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【Amazon】『ザ・ボーイズ』シーズン1第1話【発端】 感想 特殊能力を持つヒーローと戦う凡人。勝利の女神が微笑むのは!?

Amazonオリジナル作品『ザ・ボーイズ』(The Boys)シーズン1第1話【発端】感想です。

 

Twitterの口コミで、高評価な感想が多かったので気になってた『ザ・ボーイズ』です。

www.amazon.co.jp

 

1話観終えたあとにジャケット写真を改めて見ると、狂気じみた感じとかすごくセンスあるなと思うのですが、相変わらずあらすじが雑すぎて面白い気が一切しない・・。

意味もわかんない。

Twitterでみんなが盛り上げてくれなかったら、絶対観なかったと思う。

Amazonオリジナル作品、良質でしっかりした作品多いんで、もっとやる気出してください。

あらすじ、けっこう大事だと思うよ。

 

『ザ・ボーイズ』(The Boys)は、アメコミ原作のドラマです。

特殊能力を持ったヒーローたちに対し、不満(恨み)を抱く特殊能力を持たない一般人が、戦いを挑む話。

どう考えても勝てなそうなこの戦いがどう進んでいくのか、まだ第1話を観終えた段階では全然わからないのですが、とりあえず、すっごく面白かった。

 

わたしが、MCU(マーベル)を中心としているヒーローものや、特殊能力者が出てくるX-MEN的なドラマなどを普段観ているうえ、そんなヒーローたちをこよなく愛しているにもかかわらず、裏の顔が描かれているこの作品に対して不快感は感じなかったです。

かなりえげつない表現もあって腹の立つシーンもあったけど、グロイのは割と平気なタイプなんで大丈夫でした(笑)

それに、ちょっと調べたら漫画の方がなんとなくえげつなさが倍増してたので、ドラマの方がマシそうでした。

 

ところで、この作品の主人公だとわたしがどうやら勘違いしていたヒューイを演じているのは、メグ・ライアンの息子である、ジャック・クエイド。

出てきた瞬間から『BARRY』ビル・ヘイダー(を若くした感じ)に似ているとずっと思っていて、それがずっと頭から離れなかったです(笑)

ビル・ヘイダーとジャック・クエイドが分離するにはあと数話かかりそう。

www.meganetamago.com

 

主人公はこっちでした。

『マイティ・ソー バトルロイヤル』でスカージという良キャラを演じていたカール・アーバン

 

スカージといえばわたしのコミコン初参戦、2年前の東京コミコン2017。

カール・アーバンがゲストで来日していました。

わたしは何かの行列(多分ネイルシールを貼ってもらうとかそんな感じのやつ)に並んでいた際に、後ろに並んでいた子が、スカージのマスコットを持っていて「その人形、すごく可愛いですね」と声をかけたら、ものすごく丁寧に作られた手作り品で、カール・アーバンとの翌日の撮影会をすごく楽しみにしているんです!」とみずしらずのわたしに話してくれた、可愛いスカージマスコットを持っていた可愛らしい女の子のことを思い出して、いつもほんわかした気持ちになる。

 

もしかしたら、遠くからはるばるコミコンに遠征に来ていたっぽいその子がこのブログを見つけてくれるかもしれないので、

 

カール・アーバン、主役ドラマよかったね!

しかもすごくかっこいいよね!

もし、覚えていてくれたら、あの時声かけさせてもらったのがわたしです。

黄色いTシャツを着ていました 。

 

と書き記しておきたいと思います。

 

そういう個人的な思い出もあり、好印象でスタートした第1話。

以下にネタバレ感想を書いていきたいと思います。 

 

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あらすじ(ネタバレあり)~

 

シーズン1第1話【発端】"The Name of the Game" 

ヴォート・インターナショナル社は、スーパーヒーロービジネスを手掛けている巨大企業。

特殊能力者200名以上を抱え、治安の悪い地域や要請のあった地域に高額なギャラで能力者を派遣している。

他にもヴォート社は、ヒーローを映画に出演させたり、CMやテレビ出演、グッズの販売などで巨額の富を得ていた。

ヒーローたちの中でも特に素晴らしい能力(キャラ)のヒーローは”セブン”と呼ばれ、人気を博していた。

アニーは、怪力や手からレーザーを出す特殊能力を持っており”セブン”に入ることを子どもの頃から夢見ていた。

”セブン”から一人引退者が出たため、次世代ヒーローを探していたヴォート社の面接を受ける。

面接の失敗によりヴォート社に入ることを諦めかけていたアニーだったが、彼女の夢は叶い新たな”セブン”のメンバーとしてヴォート社に雇われることになる。

浮き足立っていたアニーだったが、思ってもみないヒーローデビューの洗礼を受ける。

 

一方、街の小さな電気屋で働く青年ヒューイ。

裕福でないながらも、ロビンと未来を語り合う生活だった。

ある日、ヒューイとロビンに思いがけない事故が降りかかる。

事故の加害者は”セブン”のメンバーだった。

テレビでは加害者であるヒーローは真実ではない情報を口にし、ヴォート社の事故担当の対応に憤るヒューイ。

今まで抱いていたヒーローたちへのイメージに不信感を抱く。

そんな時、FBIを名乗るビリー(ブッチャー)という男がヒューイの前に現れて、ヒーローの闇の部分を彼に明かしていく。

2人は協力してヴォート社、及び”セブン”のメンバーに立ち向かうことになるが・・。

 


 

【闇落ちするヒーロー】っていうのは、今まで多分創作物だけでも何百人、何千人といてありふれた設定かもしれないけど、【ヒーロー面したヴィランっていうのは、始めて見たからまず設定に衝撃を受けた。

なんとなく、【ダークヒーロー】っていうのは知っていたけど、想像以上だったもので・・。

 

ヒーロービジネスというのも考えたことがなかったわけじゃないけど、あそこまでリアルな感じでやられてしまうと実際、あんな会社があるような気がしてくる。

設定がヒーローだからえげつない感じがするけど、特殊能力者が現実的には存在してない世の中だから、あのビジネスがないだけで、居たら絶対商売にしようとする人が現れるし、実際今でもあんな商売たくさんありそう。

情報統制なんて、毎日のように行われているし、ニュースだって信用できない世の中で、真実が何か全くわからない。

例えばヒーロービジネスだってイメージ商売なわけで、そういった意味では芸能界と、ものすごく似ているなぁとも思っていた。

 

自分自身が特殊能力を持っていたため、余計にヒーローに対して強い憧れを抱いてしまったアニー。

キャプテン・マーベルの衣装をスカートにしてポップな感じにしたスーツを着ていてすごい可愛かったのに、 夢をかなえた直後のアニーに対して、憧れの存在からの強烈な強制わいせつ行為はさすがに腹が立って、”セブン”を一瞬で嫌いになるには充分すぎた。

(立ち向かう能力があっても、女は権力を持っている男のセクハラに抗えないのか・・)と絶望的な気持ちにもなった。

 

言い訳できる程度の最高に屈辱的な仕打ちを強いているのがタチが悪すぎる。

普通の人は理解できると思うし、あれを見て、拒否しなかったアニーが悪いとか、抵抗しなかったアニーが悪いとか思った人はこのブログを読んでいる人には居ないと思うけど、あれを拒否できなかったってことは、あの仕事に対して相当な強い思いをアニーが抱いていたってことだって、わざわざ書いておく。

あれはね、新人イジメなんだよ。

相手はアニーをバカにしてて、アニーはそれに立ち向かったの。

今後、アニーが闇落ちするのか今の信念を持ち続けるのかわからないけど、わたしはこの恨み忘れないからな。半漁人的なやつ(←名前はまだ憶えてない)。

 

その後、ヒューイとアニーが偶然公園で出会って語らうシーンは少し希望が持てたので、今後絡むといいなと思うけど、ストーリー的にダークな感じになりそうな気もするからどうなんだろうとは思っている。

ヒューイとアニーが組んでしまうと、結局凡人は能力者に勝てない・・という結果になり、極論、『暴力にはより強い暴力で対抗するしかない』という思想を生んでしまうので、それはこの作品の翻意じゃないのではないかな。

 

ところで、ヒューイ。

第一印象が、ビル・ヘイダー

メグ・ライアンの息子と知って驚きました。

ナチュラルな演技で今のところ好感を持っています。

1エピソードの中で、ビリーとの関係もうまいこと深めて行っていて、脚本が非常に上手い作品だなと感じました。

 

テンポの悪い作品、ダメなんですよ(笑) 飽きてきちゃうの。

ビリーもまだ過去が謎めいていてこれからどんどん明らかになると思うのですが、ヒューイとの相性もいいし、飄々とした感じがすごくいいですね。

好きなタイプのキャラクターでした。

 

今のところ、能力者に一般人が立ち向かうには、人数を増やしてチームワークを強固にしそれぞれの能力者の弱点を熟知し、知恵で立ち向かうしかなとわたしは考えていますが、タイトルが『ザ・ボーイズ』なんでそんなに人数は増えない気もする。

ただし、強力なブレーンは欲しい所。

能力者たちは、個々に強い力を持っているのとそれぞれに自信があって”セブン”として活動しているうちに天狗になっていると思うから、実際のチームワークは悪いと思うんで(笑)

 

それにしても、キャプテン・アメリカ崩れはサイコパス感ヤバかったですね!(笑)

 

マーベルやDCなんかのヒーローものを真っ向から風刺していくスタイルの作品で、既視感もあったりして、内容の割に(あ、そういう感じでここ使っちゃう?(笑))みたいに思うところもあったりして、不謹慎発言かもしれませんが、楽しく観られる部分もありました。

 

実際のところは、自分の見えているもの、信じているものを疑っていけ!って感じもするし、そういう深いテーマはない気もする(笑)

あの、冒頭の現金強奪事件だってやらせかもしれないもんね。

 

今までのヒーローたちも、自分たちより弱いものと戦ったりすることは絶対ないわけで、今までのヒーローものも、今回の『The Boys』結局根っこは同じで『到底太刀打ちできなそうな強い敵(悪)に挑んでいく』っていうスタイルなのは同じなんで、結局ヒーローものとして観ていく感じになってしまうとは思います。

 

シーズン1配信時点でシーズン2の製作も発表されているし、シーズン1が8話しかないなかで、どう話が展開していくのか非常に楽しみです。

まだまだ、ヒーローたちの特性も名前も全然覚えてないし(笑)

 

それでは『ザ・ボーイズ』お付き合いの程よろしくお願いします。

というわけで、それでは、また!

 

 

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