ブレイキング・バッド シーズン2 第5話の感想です。
面白くないわけではないですが、まだまだ、爽快な展開にはなっていないなーと個人的には感じているブレイキング・バッドシーズン2半ばです。
ブレイキング・バッド視聴の先輩には「『ベター・コール・ソウル』というスピンオフ(?)ドラマの人が出てくると俄然面白くなるから! それまで頑張って!」と励まされています。
途中から死ぬほど面白くなる海外ドラマというのは、もう何度も経験済みなので、それはそうなんだろうと思います。
ブレイキング・バッドの本当の面白さはシーズン3からだ!とのことです。
そして、『ベター・コール・ソウル』というドラマは弁護士のお話らしくこちらも大人気のドラマですが、これからウォルターとジェシーが何故弁護士に関わることになるのか、緊張感が走りますね。
だって、今の状態だったら弁護士必要ないし(笑)
ちなみに、そのBrBa先輩は、今までの海外ドラマ界のウザい女1位(わたし調べ)を独占邁進中のスカイラーより妹のマリーがウザいそうです。
わたしは、断然スカイラーウザい派なのですが、マリーはダメ人間だけど人間ぽいところが嫌いになれない。
あ、スカイラーも別に嫌いではないですよ、イライラするだけ。
自分を見ているようで、めちゃくちゃイライラするだけです。
気持ちが手に取るようにわかるってことはそういうことだと思うし(笑)
シーズン2 第4の感想はこちら ↓ ↓
シーズン2第5話は、一度は薬の取引に手を出したものの色々あってどん詰まりになってしまったウォルターとジェシーが薬作りの取引を再開するエピソードです。
ウォルターにもジェシーにも成長が多少見られたエピソードでした(笑)
※以下、ネタバレありの感想です。
抗がん剤治療を始めた初期の頃はウォルターにスカイラーがベッタリだったのに、現在一人で高額治療を受けに行くウォルター。
ベッタリもウザいですが、あからさまに避けているのもそれはそれでウザいですね(笑)
前回、がっつりスカイラーに避けられていたウォルターでしたがスカイラーの機嫌はまだ直っていない様子。
しかも、警察に売り上げを取られたジェシーに取り分の半分弱を渡して、治療費やら、行方不明のアリバイ作りでお金が湯水のようになくなりシーズン1から2にかけて命をかけて「稼いだお金がゼロになった」とウォルターが言ったときはお金の儚さを思って、切なくて涙が出そうになりました(笑)
お金さえあれば、お金持ちなら色々解決できる問題を、解決できないもどかしさ痛いほどよくわかります。特に今現在そうなので(笑)
でもウォルターは頑張っているから、せめてフィクションの中でぐらいは報われて欲しい(笑)
前回顔色がよくて安心していて、今回も顔色が割とよかったウォルターだったのでなんとなく安心していたけど、トイレでまた一人ゲーゲー吐いてる姿を見るのは辛かった。
それでトイレが詰まって、スカイラーの吸っていたタバコの箱を発見したんだけど、何故トイレに捨てる。詰まるのわかりきってるから、ウォルターに見つけてほしいと言ってるみたいでそれもウザかった(笑)
しかも、夫は夫で好き勝手やってるくせに(スカイラーの私見)たばこを吸っていることをウォルターに発見されて責められたことも気に入らない。
でも、たばこを吸っていることを見つからなかったとしてもどうせ気に食わない。
今のところはウォルターが何を言っても、何をしてもどうせ怒る(笑)
そんなうまくいってない夫婦なのに、ハンクがトゥコの件の活躍で出世することになりお祝いの家族パーティーが開かれることに。
スカイラーも、あんなにあからさまに機嫌悪いならパーティなんか欠席すればいいのにねー(笑)
妹のマリーに、「私はまだ許してない、私に謝れ」とスカイラーは執拗に言っていたけど論点ずれてないかと思うのはわたしだけですか?
盗品をプレゼントしたのは確かに悪かったけど、こんなんいらないとか言って勝手に返品しに行ったのはスカイラーだし、それで泥棒扱いされたことはマリーのせいといえば、マリーのせいなんだけど、
まず、妹の盗癖を心配しよう。
あんな高価な品物を盗んで人にプレゼントするぐらいなんだから常習犯なのはちょっと考えればわかることだし、自分に謝るかどうかは後回しじゃない?
どう考えてもそっちのほうが深刻だよ。
わたしだったら、本当に生活に困ってたら換金しようとはするかもしれないけど、同じ店に返品しようとは思わないので、マリーの盗癖に気づかなかったかもしれないけど、気づいた時点でそっちの方を心配するかなー。
だって、心の病気だし、ほっといていい問題じゃないと思う。
でも、スカイラーは自分の気持ちのほうが何よりも優先なんだよねー。知ってたけど(笑)
今回はウォルターとジェシーのコンビが再始動したのと並行して、トゥコをかっこよく鮮やかに仕留めたように思えたハンクでしたが、どうやらそのことがきっかけでPTSDになっていることがうっすら描かれました。
うっすら? うっすらではないか、けっこうメインで描かれていたかも(笑)
刑事ドラマではよく、人を平気でバンバン撃ち殺してるけど、実際は相手がいくら極悪人でもやっぱりああなっちゃうものなのかな。
銃を見たことも持ったこともないし、日本で生まれ育ったわたしには縁がなさ過ぎてどんな感じかわからないような気もするし、想像してみるとわかるような気もする、なんだか複雑な気持ち。
一歩間違えば自分が死んでいたという自分の死を目の前に感じて恐怖を感じたのか、自分の手で人を撃ち殺してしまったことが心にダメージを与えたのか、それともどっちもなのか今のところは不明です。今回のマリー曰く『望んでいた出世』を心から喜べないのもそれが影響しているようです。警察官で銃や人を撃ち殺す訓練を山ほど積んでいたであろうハンクですら、実際の撃ち合いで負った心の傷が、今後のドラマの展開にどう影響するんでしょうか。
一方、ウォルターとのパートナーを復活させたジェシー。
ちょっと大人になりました(笑)
ウォルターとの言い合いも、単なる子どもがわめいてる感じから理論武装できるようになってるし、2人の卸業者を結果的に殺してしまいどう商売するのかと思いきや、ウォルターの二つの選択肢を却下し、自分が卸業者になると宣言したときは『おお!』と思いました(笑)
手下をうまく使い売買したけど、その中の一人がジャンキーに薬を取られたことをウォルターに咎められたジェシー、卸業者としてもっと成長するように、覚悟を持つように銃を渡された。
『トゥコ(みたい)になれ』と。
ジェシー、やれるかな(笑)
ウォルターは自分の命があとわずかで、決死の覚悟でこの商売に乗り出しているけれど、ジェシーは前途ある若者だからなー。
元教え子の小悪党をさらに悪の道に引きずり込んで深みにはまらせるのはどうかとも思ったけど、結果的にジェシーがこの道で楽に生きていけるように示唆したのかもしれない。ってそこまで考えてないか。命と商売道具を守るっていう単純なことだったかも(笑)
失敗を活かした2人の新ビジネスは今後成功するのかどうか。
とにかく、今回ちょっとは稼げたけどまた治療ですぐお金なくなるし、家族に残せないし、もたもたしてると赤ちゃんも生まれてもっとお金かかるし、今ウォルター休職中で貧乏は切ないので、なんとかしてあげてほしい。
第6話の感想はこちら ↓ ↓
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