『ペーパー・ハウス』シーズン1第10話感想です。
スペイン語で【Sidra】(シードラ)というと日本語の【サイダー】の意味なのですが、スペインでは一般的には、りんごの発泡酒シードルのことを現します。
今回のエピソードで、教授が隠れ蓑として【りんご酒製造者】を名乗っていました。
スペインではかなり一般的な飲み物みたいで、歴史的にヨーロッパでは生水を飲むことが衛生上危険だった時代が長かったため、幼児の時から生水の代替品としてシードルを水分補給として飲んでいたようですが、そういった理由もあって、お酒を飲めないと命に関わるため、欧米にはわたしのような下戸は少ないのでしょう。
シードルは子どもにも飲ませていたことからアルコール度数は少な目(3~4%)のようですが、わたしにはそれでも飲むこことは不可能なのでノンアルコールのシードルにしなければなりませんが、もはやそれでは単なるシャン●リー的な飲み物になってしまうので、普通のジュースでいいです(笑)
ちなみに、一般的なお酒(醸造酒)のアルコール度数は、
・ビール 約5%
・ワイン 約14%
・日本酒 約15%
・ウィスキーやブランデーなどの蒸留酒 40%~
(焼酎 25%~ 泡盛 35%~)
となっています。
なので、本当にシードルはかなりアルコール度数は低めですね。
追加情報ですが、巷で話題のストロングシリーズは、7~9%。
通常の缶チューハイがビールと同じぐらいのアルコール度数に対し、アルコール度数がだいぶ高めの設定にされ、安く早く酔えるということで、人気のお酒ですが、缶飲料という性質上一度開缶してしまったら、『もったいない』という理由で飲み切ってしまい、量の加減がしにくいということで依存症を招くと社会問題にもなっています。
わたしみたいに飲めないと、食いの方面に走り(特にお菓子)健康を害するのもどうかと思うんでどっちもどっちのような気がしますが、お酒が好きな方はわたしのような飲めない人がいる分、適量で楽しく美味しくお酒ライフを楽しんで欲しいと思います!
来世は、お酒が飲める体質で生まれたいです(笑)
※『ペーパー・ハウス』シーズン1 第9話の感想
『ペーパー・ハウス』シーズン1第10話は、人質の無事を確認するため教授に人質の映像を要求した警察側でしたが、映像に不審な点があったためラケルが造幣局に直接潜入することに。また、ラケルの部下のアンヘルが教授に不信感を抱き始め、独自捜査で教授がピンチに。また、ベルリンの筋疾患の薬について独自に調べていて、怪しい薬局を見つけることに成功する。
以下、ネタバレありの感想です。
これが、本当の『トロイの木馬』じゃないかなぁなと思うんですけど。
ラケルが回収されるのをわかっていて造幣局内に持ち込み、さらにはリオ本人に見つけさせることに成功した、盗聴器内に仕込んだリオの両親からのビデオメッセージが入っていたSDカードです。
現状、面が割れているメンバーで家族がきちんといる犯人はリオだけだから、昔の立てこもりドラマあるあるで、拡声器で犯人に向かってお母さんが息子に涙ながらに降伏を呼びかけたり、半落ちしている犯人にトドメの一言で「おふくろさんが泣いてたぞ。故郷でお前を待ってるそうだ」的な落とし文句が使えるのは今のところリオだけだし、これは個人的な意見なんですけど、女性の犯人だと【母親の呼びかけ】は効果が薄い気がするのです。リオの場合は、父親も入っていましたが、日本だとだいたいが母親ですよね。時と場合によると思うけど、女性があんな犯罪に手を染めて母親の説得で降伏するとはどうしても思えない。母親の説得に応じるような女性はそもそもやらないような気がする。なので、リオをターゲットに絞りピンポイントでチームを崩そうとする作戦を立てられたのは、ラケルが母であり女性であることが大きい気がするんですよね。
リオがどうするかわからないけど、彼はまだ子どもだしベルリンと違って未来があるし、ものすごく効果的な作戦だと思いました。
ミスも多いけど、やるときはやるな、ラケル(笑)
造幣局長のアントゥーロ、すっかり元気になったね(笑)
元気になったらまたトラブル起こすから、ドラマ的には元気になってくれないと困るというのもあったと思うけど。
大使館の娘に迫る感じも気持ち悪かったし、今後あのはさみで多分誰か刺すし。(モニカとデンバーの関係に嫉妬からのデンバーと予想)
モニカとの涙の再会は、アントゥーロの男としての魅力が全くわからないのもあって、いろんなところをここぞとばかりに触るアントゥーロが気持ち悪すぎておえーっとなってしまった・・。モニカ、完全に嫌がってるし。
モニカといえば、話は飛びますがマーベルヒーローに『デッドプール』というのが居るんですけど、わたし大好きなんですが、マーベルヒーローの衣装も特殊スーツな人と単なる衣裳な人が居て、『ブラックパンサー』は特殊スーツで『デッドプール』は革で出来ているお手製のもので単なる衣裳なんです。なんであんなくすんだ赤色かというと、最初は違う色のコスチューム(確か、白)だったんですけど、戦いの際に怪我をすると目立つじゃないですか。
それで「血を隠すには赤の服にしなさい」ってアドバイスもらったからなんです。
ここで、『ペーパー・ハウス』の話につながるのですが今回のエピソードでも、あのつなぎが赤じゃなかったら、ラケルに一発でモニカの怪我を見抜かれて騒動になっていたと思うんです。
赤のつなぎ、かっこいいと思っていたけど最初にドラマを観たとき『デッドプール』のことも漏れなく思い出していて、単なるオシャレじゃないんだろうなぁとは思っていましたが、やっと伏線が回収されてすっきりしました(笑)
ついでに、『デッドプール』の過去記事も貼っておきますのでよかったら読んでください(笑)
今気づいたけど、何故かわたし『デッドプール2』の感想記事書いてない!!
(ここに貼ろうとして、ないのに気付く)
何度も観てるし、大好きなのになんで? すっかり書いているものと思ってた・・。
めちゃくちゃ書きたいことたくさんあるのに・・。
っと、デップーの宣伝はこのぐらいにしておいて、話をドラマに戻します!(笑)
今回、また教授がピンチに陥ったわけですけど、アンヘルに尾行されているとか、ミスが過ぎてものすっごくびっくりしました(笑)
そもそも、アンヘルと世間話している時点で、(あんまり余計なこと言わないでくれ~)と思っていたのですが、尾行される→アジトに招き入れる→証拠を持っていかれるの流れは、最悪すぎる。
教授がきちんと、シードルを作っていたのには驚きましたが、めちゃくちゃ疑われているし。
それに、アンヘルの前で挙動不審すぎるわ!もっと、堂々としていてくれ!
今回は薬局の件で、ギリギリアンヘルの前に行動できたことで、ラケルとアンヘルがお互いをスパイだと思う方向に進むのかな?
アンヘル的には教授を疑っているし、教授とラケルが定期的に会っているのも知っているからそう思っても不思議ではないことではある。
あと、アンヘルといえば、奥さんとうまくいってない訳ではないということをラケルに言うのはいいけど、仕事中に【愛し合った報告】マジでいらない(笑)
アンヘルは親切のつもりかもしれないけど、ラケル的には、そこまでアンヘルのこと男として見てないと思う。
アントゥーロにしろアンヘルにしろ、スペイン男性の好感度下がりまくってるんですけど、誰か助けて(笑)
というわけで、薬の購入記録を盗むことに成功した(?)教授ですが、モンタージュ阻止のパトカーに指紋残したんじゃないかと思っていたけど、まさか本当に残したと思わなかったので、驚きました(笑)。前歴がない人の指紋となると、アンヘルの持って行ったスプーンの指紋と一致すると見せかけて、違う人の指紋という展開になりますように(笑)
というわけで、それではまた。
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