前回、マイヤリズムにも光明が差したかと思いきや 振出しに戻るどころか、逆にどんどん状況が悪化している気がする第8話。
(わたしの見てる海外ドラマで主人公がまた!?)っていう状況に一抹の不安を抱きつつの8話のはじまりでしたが、突っ込みどころが多いほうが感想書いてて楽しいのでありがたいのですが、あまり突っ込みどころが多すぎてもっていうところでもありまして(笑)
第7話の感想はこちら ↓ ↓
第8話は、マイヤリズムのリチャードたちに拉致されたエディと、エディに預けた子どもを置き去りにされたクロエのその後。マイヤリズムではまだまだ資金繰りに焦るカルが資産家の娘のノアの母親に会いに行っている間に施設に入所しているカルの母親の容体が悪化。様子を見に行ったサラがある秘密をカルの母親から聞いてしまうという盛りだくさんな内容でした(笑)
※以下、ネタバレありの感想です。
エディ、子どもが車に置き去りになったことを訴えても聞き入れてもらえずに、自白剤的なものを打たれて心停止。
子どもを周りに何もない草原に置き去りもヤバいし、変な薬もヤバい。
とりあえず、エディが仮死状態になっているあいだに、子どもは警察に保護されてクロエの元に返されたからよかったけど、クロエが発狂するのもわかるし、『元カルトの彼氏』に我が子を不用意に預けたクロエを責める元夫の気持ちもわかる。
ずっと見てるこちらとしてはエディのせいじゃないってわかってるけど、やっぱり偏見ってあるもんだし、『知らないこと』って脅威なんだよね。
いくら信仰の自由があるとはいえ、何をしてるか不明な団体ってやっぱり不気味に思われても仕方のないところはあるのかなー、というのはありますよね。
かといって、関係も興味もない人に知る義務もないわけだし。
クロエとエディの関係もこれで終わりですかね。
クロエがいくらエディを好きでも、今後心から信用できないだろうし、信用できない自分を責めるのもかわいそう。
クロエの子どもはエディのこと好きになれそうだったのに、残念。
エディの幻覚の件は割愛して、マイヤリズムの人たちの話に話を移します。
資金繰りがますます悪化して、小切手も不渡りを出してしまったマイヤリズム。
施設のリフォーム業者に、前払いじゃないと工事をやらないと言われ、ビルの前で業者とマイヤリストたちが揉めているところにホーク登場。
家探しの結果、組織にお金がなく逼迫した状況だということを知り、サラに詰め寄るホーク。
そして、静かに祈る2人・・・って、
サラは、ホークになんとかするって言ってるけど、なんとかできてないからこんなことになってるんじゃん!
しかもこの状況で祈ってお金が降ってくるか!!
とりあえずお金は、犯罪に手を染める以外は、誰かのお金をもらうか、働くしかないんだ、とりあえず働けっ!
なんでここの人たちは、労働した対価にお金をもらうっていう発想がないんだっ!?
マイヤリスト全員、外で働けばかなりの収入が手に入るのにっ!
ってものすごく、イライラしました(笑)
そして、サラの『なんとかする』が始動したようですね。
過去の告白テープを聞き漁っていたのはこのためだったみたい。
今は静かに暮らしている過去にマイヤリズムに助けを求めてきた人の弱みを掘り返して寄付を募るという・・。
サラは、『恩を思い出してもらう』という言い方を以前していましたが、一般的には、『恐喝』ってやつですね。
こんなことしてたら余計『カルト』になっちゃうのに・・。
サラ、一人で動いているのも心配だし、そのうち、恐喝で訴えられる。
息子の居場所を守りたい気持ちがあらぬ方向に向いてしまっているようです。
そして、資金繰りに奔走するサラの元にもう一つ舞い込んできたトラブル。
カルの親子問題です。
カルのお母さんが余命いくばくもないとの連絡を受けて、連絡が取れないカルの代わりにカルの母に会いに行くサラ。
一方、カルはホークの助言を受けてノアの母親に資金寄付の直談判に行っていて、サラからカルの母親が会いたがっているとの連絡を受けたけど、遠く離れていることをいいことに、母とのこじれた関係を修復するつもりはないとサラに告げます。
血のつながっている親子だからと言って、良好な関係を築けるわけではないし、大人になってみて当時の親の言い分や行動がわかることと、余計わからないことが出てくる。
その『余計わからないこと』が痛みになって、過去が何度にもわたって自分を苦しめたりするから。カルも多分、大人になって余計に過去に苦しめられたことは想像にかたくないです。
だからと言って、ノアの母親とそういう関係になるのは理解できない(笑)
それもこれも、カルの変な性癖は、カルの母親がサラに告げた博士とカルの関係に由来してるってこと!?
っていうか、サラは博士がカルにそういうことをしていたと知っても博士のこととか、光のこととかまだ信じられるんだね。
カルの母親が嘘をついているという解釈か、聞かなかったことにする的な?
いやー、でも衝撃だったなー。
カルは自分のクズの実父の代わりに尊敬できる父親として博士を慕っていたと思ってたけど、まさかそんなことになっていたとは。
普通は嫌だし、そんなに尊敬とかできないと思うけど、それが洗脳の怖さなのかもしれない。
そして、仮死状態になっていたエディ。
なんとか息を吹き返すことに成功。
もう、主人公が死ぬドラマは勘弁してほしいので、本当によかったと思いました(笑)
生き返ったエディは博士とのことの顛末をリチャードたちに説明したりしてたけど、みんな『博士は光にならなかった』と口々に言うけど、みんな博士は死んだら消えてなくなると思ってたってこと? そもそも博士は人間じゃない何か別次元の存在だと思ってたってことなの? っていう疑問が生まれる。
更にエディの説明を聞いて、「博士の後継者は君だ」とか言って、博士の遺品を渡そうとするリチャード。
いやいや、それはない(笑)
光を信じられなくなって離脱してるんだよ?
その離脱者を拉致して拷問して死ぬ目にあわせたうえ、『光の守護者』はないでしょー(笑)
今回のタイトル『帰還』だったけど、そういうこと?(笑)
エディ、いつかマイヤリズムに帰るんじゃないかなってうっすら思ってたけど、まさかこんな展開になるとは思ってなかったし、もうマイヤリズム自体崩壊寸前ですけど・・。
例えエディが戻ったとして、
博士が指名した本当の後継者はエディでした。
エディが『光の守護者』になります。
みんなついてきてください!
拍手!
ってわけにもいかないと思うんだ。
気になる、続きすっごく気になる(笑)
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