ディズニープラスにて『魔法にかけられて2』(DisEnchanted)が配信になりましたー!!
前作『魔法にかけられて』(Enchanted)/2007年から5年。
満を持しての続編です。
けっこうネタバレしやがってるので予告は貼らない。
ねー、なんで劇場で公開してくれなかったのーーーーー????(涙)
音楽めちゃくちゃよかったじゃん。
前作も好きだけど、音楽に関して言えば前作上回ってると思ったよ。
歌い手が多種多様で本当に楽曲もよくて。
ミュージカルとしての出来がいいとも思ったし。
ダンスは少なめだったけど、楽曲は本当によかったし、アニメ部分も前作のレトロアニメの感じも好きだったけどグレードアップしてきてるよね。
前作は歌ってなかったけど、今回めちゃくちゃ本気出してるし、モーガン役の新人の子も瑞々しいいい声で引き込まれたし、エイミー・アダムスが前作と変わらないソプラノボイスでめちゃくちゃ歌ってて劇場でやるべきだったんじゃないのかなー。
劇場で公開してたらサントラも2の方が売れたと思うんだよ。
アラン・メンケン(作曲家)の気合すごかったと思う。
音楽の洪水。
ディズニー的に『ブラックパンサー』と同時公開はだめだったってこと?
来年アリエルを控えてるから?
くやしいっっ。
あ。
大事なことをいうのを忘れていましたが、一作目を観てない人は必ず、一作目を観てくださいね!!
続編だけ観たら、続編のよさが伝わらないので。
そして今回の続編。
主演は、前作に引き続きエイミー・アダムス。
おとぎの世界(ディズニーアニメ)から現実のニューヨークに飛び出したディズニープリンセスという各所にディズニーオマージュを散りばめたふわふわした実写を、2007年当時ですら四十路でこなした(ご指摘を頂き、33才だったとのことです)スーパー女優です。
今思うと衣装も着こなしてたし本当に尊敬しかない。
わたし、前作の『魔法にかけられて』がだいっっっすきで、たぶん今までの映画人生で金曜ロードショーの再放送ジブリが一番同じ作品のリピート回数こなしているとは思うんですけど、それ以外ではたぶん『魔法にかけられて』なんですね。
サントラも聴きこんでるし、劇中歌の『EverEverAfter』も何十回と聞いてて。
そういったわけで、続編はものすごくうれしくて楽しみで、エイミー・アダムスが続投するって聞いたときはすごく嬉しかったので期待値が高い分逆に不安もあったのですが、稀有でした。
すっごいよかった。
続編含めて完成形だと思う。
『魔法にかけられて』でエイミー・アダムスが好きになってそこからエイミー・アダムスの作品を次々観ていっていたのですが、これとかはまだそこまでシリアスではないほうで、
これとかこれなんかはめちゃめちゃダークな役どころの作品で、
ますます、エイミー・アダムスが好きになったんです。
わたし、演技に入ると狂気性が漏れ出ちゃう女優さん大っ好きなんですよ。
ぞくぞくさせてくれる女優さんがよくて。
あんまり居ないんですけど、エイミー・アダムスは演技力でしのぎを削るハリウッドでもトップクラスと言っていいと思うんです。
だから、演技力に関して言えば全幅の信頼を置いてはいるけど(さすがのエイミー・アダムスでもアラフィフでジゼル(主人公)いけるか…?)って若干の不安は持っていました。
で、わたしよせばいいのに前作と続けて間を空けずに観てしまったんですよ。
なので、画面にジゼルが登場した瞬間は正直「ジゼルっっ!!」と思ったんですね。
でも30秒ぐらい観てたら過去はどうでもよくなったうえ、あれから実年数でいえば5年しか経ってないのに10年以上経過してるものとして受け入れてしまった。
なんていうかそういう次元で生きてない。
前作から数年経っているにも関わらずキャラクターがブレるということは一切なくそこにはあれから10年以上経っているジゼルが居ただけだった。
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なんていうか一瞬で【結婚はゴールではなくてスタートです】っていうのがエイミー・アダムスの顔をみてわかる感じ。
あれから楽しいこともいっぱいあったけど、苦労したんだなって画面で伝わった。
そりゃー、おとぎの国からの移住はきついよってなったよ(笑)
そして、今回の物語のテーマも、1作目は『おとぎの国の女の子が現実世界で恋をした話』だったけど2作目は『ステップファミリーのその後』だったのでシンプルに好みでした。
それで、おとぎの国のジゼルが現実世界で奮闘する姿を描くと思うじゃん!!
違ったの(笑)
いや、本質はそうなんだけど違ったのよ。
この先は観てほしいから言わないんですが本当に感心した。
アラフィフとなったエイミー・アダムスもさー、そう来たか!! ってなってジゼルでありながらジゼルでない感じの演技が超うまくて、それが何度も訪れるんだけど「演技、ヤバい(笑)」って声に出ました。
こういう感じなら全然大丈夫だもんね! みたいな感じでした。
今のエイミー・アダムスでも1作目のジゼルのままでもやれたと思うよ。
でもさ、今のエイミー・アダムスの魅力をディズニー的に最大限に引き出したと思うの。
そして、1作目の子役を演じた子がかわいくて大好きだったのですが、女優業は今やってないとのことで新人のガブリエラ・バルダッキーノちゃん。
顔はモーガンそっくりで、本当にモーガンがティーンネージャーになったみたい!
ドレスアップしてないときはもっと年相応で幼くてそれもかわいい。
ママ大好きだけど、反抗期の高校生を瑞々しく演じて歌も素晴らしくおばちゃんは大感動した。
今回は出番は少なめだったけど、夫のロバートもかなりのイケオジになっており、エドワード王子も健在で嬉しかったです。
悪役の人も歌うまくてすごい見せ場でした。
ミッドライフ・クライシスに陥ってしまったディズニープリンセスの奮闘記は、1作目のジゼルであり、2作目のジゼルでもある観ている人たちを全力で応援する内容。
じんわりと心が温かくなると思います。
わたしは泣いた。
お子さんが観てもお母さんとの幸せな日々を思い出してくれることと思います。
一つ、残念だったのはナサニエルの出番がなかったことですかねー。
元気かなー。ナサニエル(笑)
皆様、『魔法にかけられて2』をよろしくお願いします!!
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