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【MARVEL】スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 感想 子どもの200%の正義に大人は迷い、ミスを犯し、救われる。

映画スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』Amazonプライムビデオ見放題にキターーーーーー!!!(古)

 

 

MARVEL作品はマッハで配信されるディズニープラスですが、スパイダーマン関連は大人の事情でディズニーでは配信がものすごい遅くてこちらのスパイダーマン最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』もレンタル配信が主だったものでしたが、Amazonプライムビデオの見放題に来ましたよ!

 

いつ配信が停止されるかわかんないので、twitterでフォロワーさんが呟いているのを観て配信されてるのを確認してから速攻観ました。

 

これで心のオリが一つ晴れた(笑)

 

二時間半と長尺の作品ではありましたので最近の傾向から観きれるかどうか不安ではありましたが、途中休憩をはさみつつも何とか一気に観られてよかったし、全体的に中だるみなどは感じられず見どころが満載で映画としてシンプルに面白かったです。

 

特に純粋な『スパイダーマン』のファンはかなり楽しめたのではないでしょうか。

 

わたしはスパイダーマンの知識は薄くMCU作品の中でも、話を繋げるために履修している程度で、MARVELに来る前のスパイダーマンもさらっと観た程度であまり記憶にないのですがそれでも面白かったです。

ドクター・ストレンジ』とのコラボ具合もちょうどよく、最近のMCU作品ではマルチバースって言っておけば何でもありになるって感じ?」を、極めて効果的に脚本に織り込んでいた。

 

こういう盛り込み方ならマルチバースも報われると思った(笑)

 

だってさー、監督によってマルチバースの解釈が違っててさー、わたしは『ドクター・ストレンジ』のマルチバースの方を先に観ちゃったけど「あれ? これアリなの?」ってなったあと、そうかなんでもアリなのかとはなったけど面白かったからいい。

 

 

あと、カンバーバッチさんはコメディーに遭うのでもっとコメディー色の強い作品でカンバーバッチさんを観たいと思います。

 

ソレルのカリブーっぽい靴が可愛かった。

 

 

以下はネタバレアリ感想になります。

 

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ところで、大人は子供に真っすぐな目でド正論を突き付けられると、自分の選択が最適解だとわかっているのに自分の心の中に迷いも生じて思わず引っ張られてしまうことがある。

ストレンジ先生は直情的なタイプでそれでいて、子どもっぽいところがあるのでピーターの子ども心理と共感したんだろうなと思う。

 

大人であるわたしは、ストレンジ先生が最初に提案した通り余計なことはせず元の場所に戻すのが無難でいいと思ったけど、捨てられた子犬のようなトムホが目で訴える。

 

「僕はこの人たちを助けたいけど協力してくれる?(うるうる)」

 

断れない、無理ってなるのが大人だし、脳裏によぎるハッピーエンドのわずかな希望。

ストレンジ先生の行動は仕方なかった。

 

で、こうなるのよ。

 

仕方ない、無難な道に進むのを止められなかったし、強くは止めなかった。

 

そして、ここでほかのピーター・パーカーたちが活きてくるのがさすがの脚本だったなって思いました。

泣いている子供を救うことによって、大人も救われるっていう。

 

MJを拾ったアメイジングスパイダーマンのシーンは感動して泣いてしまった。

 

大人だって本当はピュアでいたいけど、リスクを避ける生き方も大人の処世術なんだ。

でも本当はピュアで居たいから、子どものせいにしてピュアを実行してしまう。

 

元々のスパイダーマントビー・マグワイアアンドリュー・ガーフィールドもきちんとMCUカラーに併せてきていて馴染んでいてさすがの大人の貫禄でした。

なんかもっとこう二人ともシリアスなイメージだったけど、それも年齢を経て変わってきているっていう表現だったのかもしれないし。

 

三人三様のスパイダースーツ姿はそれぞれちゃんとスパイダーマンしてて、全員かっこよかったです。

三人で集まったシーンなんかはさぞやトムホは狂喜乱舞していて、可愛がられていたんだろうなと微笑ましい気持ちで観ていました(笑)

 

ヴィランはね、グリーンゴブリンはさすがに覚えてた。あとサングラスの人も。

でもあとはあまり覚えてなくて非常に残念でした。

 

今回のスパイダーマンNHWでは、

 

「大いなる力には大いなる責任が伴う」

 

という、スパイダーマンの名セリフもいい使われ方をしていたなぁと、とにかく関心しながらずっと見ていました。

ちょっと悲しい最後ではありましたが、大人の階段を上る感じで個人的にはアリでした。

大切な友達と恋人を失うという犠牲は本当に大きなものではあったけれど、自分の選択肢でメイを失うというショックも含め【スパイダーマン=ピーター・パーカー】を誰も知らない世の中に、というのは人生を新たにスタートさせるにはいい決断だったのかもしれないとは思ったので、スパイダーマンへのリスペクトとファンサがいい感じだなぁ)と外野ながらに思っていました。

 

スパイダーマンのファンの人はまた違う感想を抱いたのだろうと思うけど、個人的にはやはりアウェイ感がありつつも面白かったという感じです。

 

MARVELでのスパイダーマンとしての立ち位置としてはあくまでもアベンジャーズのメンバーではないがアイアンマンが意思を継いでほしいとなんとなく思っていた人】という認識だったのですが、これでひとまず最後っていう感じのつくりではあったので、今後のMCUのニューフェーズに絡んではこないのかなっていう認識を持ちました。

 

ただ、このままでは少しかわいそうすぎる。

 

このあとにすぐ観た『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、ヴェノムとの絡みがありそうな感じだったのでもしかしたらヴェノムの新作に登場ということがあるかもしれないですね。

MCUは壮大な拡がり方をしているのでもう正直ついていけてないのですが、ヴェノムとスパイダーマンはよさそうな気がします(笑)

 

個人的には前作のスパイダーマンより好感触でした。

何かの作品でまた会えたらいいなーと思います。

 

それでは、また。

 

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