『ウェントワース女子刑務所』シーズン6第6話『ウェントワースの天使』感想です。
ついこの間、スタートしたウェントワースも半分観終えてしまった・・。
第6話は、ウェントワースシーズン6の後半に向けて伏線をばら撒きまくった印象を受けたエピソードでした。
今回のエピソードで個人的に印象深かったのは、暗算で【100から7ずつ引き算していく】というシーンでした。
(え? 難しくない?)って秒で思ってしまいました。
あんな緊張感のある状態で、足し算ならともかく、引き算は・・っていう3ケタの引き算を習い始めた小学生のような反応に(笑)
大人としての恥をさらしますが、わたしは計算が壊滅的に苦手であり、子どものころ通わされていたそろばん教室も、頭の中でそろばんの玉を弾くというのがどうしてもできず、親に泣きを入れてそろばん教室を去る。
学生時代は算数や数学の成績が飛びぬけて悪く、受験も数学の成績が悪すぎて志望校を諦めざるを得ない状況に。
社会人になってからは資格の学校にも通い理屈はわかっている(つもりだった)にも関わらず、計算機を使っているのに計算ミスをし、簿記の試験を何度も落ちて合格を諦めた(今では何故チャレンジしようと思ったのかすら疑問、多分必要に迫られないと二度と受けない)うえ、出来る計算といえば【セール品の何パーセント引きがだいたいいくらぐらいか、パっとわかる】というライフハックだけ習得した人生を送っているので、今後、なんかしらの事情で『あれ』をしてくださいと言われたら、めちゃくちゃゆっくりになるうえ間違える気がしたので、実際何度か1ケタになるまでテンポよくやってみたんですけど、後から計算機で確認したら間違ってました(笑)
最後の1ケタが合わないってことは、途中で間違ってるってことですよね・・。
わたし、今さら気づいても既に遅いけど数学的な学習障害なのかもしれないです。
数学がせめて人並に出来ていれば、確実に違う人生が開けていたとは思いますが、もう今更できるようにはなりません!
それに、今の職場では問題なく仕事をこなせていますし、日常生活にそんなには支障がないので、「ちょっとした計算ができることを当たり前の基準にしないで欲しいっ!」と、とりあえず叫んでおきます(笑)
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※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
第6話、引き続きリタの潜入捜査が続く。リタの活躍によりメアリー・ウィンターの仲間がザラが入所し、リタに不信感を抱き揉め事が起きる。
ブーマーは新聞記事の件で資格試験に対してやる気をなくすが、ルビーがなんとかブーマーをサポートしようと奮闘する。
ソーニャは新聞記事で作業場のイメージアップに成功したため、次の一手としてラジオ放送に出演することをヴェラに提案し、相棒としてリズを一緒に出演するよう説得する。ウィルは、不眠症が悪化し、秘密が漏れることを心配したジェイクが不眠の薬を渡す。
『ウェントワースの天使』。
みなさんにとっての、『ウェントワースの天使』は誰ですか?
わたしは、カズです。天使というか、聖母的な存在かも。
トラブルは解決しないけど、気持ちだけは救われる的な(笑)
恋に溺れないところも、聖人ぽいです。
ウィルは、今回カズに悩みを打ち明けられてよかったですね。
ひとりで抱えているとしんどいから、誰かに話せて少しは気持ちが楽になったと思います。ウィンターに弱みを握られたのはちょっと心配だったけど、あのままでは・・って感じだったので。
カズのいうとおり、考えすぎだし、誰も責めないよ。
でも、こればっかりは本人の心の問題だから他人がいくら言ってもダメなときはダメだよね。
このまま、ウィルがウィンターの魔の手に落ちないといいけど。人の懐に入るのが得意みたいだし、無理かもしれないけど、カズ、頑張れ。
ところで、今回『ウェントワースの天使』として調子に乗っていたソーニャですが、すっごい老けておばあちゃんに見える時とすっごく若く見える時があって、魔女感ある。
お互い殺し合おうとしていたリズに粘着しているのも、どう考えても普通じゃないし、誰のことも駒としてしか見てないのも、最終的には、殺した相手をその場で食いちぎりそうな感じがする。(ウォーキング・デッドと並行して観てるので、こういう思考(笑))
ソーニャも入所したての頃はマキシンに親切にしてあげてたりしてたのになー。
結局作業場再開に固執していてヴェラが根負けするぐらいしつこくしていたのも、作業場のPRからの自分の釈放が目的で、リズをラジオのパートナーにしたのもドンのことを証言させるためだったわけで、作業場のことなんて実際はどうでもよかったんだなって言う感じがなんとも後味が悪い。
それもそうだけど、ドンが生きててよかったじゃん、リズ!って思ったわたしは少数派ですか?(笑)
死んでる気はしなかったけど、こんなに早く生きてることが判明するとは思ってなかった。
ハニートラップを信じて疑ってなかったけどもしかしたら、ドンとリズの愛は本物だったかもしれないですよね?
むしろソーニャへの方がハニートラップだった可能性があったじゃないですか。
汚職警官扱いされているけど、ソーニャの件に関してはドンの言っていることが正しかったわけだし、やり方が間違っていただけでソーニャのことに関してはドンが合っていた。ドンがリズを置き去りにして国外逃亡したのはひどいと思うけど、あのままあそこに居ても殺されて口封じされたかもしれないから、起死回生の一発逆転のチャンス来た!って思ったんですけど。
ドンと会わせてもらえるかどうかわからないけど、わたしはリズの認知症はお芝居だと思ってる(希望的観測)から。
高齢者の免許返納問題もそうだけど、認知症の兆候のある人(高齢者)を病院に連れて行くのはどんだけ大変か・・。
だいたいは自覚なくて、自分は大丈夫だと思ってるのが普通だから。
リズはまだ若いので、自分でちょっとおかしいと思ってもおかしくはないけど、ついこの間ソーニャに冷静に毒を盛っていたリズがあんなに激しい奇行に走るかな。
ソーニャが焦っているので、リズも作戦を進めないといけないのはわかるけど、あまりやり過ぎるとバレるんじゃないかとヒヤヒヤして観ています(個人的に)。
一方、リタはウィンターの腹心ザラが登場したことでかなり綱渡り状態になってハラハラしますね!
肝が据わっていて安定感あるけど、なんだかんだでSIMカードも入れ換えることができたし、リタの彼氏(?)もナイスフォローだった!(笑)
ただ、ウィンターに仲間ができたことでリタが動きにくくなったのも事実だよね。
ウィンターも普通の人に見せかけて普通じゃないタイプだから気を付けてほしい。
死ぬのは嫌です。
ブーマーはかなり拗ねてましたが、資格取れてよかったです。
ルビーが根気よく説得したおかげだ。
ルビーはリタのおかげで今のところ平和に暮らせているようだし、リタも今大変なんだからあまり心配かけないようにおとなしくしてて!
最後に上級看守として集められたメンバーのヴェラも含めて4人が、改めて集まると頼りなさすぎて応援に行きたい気持ちになりました(笑)
今回は、『伏線張りまくったんで、後半回収していきますよ!』的なエピソードでしたが、それもいいけど、ファーガソンの安否そろそろ・・っていう願いもまだ持っていますので、頼みますね、ウェントワース。
というわけで、それではまた。
第5話の感想はこちらから。
【ウェントワース女子刑務所】過去記事一覧はこちらから
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