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【エミー賞2023】ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~ 感想 コメディ部門ノミネート作品!! 『12人の優しい日本人』好きな人にお勧め。

ストライキで延期されている、エミー賞2023の授賞式ですがコメディ部門にノミネートされている『ジュリー・デューティ~17日間の陪審員体験~』を視聴しました。

 

Jury Dutyとは、Jury(陪審)Duty(義務)の直訳通り陪審に努める市民の義務】のことです。

 


www.youtube.com

 

今回、2023年のエミー賞コメディー部門の4部門にノミネートされている本作とのことなのですが、作品賞、脚本賞助演男優賞ジェームズ・マースデン)の3部門しかわからなかった。

 

Amazonのサムネでは大々的に【4Emmy】ってなってるけど、本当は3なんじゃない?(笑)

 

Amazonプライムビデオ画面での大々的なサムネが気にはなって視聴しましたが、Amazon傘下のストリーミングサービスfreeveeで配信されていたということで納得。

 

freevee関係では初のノミネートということでおめでとうございます。

Amazon Freevee - Wikipedia

 

というわけで、freeveeは今のところ米英のみのサービスなので日本ではAmazonプライムビデオで配信です。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0B8JTFV4W/ref=atv_dp_share_cu_r

 

2023年のエミー賞、コメディー部門はAmazon歓喜がわかるぐらいかなり粒ぞろいです。

 

特に『一流シェフのファミリーレストラン『ウェンズデー』ファイナルを迎えた『バリー』あたりはその中でも強敵そう。

でも、その中でノミネートとして入っただけでもかなり大金星なのでは? と思っています。

わたしは『一流シェフのファミリーレストラン』は好きだけど、コメディーなのか?と聞かれるとちょっと微妙には思いますが・・・。

 

『Jury Duty』はアメリカっぽい緩さも含めた点で非常に気に入りました(笑)

 

この作品を一言で言えば【ドッキリ】です。

ジャンルはシットコムかな。

 

俳優たちが1人の一般人に半月以上かけて盛大なドッキリをしかけるという体の作品なんです。

 

ドッキリを仕掛けられる側から言えば、自分以外は全員仕掛け人の陪審員体験いうか。

 

観てるこっちとしては、ドッキリを仕掛けられる側が本当に一般人なのかどうなのかは知る由もなく、アメリカなんで出演者とは厳重な契約書を結んでそうというイメージがあり実際のところはわかんないですが、それはどっちでもいいかなー(笑)

 

リアリティーショーもすべて脚本だと思って楽しめるタイプなので、そういうリアリティーショーチックなところもあまりエネルギーを使わずに観られて好きでした。

 

裁判の内容も(まぁ、アメリカならこんなふざけたわけわかんない裁判もあるかな?)ぐらいのトリッキーな内容で(笑)

 

陪審員の人選も個性的で面白く、最後まで飽きずに観られました。

 

特に本人役で出演していたジェームズ・マースデンは名だたる作品の中で今年の助演男優賞にノミネートされているほどでの納得のコメディ俳優ぶり代表作:『きみに読む物語』など多数)

 

ジェームズ・マースデンといえばわたしにとっては魔法にかけられてエドワード王子役だけど、本当にコメディーに合う。

ホームコメディーのシットコムなんかを帯でやってほしい!と今回強く思ってしまった。

 

他の役者さんたちは役者だとバレてはダメなので、無名の方たちばかりですが最初から最後までキャラを貫いてて本当にすごいと思ったし、本当にドッキリだったのなら緊張感すごかっただろうなとも思いました。

 

皆さん、お疲れさまでした(笑)

 

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ところで、日本では陪審員制度はなく裁判員という制度が2009年に始まりましたが、まだまだ一般人には身近ではありません。

そんな日本で、アメリカの陪審員制度をモチーフにした映画が過去にありました。

自分の劇団でシットコムをばりばり書いていたころの三谷幸喜氏の舞台を映画化したものです。

 

 

上記作品は、超有名作品12人の怒れる男をオマージュして作られた作品です。

 

 

 

上記二作品も今回の『Jury Duty』も全部そうなんですがこんな世知辛い昨今ではあるけれど、「人間は本来みんないい人なのかもしれない」っていう気持ちにすごくなるんですよね。

 

自分となんの関りもない人の人生を、自分のその時の決断が左右するかもしれないっていうプレッシャーの中見ず知らずの人たちと意見を戦わせて、それでもなるべく公平にジャッジしようという真剣さに心をうたれるというか。

 

例えば、人を騙してお金を稼ごうとするような犯罪者でもあの場にいる間ぐらいは自分の中の正義の心で他人の人生がよりよくなるように願って行動しまうんじゃないか、と思わず思ってしまう人の心に訴えかける何かが陪審員をテーマにした作品にはある気がします。

 

最後どうなるのかちょっと心配しましたが、アメリカらしい大団円のラストに強引に持っていく感じで非常に良かったと思ってます。

 

今のところAmazonプライムビデオジャパンでもあまり宣伝していないので、わたしが率先して宣伝しようと思います。

 

ぜひエミー賞の発表前に観て、一つでも受賞できるかどうか見守ってほしいです!

作品をたくさん観ておくと受賞式が一層盛り上がります!(笑)

 

作品賞はさすがに無理だと思いますが、助演男優賞はもしかしたらいけるんじゃないか?と個人的には思ってます。

 

どうなるか発表が楽しみです。

 

というわけで、それではまた。

 

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※『魔法にかけられて』のジェームズ・マースデンも観てね。