帰ってきました、アルバカーキ!!
『ブレイキング・バッド』のスピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』。
『ブレイキング・バッド』をシーズン5まで全て完走して、本当はすぐに『ベター・コール・ソウル』に入るつもりでしたが、ドラマに対する思い入れが強かったせいと、ブログを書ききった燃え尽き症候群で疲弊し、心のダメージを癒すこと約3週間(その間、『プリズン・ブレイク』のシーズン5で休んでいました(笑))。
やっと、アルバカーキ及びメキシコに復帰する心の準備が整いましたので、『ベター・コール・ソウル』始動させて頂きます。
※画像はネットフリックス公式サイトにリンクされています。
再び、アメリカとメキシコと、荒野と英語とスペイン語と、お金とクリミナル的なことにまみれた日々がスタートしたと思うと、あんなに疲弊していたのに昂揚感を隠せません(笑)
しかも主人公が、ソウル!!
本編の『ブレイキング・バッド』でも、口数(文句)が多い割には面倒見がよく、人のよさを隠せていなくて、ウォルターたちと関わってしまったために大変な目に遭ってしまったソウルが大好きでした。むしろ、主人公より好きだった。
ルックスもけっこうハンサムだし、何しろ声が好き!!(声フェチ)
そして、ソウルの特徴である、髪の毛が少ないのは全然気にならないタイプです(笑)
途中、『ブレイキング・バッド』で心が折れて、(ブレイキング・バッド見終わってないけど、ベター・コール・ソウル観ちゃおうかなぁ~)と何度も思ってましたが、止めてくれる人が居たり、我慢したりで。
結果、観終わってから観てよかったです。
『ベター・コール・ソウル』冒頭のシーンが、『ブレイキング・バッド』の最後に繋がっていたためです。
まだ第1話ということで、伏線多めのストーリーで、ブレイキング・バッドでおなじみのキャラクターがちょこっと出てきたり、場所が出てきたりで、イチイチ喜んでいるうちに、あっという間に終わってしまいました(笑)
ですが、シーズン4までたっぷりあるので、じっくりドラマに没頭できたらと思っています。
推しだった、ロス・ポヨスのオーナー、ガス・フリングとの関係構築もこれからの楽しみの一つです。
というわけで、第1話では、ブレイキング・バッドの出来事から6年前のアルバカーキで、貧乏弁護士として仕事の獲得と資金繰りに頭を悩ます、まだ【ソウル・グッドマン】を名乗る前の、ジミー・マッギルの生活が描かれました。
※以下、本格的なネタバレありの感想です。
シナボン・・。懐かしい。(言葉が)
何年か前に上陸して話題になり、食べるチャンスがないうちに日本を撤退していたかと思ったら、再上陸を果たしていたのですね。(そして、いまだ食べたことがない)
現在、このシナボンの系列店舗は日本に5店舗あるようなのですが、どこもおしゃれタウンか、わたしにとっては地理的に行きにくい場所にあり、チャンスがあればソウルを思い、苦いコーヒーと共にでも食してみたいと思うのですが、このままの店舗展開ではシナモンも、パンも、甘いものも大好きなのに、一生食べることなく終わってしまいそうな気がしなくもないです。
そして、ブレイキング・バッドの最後、ウォルターと別れたあとソウルの新しい人生が、あのような感じになっていたとは・・。
全然想像していなかったけど、なんとなくブレイキング・バッドの風を感じるオープニングではありました。
モノクロの映像でレトロなBGMが流れ、チェーン店のファーストフード店シナボンで働く様子が映し出されたあとに、広くきれいに片付いた自室で一人、隠し持っていた自分の【ソウル・グッドマン】時代のCMのビデオテープを再生する彼は、果たしてどんな思いでいるのか・・。
彼が一人であのテープを再生していた重みが『ベター・コール・ソウル』で更に描かれることに期待が高まるシーンではありました。
そして、話はウォルターたちと出会う更に6年前にさかのぼります。
国選弁護人として安くてしょうもない事件を担当させられている、ジミー・マッギル弁護士(ソウル)は、ちょっと精神か体が病んだ方向に進んでしまっている身内らしき同じ苗字の男性チャック(父ほどは年が離れていないから、兄かなーとは思う)と同居。
大きな法律事務所が彼の名前である【マッギル】を冠していることから、チャック自身、過去はバリバリ大きな案件をこなしていた弁護士であることが予想されます。
チャックの現在は過剰に電磁波に怯え、家の中は真っ暗、携帯の家への持込みも禁止、電磁波を発しているであろう家電も使えないので、冷蔵庫すらもない家で、チャックの面倒を見るジミーですが、督促状が山ほど届き、大きな案件も大手の法律事務所に取られ、いよいよ行き詰ったジミーは、ある日当たり屋の若者に遭遇したことからヒントを得て、当たり屋と共謀して仕事を得ようと画策します。
ソウル自身も弁護士なのに、チャックと同じファミリーネームの【マッギル】は、大手事務所とかぶる名前なので、紛らわしいから使うのをやめてほしいと言われたり、事務所に貢献したであろうチャックを安く買いたたこうとする大手事務所と対抗したり、踏んだり蹴ったりのジミーがどんどん不憫になってきます。
当たり屋少年二名をスカウトした時も、ジミー自身当たり屋的な行動をしていたようなことを語っていたので、割と荒れた若者時代だったんだろうな・・と予測もできますが、その件などもこれから少しは明かされる予定はあるのでしょうか。
当たり屋作戦は失敗に終わったばかりか、狙いを定めたターゲットの家からはなんとブレイキング・バッド初期のころにかなり重要なキャラクターだったトゥコが出てくる始末。
ここで、第2話に続く・・となったわけですが、第1話は割としっとりめだったなと思いました。
わたしはヒーロー映画が好きなぐらいなのでハードボイルドな感じも好きですが、感情に訴えかけるようなエモーショナルな雰囲気もすごく好きなので、思ってたのと全然違う! とはなってなくてセーフです(笑)
マイクが高速道路(?)の料金所で働いていたり、ソウルが執拗にウォルターとジェシーに資金洗浄用に売ろうとしていたネイルサロンが出てきたり(ウォーターサーバーに入っていた、キューカンバーウォーターはさすがに美味しくはないんじゃないかと思った(笑))と、ブレイキング・バッドのファン心を刺激するポイントが随所に盛り込まれていて、気持ちが盛り上がりました(笑)
原題も『Uno(1)』と、まだまだ、『ベター・コール・ソウル』がこれからどんなテイストで、どんな方向に進むかわからない感じですが、頑張ってついていこうと思います。
希望として、(観たいなぁ~、やってくれると嬉しいなぁ~)と思うのは、ソウル・グッドマン事務所の品のかけらもないテレビCMが作られた経緯と撮影風景です(笑)
2話以降もコツコツと感想を書いていけたらと思っていますので、お付き合いいただけると嬉しいです。
それでは、またー。
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