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プリズン・ブレイク シーズン4 ファイナル・ブレイク(前・後編) 感想 シーズン5に入る前にプリズン・ブレイク愛を語りたい。

 『プリズン・ブレイク』ファンのみなさん、こんにちは。

 

下記、プリズン・ブレイク最終回の感想で、「ファイナル・ブレイクと総評でお会いしましょう~!」とか呑気に言っておきながら他のドラマに浮気しまくり、なんと1年以上放置!

自分のだらしなさに愕然としたとともに、年をとってくると1年なんてほんとあっという間(え? もう1年以上経ってるの!? 最近観てた気がするんだけど・・)驚愕もしてしまいました。

もし、万が一「一体、いつ観るんだよっ(怒)」と思ってた方がいらっしゃったら、心から謝ります。すみませんでしたっ!

 

放置中に、プリズン・ブレイクのシーズン5の配信が決まって、Amazonプライムにも来てくれて、ずっと気にはなっていたのですが、ブレイキング・バッドの視聴で忙しく後回しに。

無事、ブレイキング・バッドも完走したので、『ベター・コール・ソウル』に入る前にちょっと休憩がてら、プリズン・ブレイクシーズン5を先に観たいと思いまして、まずはジャブ的にファイナル・ブレイク』で色々と思い出すことにしました。

 

最後に観てから1年以上経過してるしね・・。

 

プリズン・ブレイクシーズン4 最終話の感想はこちら 

www.meganetamago.com

 

 『プリズン・ブレイク』のファイナル・ブレイクは、本で言えば連ドラが終わったあとのスペシャルドラマのような形の作品です。

本編の最終話のラストシーンに至るまでの前日譚が描かれていました。

 

 

※以下、本格的なネタバレありの感想です。

 

本格的な感想とプリズン・ブレイク愛を語る前に、あらかじめ断っておきたいのですが、わたしはプリズン・ブレイク』がすごく好きなんです!

 決して文句とかじゃないんです。そこだけはわかってほしい。

悪口に聞こえるかもしれないけど、そういうダメなところも含めていいと思っていて、本来の楽しみ方とは違っているかもしれないですが、わたしはわたしなりにプリズン・ブレイクを心から愛している! ということを強く訴えておきますね。

 

それでは、ファイナル・ブレイクを振り返りながら、プリズン・ブレイクの好きなところを語っていきたいと思います。

 

今回のファイナル・ブレイクはなんと、4シーズンかけてすったもんだしたあげくマイケルの妻になったサラが、女子刑務所に入所、その女子プリズンをブレイクする話ということで驚きとともに笑いがこぼれました。

本当に、『プリズン・ブレイク』のこういうところが好き。

他にどんなに設定や登場人物のキャラを突如大胆に変えたとしても、あくまで、プリズンをブレイクするというスタンスは絶対なところ(笑)

 

そして、シーズン4までずっと男子刑務所だったプリズン・ブレイク女子刑務所が入ってきて、ウェントワース女子刑務所が大好きであり、オレンジ・イズ・ニューブラック(中断中)も齧った身としては、にわかにテンションが上がりました。

ストーリーとしては、ファイナル・ブレイクだからと言っていつもとそんなに大差はなく、マイケルとその御一行が、マイケルの指示により、サラを脱獄させる計画を練り、FBIの捜査網を出し抜いて、穴が多い脱獄計画を実行する・・という。

 

プリズン・ブレイクは、水戸黄門を始めとする時代劇や、失敗しない『Dr.X』みたいな姿勢で観るドラマだと思っていて、天才という割には、失敗や穴も多い主人公のマイケルが、一見緻密そうな計画を練りつつ、日用品を使ったDIY装置のようなものでFBIと戦いながら、周囲の手助けを借りてプリズンのブレイクを危なげながらも成功させる話なんです。(※個人の見解です)

 

今回も、クレジットカードで作った変な道具で扉を開けるのを失敗してたし、結局、マホーンの助けがなければ成功しなかったし、でもそういう安心感なんですよね。

そんな感じなのに、楽しく観られるって逆に奇跡じゃないですか?(笑)

 

今回のファイナル・ブレイクでもあった事例でプリズン・ブレイク名物】悪役キャラの突然の善人キャラ変(通称・光落ち)がありまして。

サラを殺そうとしてたグレッチェンが最終的にはサラの脱獄を自らを犠牲にして助けるという出来事がありました。

わたしは、シーズン2の登場時から、FBIの人間で、執拗にマイケルを追っていて、あわよくば殺そうともしていたアレクサンダー・マホーンをずーっと推していたのですが、FBIの天才サイコパス刑事→ヤク中→最終的にはマイケルが一番信頼する大親という変貌を遂げてシーズン4を終えたわけです。

文字にすると何がなんだか支離滅裂だと思うし、もちろん映像で観ても支離滅裂なんですが、プリズン・ブレイクからしょうがない」の一言で完結してしまうんですよね(笑)

 

その支離滅裂な感じで、『つまんない』と離れていく人がいるのもしょうがないと思っていますが、わたしはどんなに脚本を支離滅裂にしようとも、視聴者を飽きさせないように頑張ってる製作側の努力が透けて見えるような気がして、そこがこのドラマの好きな理由の一つでもあります。その努力にこちらは向き合うつもりで、「どんな突飛なこともこちらは受け止めるから、かかってこい!」という気持ちで観ています(笑)

 

シーズン1は神ドラマで、シーズン2以降は面白くないと言われているプリズン・ブレイクですが、わたしが観た限りではシーズン1もそこまで言うほどじゃなかったと思ってるし、シーズン2以降の方が、キャラに愛着も湧いてきてどんなキャラ変も許せる感じになって、そういう脚本の緩さとなんでもアリな感じがもう癖になってしまったんです。

 

あとはそうですねえー、好きなところといえばやっぱり、ドラマのキャラクターの良さですかね。

マホーンのほかに推していたティーバッグも終始おバカなだけではなく、サイコパスキャラになったり、いい人になったり、キャラがコロコロ変わり、好きでした(笑)

蛇足ですが、今回のファイナル・ブレイクでは、相変わらずティーバッグ大嫌いなマイケルの、彼に対する仕打ちが面白かったです(笑)

 

ファイナル・ブレイクでは脳腫瘍の悪化で余命残りわずかなマイケルだったはずだし、ファイナル・ブレイクから4年後のシーズン4のラストシーンでは、マイケルの墓標にみんなで集まってマイケルを弔っていたはずなのに、そのマイケルをまさか生き返らせるという、プリズン・ブレイクならではの飛び道具でシーズン5が始まりますが、「死んだかどうかわからないまま、墓を作って弔ってたってこと!?(笑)」っていう思いは多少しますが、そこは、プリズン・ブレイクなので大丈夫です。

 

ファイナル・ブレイクが、よくも悪くも相変わらずの『プリズン・ブレイクで面白かったので、ブレイキング・バッドで疲弊した心がほどけました(笑)

そして、シーズン5もありのままのプリズン・ブレイクであってほしい!

今まで1シーズン22話とかあって長丁場だったシーズンエピソードが、シーズン5は9話しかなくてあっという間に終わりそうで淋しくもあるのですが、楽しんで視聴したいと思います。

 

それでは、シーズン5のレビューでまたお会いしましょう!

 

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