思いっきりネタバレするので、ネタバレ絶対あかん派の人は速攻ブラウザを閉じてください。
二期前半まではそんなに激しいネタバレは踏んでなかたのですが、後半にさしかかってきてAmazonがサムネイルをバンバン出してきていたので途中から気づいていたのですが、三期のシーズンタイトルがおもいっきり今後の展開をネタバレしていて、さらに
(え、25話分もやるの? さすがにやることなくならない?)
と思っていたら10エピソードしかなかったので、さらさら見てしまいました。
後進組はこういうことあるけど、
ネタバレしてるとちょっとは安心感あるからいいよね!
リアタイだったら完全に心折れてたわ。
それでなくてもチームのピンチや選手のケガで心つぶれそうになったのに。
【三期までの思い出のハイキュー!!】
をぐずぐず語ろうと思っていたのですが、思考がまとまっていなくとっちらかりそうなので、登場人物ごとに紹介がてら語っていくことにしたいと思います。
では早速。
【県立烏野高校バレーボール部】(※番号は背番号)
1 澤村大地(3年生)
主将オブ主将。
大地という名の通り、その懐の広さと安定感でメンバーをとりまとめチームを引っ張る姿に何度心打たれたか。
田中とぶつかってケガをして、意識を失いチームを離脱したときの心細さは今年イチ。
大地がいなかったとき、縁下くんが頑張ってなんとか乗り越えたけどすごいソワソワした。
わたし自身も知らず知らずに大地に支えられていたと気づいた瞬間でした。
ハイキューを見始めてから、私生活でも大地にはメンタル的にかなり支えてもらった。
つらい時、心折れそうなときは大地を思い出していたから恋かもしれない。
当たり前にそこにいる安心感を生み出しつつ、出しゃばらない心優しきボス。
1年生のときのやる気のない弱小烏野、2年で伊達工との攻防による旭のメンタル崩壊、西谷のストライキをなんかを乗り越えて有望な1年の入部があったにも関わらず揉める日向と影山を突き放す親心。
卵を雛に返すところから含めて、チームを作り上げたのがかっこよすぎる。
バレーボールもうまいし、非がない男子澤村。
果たして女子バレー部のキャプテンの恋心にいつ気づくのか(笑)
卒業しちゃっていなくなるとか無理すぎる。
2 菅原孝支(3年生)
チームの生命線。
たぶん怒らせると大地より怖い。
大地とは違うほんのり漂う闇感がよい。
影山にメインセッターを譲ったけど、大事なときの3年生って感じで安心感がある。
スガちゃんの居ない烏野なんて考えられない。
大地が地面なら、スガちゃんは空です。
青空のさわやかさもあれば夜の暗闇も夕方の黄昏も朝日が昇る希望も、そして雷雨もアリ(笑)
意外と短気なところが好きです。
人を見る目もあり冷静さもあり情熱もあるので、将来いい監督になりそう。
卒業しちゃっていなくなるとか無理すぎる。
3 東峰 旭(3年生)
伊達工のトラウマを乗り越えたときは泣いた。
西谷に全幅の信頼を寄せられている旭さんが最高。
1年生の時の回想で、あの髪の毛は天然パーマだと知る、可愛い。
旭さんのスパイクがきまるとすごく気持ちいい。
エースが調子いいとチームが締まる。
名前の通り、烏野の山神さま。
山神さまの住処はどしっとしてて頼りがいがありそうなんだけど、近づくと遠くで見ているより大きくて迫力があるし、崖があったり細い道があったり複雑な構造になっている。
山神さま自体は意外と気が弱く心優しい。
後輩の信頼が厚くて好き。
卒業しちゃっていなくなるとか無理すぎる。
4 西谷 夕(2年生)
ローリングサンダー・のやっさん。
烏野の守護神。
レシーブ姿がめちゃくちゃ美しくて綺麗に上がったときの下からのアングルのフォルムが好き。
目の形もすごくきれいです。
ユニフォームがオレンジだから、西谷夕なのかなー。
西日の強烈さ、夕暮れの静けさを併せ持ったリベロ。
旭さんに全幅の信頼を寄せているのが最高にかわいいと思う。
犬か! 犬なのか!? っていう。
褒めて、褒めて感がすごくて顔も含めて柴犬みたいだなって。
飼い主以外になつかないところとかも。
犬好きのわたしはあのどんなに汗をかいてもくずれないヘアーをなでなでして、めちゃくちゃキレられたい欲望がむくむくと湧いていた。
実際、猫っぽい犬を飼っていたのでそれをやってウザがられていたのですが(笑)
のやっさんの件だと旭さんのことで謹慎になって、旭さんがいないとバレーやんないみたいなことを烏野のメンバーが受け入れているところがよかった。
ハイキュー!!はバレーボールをやることを誰も強制しないところ、個人の感情をみんな優先してくれるところが現代ぽくて好きだな。
バカでいい子は正義。
5 田中龍之介(2年生)
レフトォぉーーーーっ!!
体型が烏野の中で一番好き(笑)
ワイルドに見せかけて割と繊細なところもあり、面倒見がいいメンタル安定男子。
愛されて育った育ちのよさがある。
3年生になったら縁下主将を支える大人っぽさをかねそなえてくれそうで好ましい。
あまり家族が出てこないハイキューに、家族関係を持ち込んでくれた貴重な人材。
田中の姉、二期、三期で大活躍。
自分が豆腐メンタルなので、メンタルぶれない系をここ最近は微笑ましく眺めて自分の心の安寧を保つ傾向がある。
それでも、もともとはメンタル不安定めんどくさい系が好きだったのでガチな推しはアイアンマンとかになってしまうんですけど(笑)
とにかく4期で活躍するそうなのでめちゃくちゃ楽しみにしてる。
バカでいい子は正義。
6 縁下 力(2年生)
名付け、めんどくさがりすぎでしょ(笑)
いい名前だと思うよ、それにしてもさ。
大地が大事なときに居なくなって、縁下くんが代わりに入ったときはこっちが吐きそうだったけど田中の姉のおかげで少し落ち着きました。
次期キャプテンを相談しあう2年生のエピソードよかったな。
田中が大地と比べて考えた末「1年早い」というシーン、かなりほっこりした。
そして、大地がいないという心細さを少し緩和した。
これからの成長株、縁下くんみたいな存在は絶対チームに必要。
アベンジャーズにもそういう存在いる。
7 木下久志(2年生)
誰!?
8 成田一仁(2年生)
あの緊迫した状態でいきなりツッキーの代わりに出されて、緊張のあまりこっちが泣きそうだった。
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9 影山飛雄(1年生)
天才セッター・トビオ。
かなりの間、トビオはあだ名だと思っていたけど違った(笑)
昔ならこのタイプは頭がよかったけど、実際はバレー以外は天然なのが人気の秘訣だと思う。
悪い子じゃないけど空気読まない。
バレー以外のことはポンコツ。
及川さんに嫌がられているのに指導を仰ぎに行ったり(及川いいやつ)、日向との関わりで徐々に成長していっているのが微笑ましい。
日向がいなくてほかの学校に行っていたら、楽しい青春は送れなかったぞほんまにー。
でも、及川との対決に負けたときはかわいそうだったなぁ。
まだまだ覚醒の余地があるので、4期とファイナルにかけてのめざましい成長を期待している。
バカでいい子は正義。
10 日向翔陽(1年生)
ジャンプの主人公・日向。
陽キャってこういうこというんじゃない?(笑)
陽しかない。清々しいほどに明るさしかない。
ここまで突き抜けて明るいと、陽キャがまぶしく感じるお年頃でも好きになってしまう。
そもそもハイキューを続けて観よう! と思ったのは日向が中学の時のたった1度の試合のエピソードが気に入ったからです。
北川第一との対決で、ボロボロに負けてるのに「まだ負けてない!」っていう諦めない姿勢。
スポーツものにはよくある光景だと思うのですが、なんか刺さってしまった。
声優さんがうまいのかもしれない。
人生はキリのいいところで潔く諦めた方がいろいろ楽なんですよ、自己防衛。
そういうの一切考えない純真さにおばさん感動しちゃって(涙)
日向が小さな巨人になれるかどうかはもうこの際どうでもいい感じになっていて、主人公としては薄まってる感あるけど、バレーボールはチームスポーツだからそれでいいと思う。
影山の後頭部にサーブぶちこんだエピソードが好きです(笑)
バカでいい子は正義。
11 月島蛍(1年生)
思春期こじらせ男子、月島くん。
素直じゃなくて可愛いよね!!(笑)
15~16歳だと思うと、年相応で余計可愛くないですか?
イエス、反抗期、反抗期。
お兄ちゃんが腫れ物にさわるように弟に接していてかわいそうだぞっ!
でも、将来的にお兄ちゃんに子どもが生まれたらすごい好かれるおじさんになりそう。
子どもってクールな大人好きじゃない?
「子どもはうるさいから嫌い」とか言って冷たくしてるのにまとわりつかれるの。
ツッキーがお兄ちゃんの子どもと二人で同居することになるスピンオフ観たいわー。
結果的にすごい冷たくして、ぐっちーに本気で叱られたりしてさー。
すごいハートフルな一作が出来上がると思うんだけど。
え、もしかしてこれが二次創作への欲求ってやつですか?(笑)
10~20代前半だったら絶対ツッキー推しになってたなって思う。
メガネクール男子好きだし。
それにしても白鳥沢との試合のツッキーは泣けたよね。
もう、毎話ツッキーに釘付け。
ツッキーが烏野のメンバーに触発されて、バレーボールが好きなことを認めてくれてぐっちーもすごい喜んでてさー。
ケガしたときは胸がつぶれそうだったけども。
覚醒したツッキーには伸びしろしかなくて非常に頼もしい。
お兄ちゃんがすごく喜んでいたのが感無量だった。
あとは、個人的に呪術のおにぎりの人が声をやっているみたいなので、五条の声をやっている音駒の人との絡みが好きです(笑)
12 山口正(1年生)
ハイキュー三期までで一番泣いたのは、二期でのぐっちーのピンサーのくだりが一番号泣した。
見た目と反して割と理性的な烏飼コーチが本気で叱ろうとしててさー、本人がめちゃくちゃ傷ついていて、それを自分の力で乗り越えたのを観てすごい感動してしまった。
三期ではピンサーとして出てきても頼もしさしか感じなかったです。
ツッキーとの友情もいい感じだし、いいよね普段は穏やかメンタル安定男子(笑)
情熱はあって、OBにサーブの弟子入りする行動力もあって。
1年生がこのまま全員持ち上がりで三年生になるとしたら、ぐっちーしかキャプテンいなくない?
ほかの三名は個性強すぎだし、取りまとめるのとか無理あるしみんなが弱ったときの力強さみたいなものを発揮してくれる。
まだ1年だからバレーもこの先うまくなる。
がんばれぐっちー。
ツッキー&ほか二名のこと頼むね。
以上、烏野メンバーのことでした。
三期が終わったいま、白鳥沢との試合を終えて全国大会に進むことになったわけですが。
最後デュースを繰り返して、ボールがコートに落ちたとき。
イエーイ!!という歓喜ではなく、無でした。
緊張感から解放されてホッとした。
もうこれでドキドキしないですむ、みんなを休ませてあげられるという安心感。
そして、ここまで引っ張ってくれた烏飼コーチ・・・。
三期のラスト二話の一番盛り上がる場面で声優さんが変わっていて、
(え、なんで?なんで?)
ってなってちょっと集中力途切れてしまったんですよ。
こんな感動のシーンでコーチ違う人じゃん、しかも新しい人じゃんっ!!
なんか素直に喜べないっ。
っていう憤りがあって、Twitterで呟いたら声を担当されていた方が急逝されていたとのことを教えていただきまして。
亡くなってしまったのならどうしようもないな、アニメに感じていた淋しさはこういうことなのかと変に納得してしまったりしていたのですが、通勤電車でボーッとしていたら、もうこの先コーチは新しい人なんだなと淋しくなってちょっとうるっとしてしまって。
その前のエピソードで、フルセットで疲れも出て心が折れかかっていた選手たちに
下を向くんじゃねぇぇぇぇっ!!!
って檄を飛ばし、チームを勝利に向かわせてくれたことを思い出してさらにうるっとしました。
アニメを見ていく中で【アニメの面白さは声優さんの力量にかなり左右される】という持論を持っていたわたしは、声優さんの力量はもちろんのこと、アニメでは目で絵を見てはいるんだけど声を当てている人とキャラクターをかなり同化していて、例えば目の前にいる身近な人の声変わりはたぶん問題なく受け入れるけど、アニメでは声が変わるイコール別人と自分は認識していて、声優さんひっくるめてアニメを見ていたのだなと思ったことが新発見ではありました。
わたしは声にこだわりがあるタイプなので、なおさらだったかも。
声が変わると、キャラクターの性格まで変わっちゃう気がした。
ここまでファンが慣れ親しんだキャラクターを引き継ぐ声優さんに全く罪はないのですが、1歩ずつ一緒に積み上げてきたものが形になる展開だったため、寂しさもひとしおで一言でいうと、つらい。
わたし、海外ドラマもメンバー入れ替えとか死とかダメなタイプなんだよね、テンション下がって離脱したことが何度あることか。
四期すごく楽しみにしていたのに観るの勇気いるレベル。
そうはいっても、影山くんがどうするのか気になるので見るけども、見るけども!!
しんみりとした話になってしまったので、未来のお話。
今年、ファイナルシーズンの五期が放送されるみたいですが、コミックが完結しているのでそこまでの話をやるみたいですね。
これが1巻。
そして、これが最終の45巻。
えっと・・・、
表紙誰? どこのユニフォームっ!?
ってなってますけど。
コミックは読んでいないですが、表紙の手前が日向だとすると、ガタイもかなりよくなっている。
三期であの話を10話かけて全部やったのにこんなに成長するのは、成長期だから仕方ないの?(笑)
だけど1巻と同じ構図なのはエモいのでいいと思います!
あ、最後になりますが 女子マネ二名もかわいいし、一鉄のポエムも好きです!
どのキャラクターも大事にしてくれるところがハイキュー!!の好きなところです。
そして、コーチの声を演じきってくれた田中一成さんのご冥福を心からお祈りします。
四期終わったらまた帰ってきますね。
結局、たいしたこと書いてないのに前後編で1万字を軽く超えてしまいましたね!
それでは、また。
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※よく影山と日向の体だけ、バラ売りされている。