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ブレイキング・バッド シーズン5 第10話『埋められた財産』 感想 ハンクに激昂。スカイラーに涙。ジェシーを激励。

ブレイキング・バッド シーズン5 第10話感想です。

 

ブレイキング・バッドの中で好きなエピソード率が高い、ミシェル・マクラーレン監督のエピソードの残り2話のうち1話を見終わってしまいました。

 

ジェシーとジェーンの初デートでの非常に綺麗な景色が印象的だった『Abiquiu(アビキュー)』を担当していたのも彼女なのですが、今回もアルバカーキの空と、赤土の崖が美しく、とても印象的でした。

 

ストーリーの緊張感や壮絶さとは裏腹な、美しい景色が余計切なさを誘う、情緒的ないいエピソードだったと思います。

 

 

シーズン5第9話の感想はこちら ↓ ↓

 

 

www.meganetamago.com

 

 シーズン5第10話は、ハイゼンベルクの正体がウォルターだと当たりをつけたハンクがウォルターを捕まえるべく、周りを固め始め、ウォルター夫妻がそれに抵抗するエピソードでした。

 

※以下、本格的なネタバレありの感想です。

 

やっぱり嫌い。ハンク。

 

この先、わたしの中でだけずーっと悪役だったハンクが光落ち(悪役が善人に転換すること)

したとしても、ぜーったい認めない。

特に、スカイラーをファミレスのような店に呼び出して、ウォルター本人でしくじったので、スカイラーからウォルターのことを話させようとしてたシーンは、「ウォルターがやらないならわたしがやる!! 放してっっ!!」って誰に止められているわけでもないのに、そのぐらい腹が立っていました。

ウォルターは、ハンクは家族だからやらないとソウルに言っていたけど、ハンクはウォルターのこと家族だと思ってないし、上っ面だったんだよ、やっぱり。

以下のことも含めて、あんなの家族じゃない。

 

動揺してすぐハンクの呼び出しに応じてしまったスカイラーの弱みにつけこんだ聞き取り調査。家族をアピールし、耳障りのいいことをベラベラ喋りながら、実質目的は、確証のない【ウォルター=ハイゼンベルクをスカイラーに自供させる、という、その狡猾なやり口。

ハンクが、「一番大事にしているものはマリーだ」とスカイラーに切り札をつきつけ、湾曲に【おまえのだいじな妹のために話せ】と脅している姿には嫌悪感しか抱きませんでした。ICレコーダーをスカイラーの目の前に置いて、犯罪が露見される瞬間の快感を、今か今かと味わおうとしているハンク。

ウォルターとどっちが極悪人なのかわからなくなってくる。

 

しかし、ここでもまたミシェル監督の手腕が発揮され、最初は動揺していたスカイラーが、【ハンクには確証がない、彼は焦っている】と気づいた瞬間の、目で気持ちを表現する切り替え演技が見事で、そこから薄かったアイスグレーの瞳の色若干濃く変化したように見えたほど。しかも、店内で騒ぐという瞬間的な騒動を起こし、ハンクから逃げ去り、とりあえずハンクの追撃から逃げ切ったスカイラーでしたが、ハンクがまた次の一手を仕掛けてきて、またわたしを激昂させることに(笑)

 

ハンクが一番大事にしているのは、マリーじゃなくて仕事であり、犯人を検挙することだと思う。ジェシー検挙一歩手前のときは、マリーのところに駆け付けたけど、マリーのために仕事は捨てない。

本当にマリーが大事ならスカイラーに口を割らせるために、速攻マリーに話さないでしょ。

大事なことだから、もう一回言うけど、マリーが大事なら利用しない。

本人も深く傷つくし、マリーになんの得が?

 

姉妹の仲も割いて、ウォルターの稼いだお金を援助してハンクが歩けるようになったのに、スカイラー妹に平手打ちされたんだよ? ウォルターのこと知ってたからなんだっていうの? ハンクの事件はスカイラーのせいなの? ウォルターのせいだけど、スカイラーのせいじゃない。スカイラーは何もしてない。ただ、自分の家族を守るために黙っていただけだ。

しかも、マリーが姉の子どもを無理やり誘拐しようとまでして・・全てハンクが焦ったせいです。

 

もうこの際、ウォルターは絶対ハンクから逃げ切って欲しい!

 

ところで、話は変わりますが、リディア、ウォルターとハンクのことで自分の中でかなり影が薄くなってたけど、かなり大胆なことをやってのけましたよね。

トッドは何度かウォルターと作業してただけで、だいぶ品質のいいものを作れるようにもなっていたし、トッドの一味はかなりヤバい人たちなので、ウォルターが辞めるとなったら金づるをリディアにしてもおかしくない展開。

それにしても、仕入先とのトラブル解決のために荒野の荒地ににクリスチャン・ルブタンぽいハイヒールの靴裏の赤色は、シュールでした。ちょっと独特な赤だし、あの男くさい抗争を仕掛けたのがリディアだということが、はっきりと伝わってきた。

現場は見ることはできないし、いつもビビっている感じだけど、いざ敵に回すと怖い女性なんだと表現しているように感じました。

なにしろ、関係者でただ一人の生き残りだもんね。。

 

そして、ウォルターは、今のところ最大の物証である現金を隠しにソウルに協力してもらって一人荒野へ。辛い体に鞭を打って、大きな樽の中にぎゅうぎゅうに詰まった現金を大きな穴を掘って埋めました。

限界の体を引きずって自宅に戻りスカイラーの前で倒れたウォルターでしたが、以前スカイラーのプール事件のときに、抗がん剤治療で辛かったときはバスルームの冷たいタイルが気持ちよくてそこでよく寝ていた』話していたことが思い出されました。

ハンクの件で焦っていただろうに、倒れたウォルターに枕と毛布を用意し、目覚めるまで寝かせておいて傍に付き添っていたスカイラーに思わず涙しました。

そして、ウォルターの「再発が嬉しいか」の問いかけに、「わからない」と涙ながらに答えるスカイラーとの会話(涙)

あの時、離婚届を出せなかったスカイラーが、今のこの状況をどう思っているかはわかりませんが、ここまで来たんだから、このままで終わって欲しくない。

なんとか、なんとか・・起死回生の道がありますように!

 

最後に、生きる屍となってしまったジェシー・・。

(あんなに札束を投げ入れてたら、足が着いちゃう!)と思っていたけど、もう思考が停止していたんですね・・。

ジェシーの投げた札束を拾うおじさんの演技が非常にリアルでした。

最初、お金を拾って、新手のイタズラだと思って中まで現金か確認して、確認したところで恐怖もあるけど、欲しい気持ちがあって拾い続けてしまう感じ。

わたしは怖いから、そんな奇行をする持ち主と遭遇なんて絶対嫌だけど、人間【怖いもの見たさ】ってあります。

 

刑事の尋問に死んだ魚の目をして何も答えなかったジェシーが、ハンクの言うとおり、ハンクを見て、ハンクがウォルターを捕まえようとしていることを知って、生気を取り戻すのかどうか。

ジェシーはウォルターには複雑な感情を抱いていると思うし、別にウォルターなんか捕まってもいいと思って、ジェシーが司法取引で全部ウォルターのせいにして喋ってもいいぐらいの被害は受けているので、そこはジェシーの自由にしていいと思うんだけど、ジェシーにも捕まってほしくないから。

 

ジェシーには幸せになって欲しい気持ちがもちろんすごくあるし、ウォルターは自分のことは自分でなんとかするとして、ジェシーが捕まることでソウルの身も危うくなるので、なんとかここも切り抜けられないかなー。。

 

次のエピソードでは、ジェシーとハンクの対決が見られそうですが、果たしてどうなるのか。

 

ジェシー、頑張って!! 

 

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