Amazonオリジナル作品『ザ・ボーイズ』(The Boys)シーズン2第1話【新たな敵】
『ザ・ボーイズ』シーズン1をザーッと復習してそのままシーズン2に入りました!
とりあえず3話だけ配信して、後は週一配信という、プライム無料期間を辞めさせない顧客取り込み
割と印象深い話だったからか、集中して観ていたからなのか、わたしにしては珍しく、ものすごく色々と記憶に残っていました(笑)
『BONES』、『ウォーキング・デッド』、『ゲーム・オブ・スローンズ』、『ハンニバル』などをすでに観ているわたしには、『ザ・ボーイズ』の流血やグロ映像レベルであれば、観ながら何か食べられる程度にはなっています。
なんなら、もっと激しくてもいいぐらい(笑)
今後、テレビからニオイが出てくるようになってきたら、それはさすがに無理だとは思うので、ニオイは今後も無しでお願いします。
ただし、わたしが女だからなのか、ホームランダーのマデリンへの変態ぶりは二周しても慣れなくて、本当に、ホームランダーを演じている俳優さんのご家族が心配になるレベルで心配になってきた。
演技うますぎるし、何を参考にしたらあの顔とあのキモさが演技で出せるのだ?(涙)
ちなみにホームランダーを演じられているアントニー・スターはニュージーランド出身の俳優さんで、HBO制作のテレビシリーズ『バンシー』に出演されています。
『ザ・ボーイズ』をプライムで観ている方は、プライム特典観られるドラマなので、『ザ・ボーイズ』の週一配信の合間に是非ご覧になってもいいかなと思うんですが、トレイラーを観たところ、確かにホームランダーと同じ顔だわ(笑)
Amazon.co.jp: バンシー:シーズン1 (字幕版)を観る | Prime Video
シーズン2ep1の冷凍庫から冷凍したアレを取り出して、ちょっと味見をして我慢できずに一気飲みしたシーンは、本当に無理で、脳みそどろどろ内蔵どろどろは何とも思わないのに、思わず胸やけを起こすレベルだったので、キモさが現役で衝撃でしたが、歪んだ愛情を表現するのに、あの表現方法が今ドラマで出来るのは『THE BOYS』だけ。
だけど、ホームランダーのレーザーは人の皮膚とかも焼き尽くすレーザーなのに、中身だけ適温に出来て、ビンは無事なんだ・・温度調整自在なんだ・・。冷凍食品の適温解凍を瞬時にできるのは羨ましいな、と思ったというのは付け加えておきますね(笑)
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~あらすじ(ネタバレあり)~
シーズン2第1話【新たな敵】The Big Ride"
シリアでブラックノワールは、スーパーパワーを持ったテロリストナキーブを倒していた。
トランスルーセントは、テロリストとの闘いで死亡したと発表され、ヴォートでは大々的な追悼会が開かれる。
ホームランダーは感動的な弔辞をし、スターライトは、トランスルーセントに捧げる歌を披露する様子が世界中で放映される。
ディープはその様子をバーで観ていた。
マデリンの代理でアシュリーがホームランダーの手によってヴォートに戻されるが、彼女は彼の駒として戻されただけだった。
アシュリーがトランスルーセントの代理として連れてきた能力者は、ホームランダーに攻撃される。
マデリン殺害の犯人はブッチャーとされ、行方不明に。
他のBOYSのメンバーも、ブッチャーの仲間として全員指名手配犯となり、密輸などをしながら、逃亡生活をしていた。
ヒューイは秘密裏にアニーと会い、コンパウンドVを入手する作戦を独自に立てていたが、アニーと連絡を取り合っていたことをMMに見つかり糾弾される。
密輸の仕事でトラブルが起こり、CIAの副長官に助けを求めるBOYSのメンバーだったが、BOYSのメンバーと会っている最中に何者かに殺される。
フレンチーはブッチャーと連絡を取り合いたいとBOYSのメンバーに進言し、キミコは何かを発見する。
マデリンの居なくなったヴォートでは、社長のエドガーが采配を振るうが、エドガーによるヒーローたちの扱いが気に食わないホームランダーとエドガーは対立をする。
マデリン、今思うと小者だったな・・・。
体を張って頑張ってはいたけど、体を張らないとホームランダーを操れなかったっていう点で。
あの全能感溢れる無敵のホームランダーを恐れないエドガー社長(ブレイキング・バッドのガス・フリング様、)。
ガスとほぼ同じキャラなので、威圧感すごいし、他の番組でガス様を観られている感じがして嬉しいです。
ホームランダーもディープと違ってバカって訳じゃないから、ヴォートあってのホームランダーであり、ホームランダーあってのヴォートじゃないっていうのを嫌っていうほどわかっている。
マデリンには、愛情もあって言うこと聞いてる部分があったし、自分の思い通りにできる部分もあって、保ちつ保たれつだった。
特にアメリカでは、”スーパーヒーロー”は特別な存在で、信仰心みたいなもので出来上がってる部分がある(ような気がする)から、『薬で作られた存在』ってわかったら、急に手のひらを反す可能性がある。
ヴォートも、ブッチャーやヒューイの思う通り共倒れだとは思う。
思うんだけど、果たして超人を薬で作ることはそもそも悪いことなのかっていう疑問も出てくるし。
超人ビジネスが虚構だったとしても、それは悪いことなのかどうなのかっていう。
もし、あれが同意の取れない子ども相手ではなくて、大人相手に薬打っていたら、エンタメ業界となんら変わりないよなぁって思っちゃったりするんです。
ホームランダーはサイコパスなんだけど、人の心がゼロってわけじゃないところが観ているこっちをすごくモヤモヤした気持ちにさせるんだよね。
善悪の判断をわかっていてわざとやってるじゃん。
だけど、マデリンなき今、ホームランダーの存在意義はヒーローであることだけだから、エドガーはわかっていてそこを突いてるからすごいよなと思った。
ヒーローにも旬があり、代わりはいくらでもいるぞと、投入してきた新ヒーローはどんなタイプなのかなー。
まだ能力もわからないし、古参の達観した女性、正義感に溢れる青臭い女性と、セブンの女性陣はバランスが取れていたのに、そのバランスが崩れる予感。
ところで、ブッチャー居ないとBOYSやっぱり締まりがなかったですね。
戻ってきてよかった。
彼は、正義のための一般人というのとも違って、自分本位な復讐のためにみんなを巻き込んで嘘つきだし、ずるいところもあるし、いざとなったら仲間を助けないけど、それでも魅力的なのは、揺るぎない信念なのかな。
ベッカと再会した後の彼に何があったのか。
あの再現VTRはヴォートが作ったものだと思うんだけど、割とよく出来ていて当たらずとも遠からずっていう感じになってる仕上がりでしたが、監視カメラの映像と残骸だけであそこまでわかるものなのかな(笑)
ホームランダーがブッチャーとマデリンの子ども助けたんでしょう?
ホームランダーが爆破からマデリンの子どもだけ救ったっていう体にしたいのかなと思って、ホームランダーが、マデリンを助けられなかったって悲しみに暮れてる映像が流れるのかと思ったけど、子どもだけどっか離れた場所に置いてきてたみたいだし。
テディを、憎悪のまなざしで見つめてたのにな。
ブッチャーは、罪悪感からとかではなく、精神的に痛めつけるためにベッカのところに連れていったんだろうとは思うけども。
マデリンの居ない今、
ヒューイとアニーは二人とも若くて相変わらず冷や冷やさせてきますね~。
ホームランダーとは違う謎の全能感(笑)
しかし、アニーは腹を決めて、あの変なダサい衣装で映画に出たり、歌を歌ったりして着々とセブンでの位置を獲得していく作戦に切り替えたんだけど、エドガーはマデリンみたいにいかないぞ(笑)
あと、ディープは変な宗教団体に勧誘されていて非常に気になるし、ディープの件を何故掘り下げるのかは、ヒーローとして一世を風靡した彼が落ちぶれるのを段階を踏んで描きたいのかなと思った。
アニーみたいに普通の服を着てもいいんだと思うけど、誰も求めてないのにスーツを着るのをやめなくて、しかも留置場の椅子でベチョってなってたのは、スーツが傷んでるけど手入れできてない様子を現したのかなと思った。
自業自得とはいえ、えげつ切ないですね。
Aトレインもそうだし、自分の立場を捨てられない、引き際を見極められない”何か”ではない自分に耐えられない気持ち、すごくわかるな。
牙城が壊されるのすごく怖いよね。
そこに縋りたい気持ち。生きてく価値みたいなもの。
あと、Aトレインは、自分がポップクロウを殺したうえ、自分が殺したロビンの顔も覚えてないくせに、ヒューイにポップクロウが死んだ責任をなすりつけようとするの、すごく人間っぽいなーと思いました。
自分の愛する人をあんな形で殺した人間が目の前で心臓発作を起こしたのに、助けようとしたヒューイ。
わたしは絶対放置だけど、Aトレイン死ななかったんだね。
あんな形で愛する人と引き離されて、罪悪感のかけらも持ってないやつ、死んでも許さない。
でも、死んだら死んだでヒューイは納得しなくて、彼が求めているのは改心で、改心するようなやつだったらあんなことになってないのでしないと思うけど、生死の境を彷徨って改心するのかもしれない。
でも、死んだ人も、時間も戻ってこないから。
まだ第1話なので、色々気になるところはあるけれど、ベッカとブッチャーの再会の様子が一番気になるぞ(笑)
あとは、推し(フレンチー)がキミコを庇って死んだりしないように願うばかりです。
わたしが推すと死んじゃうので・・。
というわけで、シーズン2も最後までよろしくお願いします!
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※秋冬用の洋服にピッタリ。