたちは、悲しみや苦しみにも同調できるのでしょう?
そこが羨ましくもあり、辛い所でもあるよなぁ・・とは思うんだけど。
自分の思いを100%お互い正確に理解してもらえる感覚を味わうことって、死ぬまで普通の人には訪れない。
『この人はこう思っていると思う』っていうのだって、だいたい合っているかもしれないけど、だいたいちょっとはズレているもんだと思うし。
あと、今まで、sense8を観ていて(クラスターだけのコミュニティーを作ろうとする人現れないのかな)って、こういうドラマあるある的な展開を考えていたんですけど、sense8はちょっと個性的なドラマなので、そういう感じじゃないかなと思ってたんですけど、やっぱり出るよね、そういう発想(笑)
別に、一般人に隠れて生きてるからバレてないしクラスター同士で集まる必要もないんだけど、アンジェリカの山小屋みたいに集まって生きてたほうが生きやすいは生きやすいのかな。
リラとヴォルフガングの戦いは面白かったです。
ほー、そういう風になるのか・・というチーム戦。
リラのメインクラスターは、サングラスをかけている男性っぽい人だけど他にも何人かいるようなので、よく見たいし知りたいんですけど(笑)
世界にはまだまだ国も人種もジェンダーもたくさんあるし、一人ひとり生き方も違うじゃないですか。
今まで出てきていないけど、普通の家庭のお父さん、お母さんなんかが居てもいいわけだし、職業だって千差万別。
自分にクラスターのチームがあったら、どんな職業の人がいいかなとかちょっと妄想してみました。やっぱり自分にない能力を持っている人がいいので・・とか言い出すと、ほとんどそうなってしまうけど、強いて言えば、アスリートの試合を体感してみたり、歌手のライブを体感してみたり、カメラマンや絵描きさんの目から見る世の中とかも見てみたい気もします。もちろん、いろんな国の文化や食べ物にも興味がありますけど(笑)
自分のクラスターを妄想するって言うのも楽しいですね!
というわけで、それでは、また。
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