ブレイキング・バッド シーズン3 第6話感想です。
シーズン3も中盤に入り、シーズン1の最初の頃には思いもしていなかった展開です。
思いもしなかった展開といえば、昨日のことなのですが、『ブレイキング・バッド』の視聴途中にあたり、悲しい出来事がありました。これはわたしのブログでも何度か言わせて頂いていることなのですが、またネタバレ地雷を踏んでしまいまして。
でも、注意してても避けられなかったんです!
今回、ブレイキング・バッドを視聴するにあたり、極力ネタバレを避けるための努力はしてきたつもりだったのですが、昨日記事を書く際に、登場人物の名前を確認しようと『ブレイキング・バッド 〇〇(名前)』って検索したんですね。
そしたら、検索結果一個目に表示されていた記事タイトルがネタバレの宝庫だったのです。
ブロガーさんのSEO対策なのかもしれないけど、作品を愛しているものとしてのお願いです。
本当にタイトルにネタバレを入れるの本当にやめてほしい!(涙)
見たくなかったけど、タイトルがバーンと目に入ってきて避けられなかった!!
昨日は邦題のネタバレについて愚痴を言ってましたが、今回は自ら検索したことで招いた結果なので、「もう既に終わっているドラマを不用意に検索するのが悪い」と言われればそれまでなのですが・・。
この『タイトルネタバレ』に今まで何度悲しい思いをさせられたことか・・。
せめて、わたしだけはアクセス数が伸び悩もうとも、SEO的にダメダメだったとしても、まだ未見の人があからさまに衝撃を受けるネタバレを入れるのは極力避けようと思っています。
登場人物の名前出すのもネタバレって言われてしまうとタイトルがつけられませんので、なるべく、みなさんに悲しい思いをさせないように、これからも頑張ってブログを書いていきたいと思っています。
シーズン3 第5話の感想はこちら ↓ ↓
シーズン3第6話は、本格的に新しい生活を始めたウォルターと、キャンピングカーの持ち主がジェシーだということまで突き止めたハンクがジェシーの張り込みを始め、ジェシーが捕まり芋づる式にウォルターまで一貫の終わりか! という非常にハラハラする展開でした。どのぐらいハラハラしたかといえば、観た人はわかっていただけると思うのですが、プリズン・ブレイクシーズン1でプリズンをブレイクする回ぐらいハラハラしました(笑)
※以下、ネタバレありの感想です。
ウォルターは、家族に大金を渡す役目を全うすることを決意し、スカイラーと別れ、ポヨスのオーナーのラボで働く新生活を始めました。
シャツもパリッとした明るい色のものを着て、最初の頃のよれよれの茶色のチェックのシャツを着ていたウォルターとは別人みたいです。
あれだけ固執していた、『家族』という存在も、一旦覚悟を決めてしまったらサバサバしちゃっているのが、ウォルターの人間ぽくて好きなところです(笑)
息子のウォルタージュニアも両親の不仲はわかっていたし、不満そうではありましたがなんとなく結果を受け入れてましたね。
全然関係ないのですが、洋画や洋ドラを見るといつも思っていたのですが、今回もウォルターはジュニアのためにサンドイッチのお弁当を作っていましたが、食べ盛りの少年がお昼あれで足りるの?
わたしですらおやつレベルなのですが(笑)
新しいラボで、ジェシーとは何もかもが雲泥の差の知的レベルが高い助手と、化学の話をしながら満足のいく仕事をできてご満悦のウォルター。
ちなみに、新しい助手と製造中に、カフェ風のBGMが流れていたのにはゲラゲラ笑いました(笑)
スカイラーの機嫌を取ることもなく新しい生活にニヤニヤしているところに、隙を見逃さず、すかさず追いかけてくる過去。
「ピンクマンのキャンピングカーを探している」という衝撃の電話がハンクから入る。
一瞬にして静寂の生活を壊されたウォルターが、一度はジェシーに電話するも何も言わずに切った時は、「なんで切ったの?(笑)」と思ったんだけど、今考えるとジェシーを知っていれば切るのもやむを得ない。
だって、バカなんだもん・・・。
絶対捕まるでしょ、言ったところで。
案の定、ウォルターが一人で処理しようと奔走していたところに、友達からの一報を受けたジェシーが、ハンクに張り込みされていることも気づかず現場まで尾行され、外にハンクがベッタリ張り付いている中、ウォルターもろともキャンピングカーに籠城という事態を引き起こす。
この時に、ウォルターが電話を切った理由を完全に理解しました(笑)
スクラップ場のおじさんのアシストにも、ウォルターの助言で対抗するジェシーにも、執念でここまで来たハンクはそりゃひるまないわけだ。
さすがに、もうジェシーとウォルターもここまでか!と思ったけど、最後に手助けしてくれたのはソウルでした。
ハイゼンベルクの件をあげるまで、あと一歩のところまで来たのに、妻の事故の一報を受けて、あそこまで執念を燃やしていた仕事だったのに、すぐさまその場から病院に駆けつける愛妻家のハンクがさすがにかわいそうだった・・。
ウォルターやジェシーと違って、ハンクは自分の仕事を全うしてただけなのに・・。
更には、ハイゼンベルクのクビを狙うトゥコの従兄たちがポヨスのオーナーに張り付き、なんとかハイゼンベルクをどうにかする許可を取ろうとしていたけど、せっかく仕事を始めたウォルターを手放すわけにもいかないポヨスのオーナーは、「トゥコを最終的にやったのは、ハイゼンベルクではない。DEAの警官だ」と言って、ハンクを生贄に差し出す。
まぁ、そうなんだけどね。別にウォルターは、トゥコのこと裏切ってないし、トゥコのことやったのもハンクだから正論なんだけど、ハンクはウォルターのこと微塵も疑ってないし、これからあの不気味な双子に狙われるかと思うと、見ててさすがにかわいそうになる。
それにしてもポヨスのオーナー、ガスは出てくるたび惚れ惚れしますね!
上司だと思うと、普段は物腰が柔らかく物静かな感じとは逆にたまに見せる鋭い目つきがものすごく怖い。ポヨスでガスの下で働くのは怖い、けどそれを凌駕する魅力。
ホテルマンのような姿勢と美しい歩き方は遠目でも目立つし、そして前大統領を彷彿とさせるルックス。
もう、これは恋です。間違いない(笑)
ウォルターが、ガスの元で働くことになって出番が増えて嬉しいし、『ベター・コール・ソウル』早く観たいよっ!
というわけで、話を本編に戻します。
ハンクはものすごくかいわそうでしたが、一方、あのキャンピングカーがスクラップされるのも切ない気持ちでした。
シーズン1から苦楽を共にしてきたボロいキャンピングカーともあっさりお別れ。
それを見上げていたウォルターとジェシーも複雑な思いだったと思います。
今思うと、荒野でのあれこれが懐かしいし、あのキャンピングカーはもう見られないのかと思うとそれはそれで
ジェシーはこれを機に引退すればいいと思うけど、そうすると話が終わっちゃうからなー・・。
ハンクもこれで諦めるとは思えないし、どっちかといえばこんなことが再びあれば、余計執着しちゃうタイプだと思う。
心の問題も心配だし、トゥコの従兄に命を狙われる方も両方心配です。
あと、ウォルターはポヨスのオーナーのところの仕事、順調に進めることができるんだろうか・・。
ジェシーがお荷物になって、またトラブル、なんてことにならないかと、色々心配は尽きない『ブレイキング・バッド』です。
それでは、また。
第7話の感想はこちら ↓ ↓
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