ブレイキング・バッドも第5話になりました。
オープニングがかっこよくて好きなのと、それぞれのキャストやスタッフの名前などの緑に変えられている部分の元素がなんなのか、どうしても気になりまして、元素周期表を検索しましたよ!
みなさんも、観てる時にやったかもしれないですね。
『ブレイキング・バッド』あるあるっぽいですが、一応、ちゃんと見たよってことで、タイトルのところだけでも、ご紹介しておきますね(笑)
Br:元素番号35【臭素】
Ba:元素番号56【バリウム】
両方馴染みはないですが、どちらかというとBaは、胃の検査に使われるバリウムさんでしたので、年に一度はお世話になっています。あれは飲むのもツライが、出すのもツライ(笑)
元素周期表の中で色々な元素眺めるの割と面白かったので、もっとちゃんと化学勉強しとけばよかったなと思います。今さら元素勉強しても、特に人生に変化はそんなにはなさなそうなので、やっぱり勉強は若いうちにきちんとやるのが大事だなと思いました。拝啓、15のあなたへと、自分にお手紙書けるなら言いたいことはたくさんあるけど、何か好きなことを一つだけでいいから極めて仕事にしとけっ!ってことは特に声を大にして言いたいです(笑)
第4話の感想はこちら ↓ ↓
第5話は、ウォルターの病気のことが周りにどんどん周知され、一人だけの問題じゃなくなっていく話でした。個人的にはジェシーも頑張ったエピソードだと思います。
※以下、ネタバレありの感想です。
今回はシリアスな内容だった(ちょっと泣いた)ので、レビューも暗くなりそうです(笑)
ウォルターは大学時代の、仕事で成功した友人のセレブバースデーパーティーにスカイラーとともに参加しますが、学友の中でも特に優秀だったウォルターが高校教師の道を今歩んでるのは家族(特に息子)のためだろうかと考えてしまいました。
後悔はないとして、それに不幸じゃないとしても、友人と肩を並べ同じような環境で境遇だったのに、自分は他人に羨ましがられるような成功は手にしていないし、しかも余命が僅かなんて、あんなパーティー行きたくなかっただろうなー。
しかも、スカイラーが病気のことを友達に漏らして援助を申し出てきたのも辛かっただろうなー。
病気になったことによる、命のことだけじゃおさまらない精神的苦痛。
スカイラーは悪気なく、あわよくば援助してもらえると助かると思ってウォルターの病気のことわざと言ったと思う。本人はごまかせなかったって否定してたけど多分ウソ(笑)
ウォルターはプライドが傷つけられて当然怒っていたけど、どうしてもウォルター側ではなく、スカイラー側の立場に寄って考えてしまうので、向こうにとってはどうせ、何かの団体に寄付する程度のもんなんだから、申し出を受け入れて甘えちゃえばいいじゃんって正直思っちゃったけどそうもいかないよねー。
そもそも、本人は治療するつもりなかったから、作ったクスリの取り分をがんの団体に寄付しちゃったんだよね?
お金はいくらあっても困らないのに。家族のためにとっとけ、ウォルターって思ったけども。
一方、ジェシー。
実家を出て、例の薬を売ってくれと言われても売る薬もないし、まっとうな仕事に就こうと面接に行ったり、悪い友達にそそのかされて、薬作成に挑んでたけど、ジェシーすごくないですか?
一度、ウォルターと作っただけでウォルターほどの完成度のものじゃないにしても、一応完成してることすごいと思いました。
わたしなら一度やっただけでは無理。絶対、手順ミスる。
純度を上げるのはテクニックと物質を扱う慣れだと思うから、ジェシー頭いいんだなーと思いました。
しかも、完成度にこだわる職人魂も見せる(笑)
ウォルターの弟子として最適じゃないですか!
ジェシーのことすごく応援したくなってきました。
そして、今回のメインは『告白マクラ』を使用した家族会議がメインのエピソードでしたが、この様子は家族を象徴する面白いと言えばまた不謹慎なんだけど(ちょっと泣いたし)、色々突っ込みどころが多くて興味部深い題材だと思いました。
『告白マクラ』については、こんな記事も見つけました。
※下記にこの記事について言及しながら話を進めますので、一読をお願いしたいです。
この記事、言いたいことはわかるんだけど、なんとなく違和感を感じるのは、『仕事の会議』と『家族会議』を比べてるからなんだと思う。
流れとしては上記の記事の通りで、スカイラーは自分の意見を曲げないうえ、告白マクラを持っている人だけしか話してはいけないっていう自分で決めたルールを速攻で変える(笑)でもさ、スカイラーはウォルターを説得したくて味方を集めてるわけだから、ルールなんてはなから無視なわけなんだよね(笑)
上記記事ではハンクのことをなじってたけど、わたしはハンクの気持ちわかる。
はっきり言うと角が立つからオブラートに包んで言ってただけで、例え話が下手な人っているけど、今回のハンクに関していえば、そんなに理解不能な例え話だったとわたしは思えなかった。
言いたいこともわかった。
でも、正直ハンクはどっちでもいいと思ってたんじゃないかなと思ってた気がする(笑)
ウォルターのよき理解者だとは今のところ思わないし。
むしろ、今のところ一生分かり合えない溝のある二人だと思うぞ(笑)
そして、感情論しか言わなかった息子って言われていて、かわいそうなウォルターJr。
上記記事、わかる部分もあるけど、愛がないよっ!
Jrの言いたいことわかるでしょ?
わたしは、たどたどしいJrの心からの叫びにちょっと泣いたけどね。
人の心を動かすのは、理屈じゃなくて、結局人の心しかないんだっていうシーンだと思った。
ビジネス会議だって実質そうなんじゃないかなー。正論と理屈だけでドヤられても腹がたつこともあるし、逆にたどたどしくても一生懸命自分の言葉で思いをぶつけられたら気持ち動くことがある。 人間なんだから。
そして、告白マクラを奪っての最後のウォルターの独白。
確かに病気になって、治療もつらいことがわかっていて挑むのも大変だし、最後を心穏やかに過ごしたいというウォルターの気持ちはわかる。
でもさ、自分の妻を真正面にして、『今までの人生で自分で何一つ決めたことがない』っていうのは?(笑)
スカイラー、あんなにキレまくってたのに普通に聞いてたけどそれはいいの?
わたしならめちゃくちゃショックなんだけど(笑)
そこが気になって、せっかくのウォルターの独白がちょっと霞む。
一晩明けてウォルターは、治療を受ける覚悟を決め、お金のためジェシーと再度組むことを決意。
スカイラーとJrの気持ちをウォルターは受け止めた。
自分が家族を残して死ぬっていうことがわかってしまうと、自分が去ったあとの家族の人生を考えるから、残された家族の傷が少なく、後悔のなきようにするっていう責務も担ってしまうから、病人だけの好きにできなくて、ここは本当にケースバイケースだけど難しいテーマですね。
ウォルターの治療は成功して快方に向かうのか、薬ビジネスはどうなるのか、シーズン1あと2話です。
第6話の感想はこちら ↓ ↓
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