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THE PATH/ザ・パス シーズン2 第3話 感想 今のところ誰も幸せそうじゃない。エディ、壊れる寸前。

ザ・パス シーズン2 第3話です。
マイヤリズム組織から離脱寸前のエディの葛藤と家庭内トラブルが描かれました。
 

エディ、気持ちが焦って自分自身を苦しめる結果にどんどんなっていますが、全員が全員、自分で自分を苦しめているように見える。

来たるべき終末に向けて、みんなで集まってお祈りしたり光を信じたり人助けを信条として活動してきたはずだし、信念を持っているはずなのに、れも幸せそうに見えない・・。

 

第2話の感想はこちら ↓ ↓

 

meganetamago.hatenablog.com

 

第3話は、エディと息子ホークの愛憎まみれる確執を中心に、サラとホークの関係や、出産が近づくメアリーの件、水質汚染を黙認している業者に対抗する地元住民を支援をしているマイヤリズムの窮状が描かれました。
 
※以下、ネタバレありの感想です。
 
主人公、エディ。精神的に追い詰められて壊れる寸前です。
そして、息子のホークも同じかも。
今回のタイトルは『父と息子』だったけど、まさにそんな感じのエピソード。
ホークは自分が始めた修行と、父親が信仰を捨てた狭間で気持ちが追い付いていなくてかわいそうです。
 
今回のことに関しては父親のエディが家族を捨てたと思われてもしょうがない案件だと思います。
小さなころからずっとしつこく聞かされたきた色んな話は、全部ウソだったと父親が突然言い出した。自分は愛する人と結ばれず組織に残る人生になってしまったが、修行の効果を実感してしまった。
父親が何故信仰と家族を突然捨てたのかも理解できないだろうし、このままでは自分が選んだ人生を否定することになってしまう。
16歳の少年には、理解が追い付かないのも仕方ないです。
父親のところに行って、『もう会わない』と宣言したのも勇気がいったと思う。
 
そして、組織の行動の欺瞞をついて母親のサラにもかみつくことに。
そんな息子の指摘で、サラもなあなあにしてた水質汚染の調査に本格的に動き出すわけですが。サラもサラで、カルが抱える秘密と光の守護者の件とエディの件でいっぱいいっぱいだから。それでも、離脱にまだ署名してないエディが、帰ってきてくれると信じていたとは驚いたけれども。
 
一方、兄に育てられその兄に自殺され天涯孤独になってしまった経験のあるエディが息子に絶縁宣言されるのは耐えられない事実だったのもまたわかる。
でも、博士とのこともあるし、組織に戻るのはもう耐えられないんだろうなー。
元俗人のエディは、信仰と家族で天秤にかけたら、家族と離れても信仰を続けることはできないっていう道を選んだけれども、逆に俗人経験のないサラは、信仰を捨てる人は家族ではないっていう両極端な結果になっているのがまた興味深い。
 
そして、ホークを付け狙い、サラやカルに逆ギレをかますエディ。
組織にいたときは、いつサラをカルに取られるか気が気じゃなくていつもカルのこと意識していたけど、今度は息子までとなったら憎悪が募るのもわかる気がする。
ずっと目の上のたんこぶだったカルは、組織に居たときは自分より上のレベルの人に逆らえないシステムだったっぽいから、サラの手前もあるしずっと我慢してたのが、組織を出たことにより爆発しちゃったんだろうな。
目も充血しちゃって発狂ぎみだし、信仰心に疑いを抱きながらもマイヤリズムにいたほうがマシだったのではと思うレベル。
エディをしつこく誘ってくる、兄の元カノのクロエも悪い女性じゃないと思うけど、エディはクロエのこと愛せないと思うよ。
 
ところで、組織はなんでエディのこと監視してるんだ?
クロエは勘違いって言ってたけど勘違いじゃなかったし、エピソード最後にはエディは半殺しの目に遭っちゃって瀕死。カルはお金の工面でそれどころじゃないから、そこまでエディのこと気にしてないっぽいし、カーッとなってやっちゃう面は確かにあるけど、そこまでしつこくする意味もわからないし、そこまで狡猾に思えない。シーズン1の夫が自殺した件もリチャードたちの差し金か?
 
今回、回想シーンで博士が若くて組織の創設メンバーが語らってる姿が差し込まれましたが、感慨深いものがあった。結局はやっぱり博士がいないとダメなのかなー。
博士は光にはならなかったし、普通に白骨化してたから。
サイラスも言ってたけど、「ムーブメントはもう終わり」ってことなんだと思った。
字幕は、『博士』表記だけど、オープニングメンバーはファーストネームで呼んでるし。そこまで関係が親密だったってことだし。
マイヤリズムの組織はどんどん拡大して大きくなっているなか、『博士』の実態を見たことない人もたくさんいるわけじゃん。
ただ、あれを見て博士は本当に組織化したかったのかな? って疑問に思った。
博士はただ本当に光を信じていた人で、組織化したかった黒幕はほかにいて、リチャードとかそういった仲間がお金の面とかで博士を支えていたんじゃないかと。麻薬の売買とかもその一環だし、ペルーの修行でも薬は使われていたみたいだし、そういったことも含めてしかないな。
 
 
ところでメアリー、罪の意識に耐えられなくなったのかもしれないけど、なんで言っちゃったのー!?
父親が違うかもしれないって言う必要あった? しかもあのタイミングで!!
生まれてからだと取り返しつかないっていうのもわかるし、少しでも不安から解放されたかったっていう罪の意識みたいなのもわからなくもないけど、言われた方の立場に立って考えてみてよー。
このまま言わなくてショーンの子だったら、墓場まで秘密持っていけばよかったけど、言ってしまった後では、『どっちかわからなかったけど生んでみたらショーンの子でした、よかったね』とはならないじゃないのー。もーっっっ!!!
50%の可能性に欠けられないほど、カルの子だっていう確信があったのかな。
というか、カルの子だったらいいという願望?
サラも、もっとちゃんとビシッとアドバイスすればよかったけど、メアリーの子がエディの子じゃない限りは誰でもいいとうっすら思ってるんだろうな。
まさかカルの子だとは思ってないし、そもそもそれどころじゃないし。
 
メアリーといえば、マイヤリズムに来たときは薬依存の件もあって、病的に痩せてたけど、お腹大きくなってからはかなりふっくらして驚いたー。
健康的に見えるし、かなりかわいくなってる。
そこまで役作りするんだなって驚いたけど、実際海外ドラマだと女優が妊娠すると脚本を変えて妊婦そのまま出演ってことにったりするし、プライベートで本当に妊娠したのかもしれない。
ウォーキングデッドでも、タラめちゃめちゃ太ったな・・、缶詰生活でこんなに太るの設定的にどうなの?とか思ってたらその時妊婦で、戻ってきたら体重戻してたしと、脱線しましたが、今回のメアリーの妊娠はストーリー的に不自然なところがないので全然大丈夫なのですが(笑)
 
というわけで、いまのところ博士のことも資金のことも諸々でマイヤリズム崩壊の危機は続いていて、とりあえず、誰かひとりでもいいから幸せになってくれ(笑)
 
FBIのおとり捜査も、捜査なんだか本当に修行なんだか中途半端ではっきりしなくてイライラするし、そういう感じだから奥さんにも出て行かれるんだと思う。
そのうち、浮気もバレる。
 
 
エディ、死んではいないと思うけど、怪我大丈夫かなー。
心だけじゃなく、体も壊れたら目も当てられない。
 
 
第4話の感想はこちら ↓ ↓
 

 

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