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ブレイキング・バッド シーズン5 第13話『決別の荒野』 感想 悲しい。ただただ、悲しい。

ブレイキング・バッド シーズン5 第13話感想です。

 

何話か前からお話させて頂いている通り、何名かいるエピソード監督のうち一番好きな、ミシェル・マクラーレン監督の『ブレイキング・バッド』における最後のエピソードが終わりました。

 

彼女のエピソードの特徴としては、全体的に空や風景の美しい背景や特徴的な色使いで視覚に訴えかける演出、比較的静かに演者には間で演技をさせ、情緒的に心に訴えかけるシーンが多く、それでいて観終わると残酷さで胸が痛むという印象でした。

 

わたしにとって、彼女のエピソードは今でも忘れられないシーンが多いです。

ブレイキング・バッド』の存在を、確実に価値のあるものにしてくれたミシェル監督にお礼を言いたいと思います。

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

シーズン5第12話の感想はこちら ↓ ↓

 

 

www.meganetamago.com

 

 

 

  シーズン5第13話は、ハンクとジェシー、ウォルターの攻防がいよいよ大詰めを迎え、お互いの作戦や心理戦でそれぞれの運命の行く末が描かれました。

 

※以下、本格的なネタバレありの感想です。

 

悲しい。

 

わたしは、このエピソードを観終えたあと、ものすごく悲しい気持ちで一杯でした。

 

何が悲しいって、全てが悲しいです。

 

むしろ、悲しくないシーンがなかったぐらいの勢いで悲しい気持ちでした。

 

何故、こんな結果になってしまったのか・・って、全てのことがここにつながってて、全てのことに原因があったのだと思うけど、まさかウォルターの愛情がジェシーにこんなに伝わってないと思ってなかったから。

その結果に驚きというより、深い悲しみの方が勝ってしまい、ハンクのくそムカつく逮捕劇も、なんかうすらぼんやりして悔しいというより、茫然としてしまって、正直あまり頭に入ってきませんでした。

 

本来であれば望んでもいないし、ウォルターがハンクに捕まる姿なんて見たくなかったので、テレビ見ながら激昂していてもおかしくないシーンであったはずだし、ハンクが勝ち誇って、いつも通り余計なことをベラベラ喋って家族の思い出写真を、手錠をかけたウォルターに見せたりしていたけど、多分わたしもウォルターと同じ感じになっていました。テレビを見ていて、目には入ってきてたけど、脳には届いてない感じ。

両親に心の底から愛されて育ったとは言えないジェシーが、ウォルターの不器用な愛情を感じ取れなかったのはわからなくもないけど、それにしてもこんな結果は悲しすぎる。

 

ウォルターが関係ない子どもを巻き込んだことはやっぱり許せないんだけど、それはそれとして、今までのウォルターの行動でジェシーのため』に銃を放ったていうのも何度かあったし、彼のピンチを救うために危険を冒したことも何度もあったのにそれでも、こんなにもウォルターへの憎しみを募らせてしまう結果になってしまったことが、双方の悲劇でした。

 

いくら差し迫った状態とはいえジェシーからの連絡に、少しも冷静になって考えられなかったウォルターのミスだったとはいえ、、お金を埋めた場所に追跡者を誘導してしまって、登場したのが、ジェシーだけではなくハンクを伴っていると気づいた時の、ウォルターの悲しみと諦めの表情は今思い出しても泣きそうです。

 

ウォルターは、埋めたお金は「子どものためのお金なんだ!」と言って、ジェシーの怒りを更に煽っていましたが、「この場所は最初にキャンピングカーで作業した場所だ」と、ジェシーは吐き捨てるように言ってましたよね。

 

それがわかったんだったら、ウォルターの意図に気付けよ、ジェシー!!(涙)

 

多少おバカで直情的なことは知ってたけど、さすがに鈍感すぎるでしょ!?

何かあったときに、お金のありかをジェシーにもわかるようにしていたのは明白じゃん!

 

と、更に悲しい気持ちに拍車をかける羽目に。

 

そして、手錠をかけたウォルターの前でこれ見よがしにマリーに呑気に勝利の電話をするハンク。

ハンクもマリーも勝ったの、負けたの言ってるけど、そういう単純な問題じゃないんだ。この事件は。

わかります。この電話は、洋画好きや海外ドラマ好きなら何百回と観ている死亡フラグっていうやつですよね。

 

ウォルターは必死にトッド一味が来たので「ハンク、逃げろ!」と叫んでいて、わたしは、無慈悲なので(ほっとけばいいのになー、でもゴメスが巻き込まれるのはかわいそうだから、ゴメスだけでも逃げてほしいけど・・)ぐらいに思っていましたし、なんかもう、この時点では何もかもどうでもよくなってました。

 

リディアと仕事をし始めたガチサイコパスのトッド(あそこまで振りきれてると、なんとなく嫌いになれない)及びその親戚が、ウォルターの身に危険が差し迫っていると察知し、精度の高い製品を作るために今後絶対必要なウォルターを守ろうとしたのか、それともただ単純にやらかしたかったのかは微妙ですが、ハンクとゴメスvsサイコパス一味となってしまったラストシーンでしたが、52歳の誕生日にウォルターが生き残っているのは何度か出てきているので、この後の3話のなかでウォルターは、生気を取り戻し美しくなってイキイキと悪事を働くリディアの元で、また製作人に舞い戻る可能性が高くなってきたなーと思ってました。

 

次回は神回と言われている『オジマンディアス』ですね。

どの部分が神回と言われる所以なのか、しっかり見届けたいと思います。

 

今日のレビューはいつもより、少し短いですが、残念ながらもう他に書くことがありません。

ミシェル監督の最後のエピソードは、ひたすら悲しいエピソードでした。

 

それでは、また。

 

 

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