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ブレイキング・バッド シーズン5 第9話『汚れた金』 感想 シーズン5第2部スタート! 【終わり】が見えてきました。

ブレイキング・バッド シーズン5 第9話感想です。

 

シーズン5始まってから色々な面でずーっとテンション下がっていたけど、第一部がきれいに終わってくれたおかげで、ブレイキング・バッド』へのモチベーションを取り戻してきました!(笑)

 

ブレイキング・バッドの第2部は各所で絶賛されており、リアタイ視聴者数も第1部と

 比べても段違いに多く、多数の米国民がこのドラマのフィナーレに夢中になっていた様子がうかがえます。

 

そして、色々な【終わり】も見えてきました。

わたしも遅ればせながら波に乗らせていただきたいと思います。

 

 

シーズン5第8話の感想はこちら ↓ ↓

 

 

www.meganetamago.com

 

 

  シーズン5第9話は、ハンクがハイゼンベルクの正体がウォルターだと勘付き調査を進める一方、ウォルターはビジネスから手を引き家族関係をやり直そうと努力する姿が描かれました。

 

※以下、本格的なネタバレありの感想です。

 

シーズン2の始まりは、シーズン1の最初と同じく、この後のウォルターが描かれていました。

廃墟になっているホワイト家のプールで、近所の子どもがスケボー場としてたまり場に。シーズン5の最初のシーンで、一人で52歳の誕生日の朝食を食べていた時と時系列が前なのか、後なのかは不明ですが、ウォルターが、過去の我が家に忍び込みコンセントの中から、リディアと話していた時にも持っていたような気がする金属のカプセルのようなものを回収していましたが、これも後の伏線でしょうか。

 

荒れ放題の家の中の壁に大きく描かれるHEISENBERGの落書き。

 

そして、良好な近所関係を気づいていそうだった隣家のキャロルがウォルターを見かけて心底怯える様子から、今までの悪事に相当な尾ひれがついてドラマチックさも兼ね備えた世紀の極悪犯罪者となったウォルターが、指名手配状態になっている・・という状態を想像しました。

そして、あの状態のウォルターが何かを仕掛けてグランドフィナーレかなと。

 

一方、仕事を辞められたのにすっかりまたメンタルを病んでしまったジェシー

前回のウォルターとの面会でジェシーはソウルからマイクの顛末を聞いた』とわたしは誤解していたのですが、ソウルもジェシーもマイクのことは知らなかったようです。

マイクのことを知らなかったのに、ジェシーはあんなにウォルターに怯えていたのか・・と思うと、それはそれでまた複雑な感情が湧きあがってきてしまいます。

あの怯えっぷりと緊張感から、すっかり知っているものだと思っていたのですが、ウォルターがマイクをやったとジェシーは心から思っていたということですよね。

ジェシーの考えが間違いではないところが、また切ないところです。

 

お金をジェシーに渡さずジェシーを自分の相棒として手元に残しておこうとしたウォルターでしたが、自由を尊重するアメリカに無理強いは存在しないのか、あっさり(?)身を引いてジェシーを解放しました。

今の状態になって考えるとウォルターが、お金をケチケチしようとして渡さなかったということは考えにくく、そのときにはもう目的がお金ではなくなっていたので、なんかしらの複雑な心理が働いていたと思う。

そして、ジェシーに大金を与えるというのは、諸刃の剣だったと思うので、ウォルターの言うとおりにしておけばよかったのかな、とも思うけど、多分ウォルターのところにいてもメンタルを病んでるからいずれにしても、ホームレスに札束をあげて怯えられたり、人の家に札束投げたりして、メンタルはウォルターによってずたずたに破壊されていて、じわじわと取り返しのつかないところまで来ている状態です。

 

一度汚れてしまったお金は洗わないと使えないというのが、このドラマで知ったことの一つであり、教訓でもあるかもしれない。

銃も持っているし、自傷行為に出る危険性もあるので、誰か助けてあげられるといいんだけど。今のジェシーは孤独すぎるし、このまま人生に悲観してどーのっていうのはあまりにもジェシーが不憫すぎるし、そんな姿は観たくない。

ハッピーエンドとは言わないまでも、気持ち的に吹っ切れて成長したジェシーを見て終わりたい。

 

そして、やっぱりそうか・・というのが、ウォルターの癌の再発です。

 正直ここに来て、また抗がん剤の治療に苦しむ姿を見ることになるとは思ってなかった腫瘍は取ったはずだと思ったけど、また肺なんだろうか・・。

なにしろ、ハンクへの交渉材料としても再発の件を使っていたウォルターだったけど、やっぱりハンクムカつくわ。

第一印象が悪かったせいもあるけど、ここまで観てもどうしても好きになれない。

 

ウォルターがハイゼンベルクだと気付いて、最初はパニック発作になったような感じだったけど、捜査資料を見ているうちに色々な話が自分の中で繋がったんでしょう。

今まで散々コケにされてきたことを思い出し、GPSを持って現れたウォルターを憎しみのこもった目で威嚇し、さらに殴ったわけだけど。

自分だって調子に乗って捜査情報を漏らしたり、警察としてやっちゃいけないことをやったり自業自得の部分もあったけど、怒りに燃えてるからそんなことは思いもよらないよね。

 

ジェシーの時もそうだったけど、警察のくせにマイクと違って感情をコントロールできないところが嫌い

今のところ決定的な証拠もないわけで、ゲイルがウォルターに本を送ったってことだけでしょう? 殴るのはまだ早い。

 

けっこう人気のキャラみたいですが、ハンクの魅力がわからなすぎて、マリーが献身的にハンクを支える意味がドラマ通して本当に全く理解できなかったです。

特にやっぱり入院していた時と、歩けるようになるまでの勝手な振る舞いがどうしても許せないです

これを許せる人、本当に心広いと思う。わたしには無理だった。

マリーの献身的な支えよりも、仕事がハンクを元気にしたってことでマリーも満足してるけど、本当にそれでいいの? 警察沙汰になるほどハンクに追い詰められてたじゃん!

結局、ハンクって現場で仕事ができていればそれでいいだけの自己中男だったよなーってやっぱり思ってしまうのです。

あと、ハンクが今のように歩けるようになって自力でトイレに行き、人んちのトイレの蔵書を勝手に見ることができたのは、【ハイゼンベルグ】のおかげだったってこと、早めに誰かハンクに言ってあげてください。

 

ウォルターのサイコパスぶりに嫌気がさしてきてたけど、ハンクと戦うためなら構わない。

 

全然かまわない。というか、この時のためにウォルターは、心を捨てたんだと思わせてくれ!

『家族』を守ろうとして始めたことだったけど、最終的な敵は『家族』だったという残酷な展開になってきましたが、仕方ないです。

こうするしかもう終わりがない気もしてきました。

 

 

 地味に、洗車場に現れたリディアのトラブルというのも気になっています。

自分はもう関係ない、仕事からは手を引いたとウォルターは突っぱねて、更にスカイラーがリディアよりはるかに大きい体と顔で威嚇して帰しちゃったけど、本当に帰してよかったのだろうか。

話しぐらいはちゃんと聞くべきだったのではと思っています。

今、ウォルターと繋がってて生きてるのはジェシーとリディアとトッド一味ぐらいだから、リディアからほころびが出るかもしれないし。

 

そして、 第10話は、前話で話題にさせて頂いたミシェル・マクラーレン監督のエピソード。

ウォルターとハンクの駆け引きや戦いを、彼女がどう描いてくれるのか非常に楽しみなエピソードです。

 

それでは、またー。

 

 

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