たま欄

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【雑記】病院とドライブと道の駅のはしごと。

週末は2月でNetflixでの配信が終了する『POSE』祭りをする予定だったけど、どどうしても病院に行かねばならなかった。

 

ものすごく億劫でしかも薬はまだ豊富にあった。

休みの日に用事をこなすのすごく損な気がする。

 

キャンセルも脳裏をよぎったが、予約は数か月先まですぐ埋まってしまうし初診扱いになってしまうと色々めんどくさい。

 

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そういったわけで、ものすごく嫌だったが休日の朝に無理やり起きて病院に向かった。

 

病院も行ってしまえば待合室はとても静かで、診察も数分で終わり薬もそこまで待たずに受け取れてすぐ終わった。

先生は昨年亡くなった母より年上の女性の先生だ。

年々やつれていく。

藁をも掴む思いで駆け込んだこの病院も通院歴何年になるのだろう。

いつも派手なネイルが目立っていて手先を見つめることが多かったが、特にこの数年は一気に老け込んでしまった。

この先生も近い将来引退するとしたらほかの病院を探さねばならない。

 

先生もわたしぐらいのレベルの距離感の患者だとたぶん楽なんだろうと思う。

先生が話を覚えていなくても薬を間違えても特に何も言わないからだ。

わたしもそのぐらいの気軽さがちょうどいい。

 

「特に可もなく不可もなくです」と言ったあと「あ、でも夜は相変わらず眠れないです」と中途覚醒に悩んでいることを先生に相談したら、以前特にそこまで効き目がなくてやめていた睡眠薬を、1か月試しに継続して飲むことになった。

今のところ入眠は麻酔をかけられたような眠気に襲われて睡眠導入瞑想は必要なくなったけど、中途覚醒は相変わらずだった。

昨夜は6時間の睡眠時間の確保で4回起きている。

 

元々眠りは浅いほうだったが、どうしてこうなってしまったのだろう。

気づいたら朝だったというような寝方をしてみたい。

長く寝られたから全てが解決するというわけではないけれど、たぶん気持ちが落ち着く。

 

中途覚醒にはいまいちな薬だけど寝る1時間ほど前に飲むと麻酔をかけられたような眠気に襲われるのは気持ちよくて癖になってしまいそうだ。

よく眠れる人はもしかしたらこんな風に眠たくなるのかもしれない。

違う体になったことがないので、自分以外の人の眠気の訪れ方やよく寝たという感覚がわからない。

 

薬局で無事薬も受け取って、一仕事が終わった。

大量の漢方薬を自分でエコバッグに詰める。

エコバッグを何個も持ち歩くのは本当にエコなんだろうか。

 

どこかに出かけることにして家を出てきてはいたけど、その段になっていても出かける場所は決まっていなかった。

 

実は、前日から出かけるということだけは決まっていた。

その予定でもないと病院に行けそうもなかったからだった。

 

本当は近所の飲食店に猛烈に行きたかった。

 

何年も頻繁に通い続けているレストランだったが、コロナが蔓延し始めてからは一度も行っていない。

そこのごはんをどうしても食べたくなっていた。

だけど、そこの店主がちょっと陰謀論とか好きそうな人で、一度店が暇なときに話につかまってムー的なことを言っていたりしていたため、このご時世いろんな意味でちょっと怖い。

 

特に今は感染が再拡大している最中で東京も1万人以上の感染が高止まりしている。

 

行って失敗したと思ってもその場で帰るのはかなり勇気がいる。

安全を考慮してそのお店には行かないことにした。

 

今までなんとか逃げ切っているのにこの段階で感染したくない。

 

レストランやフードコートなどはそういった意味で不安があるし、なにしろ落ち着いて食事できないので楽しくない。

テイクアウトして食べられるようなB級グルメを探したけど、とりたててめぼしいものもない。

 

マスクを外さなくてよくて空いていて気晴らしになるところ、というと意外と行く場所が限られる。

 

相談が難航した。

 

この時期はいつもいちご狩りに行っていたけど、色々気になってしまうので無理だった。

 

コロナが落ち着いてももういちご狩りに行くのは無理かもしれない。

コロナ前の気持ちはもう二度と戻ってこない。

 

特に欲しいものもなく買い物という気分でもない。

 

仕方なくとりあえず車を走らせ、昔たぶん一度行ったことのある道の駅に向かうことにした。

 

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古いナビは新しい道に対応していないのでよく道を間違えるけど、どうしてもだめな時はスマホがあるのでおおむね大丈夫だった。

 

適当にうろ覚えの道の駅を入力したら出てきたので登録して出発した。

 

お気に入りの大きいスクリーンの映画館に向かうときに通る道の方角だった。

映画館も行く回数がこの二年ぐんと減った。

 

天気はよかったのでドライブは楽しかった。

 

車中では感染の心配も少ない。

 

タブレット内の楽曲をちょっといいモバイルスピーカーから流した。

車のスピーカーが古すぎて最近のデバイスBluetoothに対応していない。

小さなスピーカーでも音はよく、想像以上に気分が盛り上がって楽しくなってきた。

 

こんな気分は久しぶりだった。

 

出掛けてよかった。

天気もよく空も綺麗だった。

 

途中、看板で本当かどうかわからないけど【北極まで6000キロ】と書いていた看板があった。

 

単純に時速60キロで10時間×10日で着く距離だね、と話し合ったりした。

そう考えると地球はおもいのほか小さい。

 

ナビが指し示すところにあと10キロ以下のところに来たときに目的とは違うところの道の駅を示す看板が出てきて、そちらにも寄ってみることにした。

到着してみると、ものすごくこぢんまりした道の駅でトイレの半分は和式だった。

 

だけど、たくさんのお惣菜と野菜がひしめいていて購買意欲が湧いた。

 

わたしより年上の女性が「こっちのほうが買うものあるわねぇ」と言っていたので、もしかしたら【あっち】は目的地の道の駅なのかもしれないと思った。

 

とりあえず下見をして、元々の目的の道の駅に向かった。

迷わなければ5分ぐらいの近さにあった。

行きは迷ったので少し時間がかかった。

 

目的の道の駅はすごく混んでいて駐車場が満杯だった。

温かい日だったので、かわっぺりでくつろぐ人がたくさんいた。

 

レストランもあったけど、混んでいたので直売所を流し見した。

先ほどの道の駅と近いだけあって、同じようなものが売っているしこちらの方が広いにも関わらず買う気にならない道の駅だった。

 

屋台も微妙で、焼き芋も苦手なねっとり系だったので買うものがなかったしソフトクリームを食べたかったが別にどこでも買えそうな特徴のないもので、一気にテンションが下がった。

 

フードトラックでレモネードとレモンスカッシュを買った。

 

わたしはレモネードをチョイスした。

何故こんなに細いストローなんだろうと思ったけど、飲んでみたらその理由がわかった。

 

すごくレモンだった。

 

ものすごく酸っぱくて甘味が薄い。

太いストローだとたぶん酸っぱくて飲めない。

 

こんなおいしいレモネードは初めてでものすごく感動した。

時間が経って薄まってもずっと美味しさが変わらなかった。

あの美味しさにたどりつくまでかなり研究したんだろうと思う。

 

今度は順当に元の道の駅に戻った。

下見をしたときの「こっちの方が買うものがある」の言葉を思い出してその通りだなとふふとなる。

 

お昼はとうに過ぎていたのでここでお弁当を買って食べようと思っていたけど、数十分離れていた間ににかなりの品物がなくなっていて、目的のお惣菜がなくなったりしていた。

 

道の駅の底力と人間の購買欲を知った。

 

外のベンチでおにぎりのお弁当とはんぺんのフライとごぼうの煮物を食べた。

コロナの影響からかベンチとベンチの間がかなり離されていた。

風は強くて少し寒かったけど気持ちよさが上回った。

 

おにぎりはぎゅっとしていて家の味がして、はんぺんフライの衣はお店っぽくなくて全体的に懐かしい味だった。

おにぎり弁当に入っていたから揚げやシュウマイは仕出し弁当のそれだった。

ものすごくお腹いっぱいになったけど、やっぱりソフトクリームのことはあきらめきれない。

 

でも、そこの道の駅のソフトクリームも求めていたものじゃなかった。

 

買い物して帰ることにした。

迷った末に以下のものを購入した。

 

・ほくほく焼き芋用のべにあずま(紅こがねは売り切れ)

・くずもち(家人の希望)

・芋ようかん(地元の和菓子屋さんのもの)

・いちご(紅ほっぺ

・アルミパウチに入った徳用ヨーグルト(地元の牧場)

・食パン型のレーズンパンとジャムマーガリンのコッペパン(地元のパン屋さん)

 

白菜などもすごく安かったが、1玉は多いので勇気が出なかった。

かなり散財してしまった。

 

帰り道、どうしてもソフトクリームのことが諦めきれず「もうミニスト〇プでいい」となっていたが散々遠回りしたあげく、ミニスト〇プにもよれなかった。

 

くやしい。

 

家人が寄りたいところがあるというのでソフトクリームが食べられるところにしてもらった。

 

ソフトクリームの目的のほかに好きな海外ドラマのポスターも偶然発見できて購入できたので満足して帰宅した。

 

ソフトクリームは一応某牧場的なものを食べた。

昔よりも濃厚さと甘みが減っていた。

コスト削減かもしれないけどこのぐらいがちょうどいい。

 

そして翌日の朝には、購入してきたレーズンパンとヨーグルトを朝食にした。

 

レーズンパンはレーズンがこれでもかと入っていて生地がずっしりとしているのに酸っぱい系ではなく、レーズン嫌いは発狂しそうだけどわたしは大満足だった。

 

狭いところにひしめいていたパンが飛ぶように売れていたのもわかる。

 

ヨーグルトは小岩井の生乳ヨーグルトのまろやかさとブルガリアの固さと酸っぱさを足して2で割って生乳ヨーグルトに近づけたようななめらかさととろみですごくおいしかった。

最近ハマっているアガベシロップがさらに美味しく感じる。

 

今期初の紅ほっぺは、ほかの品種に比べて水っぽいいちごだけど後味がすっきりしていて(これこれ、この味)って思ったけど、今期№1はスーパーで買ってきたとちおとめだ。

 

芋ようかんも、ほぼ芋でほくほく焼き芋にかなり近い味でおいしかった。

甘すぎる芋は好きじゃない。

 

道の駅は帰ってきてからも楽しいのが数日続く。

 

まだ焼き芋もやってないし、くず餅も食べてない。

 

楽しみ。

 

車で出かけて高速でSA寄ったりするのが大好きだったが、そもそも遠出が減ったのでその機会も減ってしまった。

 

疲れて次の日はぐったりしていて薬のせいもありとても眠かった。

だけど、とてもいい休日を過ごせたと思う。

何しろちゃんとお出かけしたのが久しぶりだった。

 

これからさらに暖かくなる。

手作りお弁当を抱えて、人混みをさけたドライブもまたいい。

 

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※低GI甘味料アガベシロップ