たま欄

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【海外ドラマ】ホークアイ season1一気に視聴 感想 「このドラマを作ってくれてありがとう!」という感謝の気持ちでいっぱいです。

今月はNetflixをやめて、Amazonとディズニープラスに絞ることにしました。

 

選択肢がたくさんあると逆にどのサブスクでも観られるアニメとか見ちゃってお金がもったいないためです。

入ったり辞めたりするの面倒だし、観たい時に観たいものを観たいのでほんとうは手当たり次第入りっぱなしにしておきたいよー(涙)

 

貧乏辛い。

 

というわけで、放置していたMARVELドラマのホークアイをディズニープラスで観ることにしました。

 

マーベルドラマは『ワンダヴィジョン』と『ロキ』の世界観が難しくて、ちょっと身構えてしまったけど『ホークアイ』はすごくよかったです!

久々にマーベル感をばっちり堪能できた。

ストーリーもわかりやすく、今までの話を知っている人向けではあるけれど知らなくてもそれなりに楽しめる内容だったと思います。

でも知ってた方がいい感じではあった。

 

気に入りすぎてメイキングと未公開映像まで全部観てさらに満足しました。

 

脚本、監督、美術、アクションのリーダーが女性で驚きましたが、納得する部分もたくさんありました。

 

未公開映像に関しては、

 

(え、このエピソードは入れたほうがよくなかった?)

 

っていうなくなくカットされたようなシーン満載だったので未見の方は観たほうがいいです。

 

特に、クリント幼少期の時のエピソードが切ない。

子役の子の目力がすごくよかったし、演技も完璧だったのにカットされてクリントを演じた本人も非常に残念だったろうと思うのでぜひたくさんの方に視聴してもらいたいです。

 

メイキングは、ジャージマフィアの人たちの話と『ロジャース・ザ・ミュージカル』の楽曲を作った人のエピソードが特によかった。

すっごく楽しそうに曲を作った経緯を話されていて、人類の可愛さの極致でした。

 

ここまで語ってあらすじもなんですが、一応。

 

舞台はアベンジャーズエンドゲーム後のニューヨーク。

 

クリスマスを6日後に控え、ブロードウェイでアベンジャーズのミュージカル『ロジャース・ザ・ミュージカル』を堪能するクリントとその子供たち。

 

一方、2012年のニューヨークでロキの襲撃により混乱する街の中で必死に敵と戦い市民を守ろうとするホークアイを幼少時に目撃してからヒーローを目指して鍛錬を詰んでいたケイト・ビショップも彼女も大学生になり、クリスマス休暇でニューヨークに帰省していた。

 

偶然が重なり二人がニューヨークの街で出会い、運命の歯車が回りだす。

 

 

というような内容です。

 

今回の作中は2025年(か2024年)と言われています。

ネタバレするので、最後かなり強引な一文になってしまった(笑)

 

そして、若手ヒーローとしてバンブルビーで好演したヘイリー・スタインフェルドがケイト・ビショップとして参戦!!

 

ヘイリーちゃんに関してはピッチ・パーフェクト激推し勢としては『ピッチ・パーフェクト』の2と3にも出てますよっていうことは強くお伝えしていかなければいけない事案なので、書いておきますけれども。

特に2はメインキャラですし、ヘイリーちゃんの歌もかなり聞けますのでお勧めです。

 

なんていうか、今回ヘイリーの演じる【ケイト・ビショップ】を見て、フェーズ1の『アイアンマン』(2008)からホークアイ(2021)までの13年間の時代の移り変わりを感じました。

MCUの代表的な女性ヒーローは悲壮感のあるブラック・ウィドウでした。

あとは、スカーレット・ウィッチっていう孤児の魔女と超人偶然パワーを授かったキャプテン・マーベルがいますが、ブラック・ウィドウは超人ではないけれど、スパイとして活動するために育てられたという悲しい過去がある。

その丸腰ぶりがかっこよかったわけですが、なんていうか今回のヘイリーちゃん、すっごい普通。

スパイダーマン演じるトム・ホランドは一部で【世界の甥】と言われていますが、ヘイリーちゃんは【世界の娘】です。(※個人の見解です)

 

なんていうか、人類がイメージする思春期の活発な娘を絵に描いたような最大公約数だった。

 

顔はかわいいけど若干肌荒れしており、色気よりもおてんばな方に振り切っている初心さもありつつ夢にまい進し、苦労している母にはそれなりに反抗し世間知らずで思い込みが激しく自分が愛されるべき存在であることに絶対的な自信を持っている。

でも、ドレスアップしたりすると我が娘ながら美しさが際立って成長に目を細めるし、基本はいい子に育っている感じ。

 

確かに物語上での時代が流れて、ヒーローに憧れてヒーローになろうとするほどの時間はあったし、リアルでの時代の変遷もあり考え方や価値観のアップデートもあったけど、ヘイリーちゃん演じるケイトは、光属性が濃すぎて目が眩んだ(笑)

 

13年の時の間にヒーローに悲壮感は必要なくなった。

 

と思いました。

 

全身から発せられる愛されて当然オーラ。

そして自分の愛する者に対する強固な意志。

裕福に育てられたものにしか出せないいい意味での育ちのよさも兼ね備えている。

 

スパイダーマントム・ホランドも愛されキャラですが、それは中の人がそうなだけでキャラクターのスパイダーマンはちょっと闇があるじゃないですか。

おじさんに対しての罪悪感というかそういうのを抱えつつ隣人ヒーローに勤しんでいるという側面があるのでメンタル弱い部分があるけど彼女はそうではなく、だからこその危うさも兼ね備えていて子どもっぽい。

 

そしてその子どもに対しアベンジャーズメンバーの中ではスカーレット・ウィッチことワンダにその父性をフルスロットルで披露していたホークアイことクリント・バートンでしたが、今回はその父性がケイトに向けられることになりその点も最高でした。

 

MARVELファンは、みんな本当に観たほうがいいですよ!

ニューヨークはアベンジャーズ決戦の聖地でもありますし、実際はコロナの影響でほぼほぼアトランタで撮影したところも多かったようですが、クリスマスのニューヨークというクリスマス映画のようなウキウキ感が全編にあって、冬景色ではあるのですが温かい気持ちにもなれます。

 

後半では、ネタバレも含めて語っていきたいと思います。

あの人の登場で、ますます盛り上がった後半エピソードでした。

 

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押しかけ弟子を疎ましく思っていたホークアイとケイト・ビショップが最終話を迎えて人気アニメ僕のヒーローアカデミアオールマイト&デクさんみたいになっていてオールマイト大好きなわたしは非常に萌えましたね!

 

ケイトにとってのホークアイは絶対的な推し。

 

なのでエレーナのホークアイdisりに関しても真っ向から対向してたし、なにしろ最後の新衣裳に萌えてる感じがオタク感を出していてよかったです(笑)

推しに実際遭遇して、自分の中での推しのイメージが覆ることなくそのまま大好きなままでいられたというケイトは超幸せ者だったと思います。

わたしは直接会ってがっかりしたくないし、好きな人には妄想の産物でいてほしいので好きであればあるほど会いたくないタイプなので素晴らしい結末だったと思いました。

 

ドラマとしてもエンドゲームの続きとしてホークアイとしてのナターシャへの罪悪感、そしてローニン時代の様々な罪に対する後悔が6エピソードの中できっちり回収されたことも非常によくまとまっておりました。

ブラック・ウィドウのラストがホークアイにつながっていたとはね。

お見それしました。

アベンジャーズ/エンドゲーム』は号泣の憂き目にあい一度しか観ていないのでもう一度観てもいいかなと思いましたが、色々差し込まれたアベンジャーズの映像で唐突に心臓を抉られウッとなるシーンがまだまだあったので、リハビリ期間はまだ必要だなと思いましたが『ブラック・ウィドウ』も家庭の事情で一度しか観られなかったのでそれは『ホークアイ』の直後から観させてもらっています。

 

『ブラック・ウィドウ』はエンドゲーム直後の公開のはずがコロナで公開延期、公開延期になり去年の公開になりましたが、ブラック・ウィドウ/ナターシャの妹エレーナはブラック・ウィドウでナターシャと別れたあとホークアイまでの間に単独で活動しているときにインフィニティー・ウォーがあり、サノスに消された組でした。

 

指パッチンがあった時と同じ場所に帰ってくるというのには納得はしましたが、スパイダーマンはあのとき宇宙に居てトニーの腕に抱かれていたはずだけどどうやって帰ってきたんだっけ?という新たな疑問も生みましたが(笑)

 

なにしろ指パッチン消され組には失われた5年間という時間があるので、エレーナの怒りも理不尽ではあったけど当然なわけですが、少し直情的でもあるとは感じましたがそこは性格なので仕方ない。

 

豪胆で荒い気性でいて、シスコンな妹キャラがもう可愛くてねぇ・・・。

 

お姉ちゃん大好きで仕方ない気の強い妹可愛くない?

きゅんときた(笑)

しかもブラック・ウィドウの時より大人になっていてさらに豪胆さが増していたというか、声のハスキーボイスに磨きがかかっていたというか。

 

ミッドサマーで泣き狂っていたとは思えないフローレンス・ピューのいい意味での派手さ。絶対スパイや暗殺者に向いてないよ、アンタっていう隠し切れない存在感。

 

エレーナが出てきて、断然話が面白くなりました。

メイキングに出てきていた人も語っていましたが、ケイトとエレーナ二人共の人間性により深みが出たし、エレーナの登場でホークアイがさらに過去と向き合うきっかけにもなった。

 

ナターシャのことは一生思い詰めて生きていくと思いますが、アベンジャーズ記念碑の前でナターシャに話しかけるクリントはさすがにぐっと来たし、落ちていくナターシャを見るクリントの顔を初めてちゃんと見ましたが(初見は涙で目の前が真っ暗だった)演技だと思えないほどの愛情を感じました。

ナターシャにとってクリントは自分を拾ってくれて明るい世界に引き挙げてくれた恩人であり、クリントもナターシャにはパパみを遺憾なく発揮していたのだと思われますが、その後二人は親友になり悲しい別れを迎えることになりました。

ナターシャがクリントを犠牲にしたあと生きていけるとは到底思えないのであれでよかったとは思いますが、あの星に二人で行かなかった場合はどのようなストーリーが用意されていたのかなとは思いますし、未だに納得してないからなっ!(笑)

 

なにしろ、個人的に色々と不本意だらけだった『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の後日譚としては非常に綺麗な落としどころだったのではないかと思います。

ローニンの犯した罪は許されるのかとかそういうところを深掘りしてしまうと綺麗すぎるまとめかもしれないですけど、そこはよしとしたいと個人的には思います。

未公開映像では、クリントの子ども時代も紹介されたし、クリントの妻の過去的なものも示唆されました。

 

ファイギ含めてエンドゲーム後のMCUに不信感を持っていたけれど、少しだけ溜飲が下がりました。

ケイト・ビショップとナターシャの妹のエレーナは今後のMCUにも登場してくる人達だと思うので楽しみにしていたいと思います。

 

それでは、また。

 

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