Netflixの韓国リアリティーショー『白と黒のスプーン』すごいスピードで全話完走してしまった。
すごい手癖が悪いなと思うんですけど一個の作品を完走する前に色々手を出して、現在並行して観ている作品がたぶん6個か7個ぐらいあるんです。(把握しきれてない)
色々理由はあって「食事中に観る作品ではない」とか「そういう気分じゃない」とか「軽めのが観たい」「シリアスなのが観たい」「欧米」「アジア」「リアリティーショー」「ゾンビ」などといって裾野が拡がってしまうのがサブスクの欠点といえば欠点ですよね。
一般の方は中途半端にしてないと思うのですが、わたしみたいなこらえ性のないタイプは10枚1000円のレンタルDVDを2時間とか3時間かけて厳選してそれを1週間とか2週間で観なきゃいけない、他に選択肢のない状態というのもそれはそれで作品と真剣に向き合える良さがあったとは思う。それはそう。
でも、あっちこっち行ける身軽さもやっぱりいい。
というわけで、食事中に見る作品にちょうど良いということで軽率に観始めたところ食事中以外にもずっと見続けるはめになった作品が、シェフがひたすら料理を作り続け審査員がずっと食べているのをただただ眺めるリアリティーショー『白と黒のスプーン』です。
料理対決リアリティーショーといえば鹿賀丈史がパプリカをかじるオープニングでおなじみの『料理の鉄人』が懐かしいけど、それ以来かもしれなかった。
今観ると、スポンサー含めて景気よさそうでちょっと切ない気持ちにもなりましたが…。
何が面白かったかというと一言で言い表すのは大変難しいのですが【企画】ですかね。
白(料理界の重鎮の高級店ベテランシェフ)と黒(プロの料理人ではあるけれど重鎮まではいかないシェフ)の対決はよくある感じだけど、人数が多いとか容赦ない審査方法とかまぁ盛りだくさんではあったんですが、対決内容が毎回、
「マジかーーーーwwwww」
って感じで驚きがあって、企画力とそれを実行する力業が面白くて。
お金もめちゃくちゃかかっている派手さもいい。
些少のやらせはもちろんリアリティーショーなのであったと思うんですが、見ていてそれもあまり感じなかったところもすごいなと思っていた。
韓国のリアリティーショーは観るの三つ目ぐらいだけど一番好きなリアリティーショーだったかもしれないです。
個人的には、スピード感も含めイカゲーム並みに面白かった。
今年観た作品の中でも、もしかしたら楽しんだランキングではベスト3に入るかもしれないぐらいの面白さだった。
基本的には食への好奇心が強い方で、食べたことないものとかもとりあえず食べてみちゃうタイプなので韓国の食文化という日本とは全然違う味付けの好みとか調理方法とかそういうのを見てるのも純粋に楽しかったし、プロの作る美しい見た目の料理の数々も本当に美味しそうで倒れそうでした(笑)
本業が忙しいシェフという職人100人が勢ぞろいするという丹力もすごいし、対決の企画がとても面白いのでなるべく事前情報なしに観てほしいので内容は触れないのですが、それだとレビューとしてはいまいちなので個人的に注目していた人物をこれから紹介していきたいと思います。
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1人目・審査員 ペク・ジョンウォン
審査員、ペクソンセンニム(ペク先生)。
料理研究家、タレント、実業家として料理界で知らない人はいないぐらいのやり手のビジネスマンらしいがそれを裏付ける商売人としての目と観点がとにかくすごいと思っていた。
タレントとしてのソツのなさも含めてなんていうか日本人のビジネスマンとはちょっと違う感じの人だった。
エピソード1から最終エピにかけてあきらかにちょっと丸くなっていっていたのも好感触だった(ですよねって感じのぐらい食わされていたため)。
裏ではどんな感じなのか気になって仕方なかった(笑)
※ちなみに日本語の本もたくさん出ている
2人目(白さじ):チェ・ヒョンソク
2人目はイタリアンシェフ芸能人、チェ・ヒョンソクシェフ。
料理がどうのっていうよりもなんていうか人柄が興味深かった。
今どき職場で好かれるリーダーってこういう感じの人だよなぁって思って観ていたので、中間管理職の人は彼を見てほしい。
3人目(黒さじ):料理する変人
一番最初の対決で作っていた白子のお料理がものすごく美味しそうで食べたかったので、そこから応援していました。
最初の対決で作っていたお料理で、特大のカキのチヂミのほかに食べたかったのが変人さんの作るお料理でした。
他はあんまり記憶にない。
見た目に反してお料理が繊細で優しそうな見た目だったので、いい人なんだろうと思っていてお料理にも性格が出るなぁと改めて思った人物だった。
4人目(黒さじ):おまかせ1号
この人の料理がとにかく一番食べたかった。
本当に本当に食欲を刺激された。
どれもマジで本当に食べたかったです。
全部食べたい。
100人のシェフの中でだれか一人だけ選んで食べさせてあげると言われたら即答で食い気味に間違いなくおまかせさんの料理を選びます。
そのぐらい食欲を刺激されました。
美味しそうとかじゃなくて常に「食べたい!」と思っており野生の血が突然湧き出たかと思った(笑)
上記黒さじさんのお二人は、有名人で構成された白さじさんたちと違い、終始ニックネームで呼ばれ、決勝戦に進むまで本名は隠されたままという決まりなので、これ以上の情報はなしです。わたしの感想のみです!(笑)
他にも、黒さじさんの中では中華の【岡持ち料理人】さんなんかを応援していました。
絶対無理、嫌い!!!って人も何人かいたけども(笑)
白さじさんの中にいたラスボス感のある常にずっと笑顔だったオモニシェフとか、魚のプロフェッショナルであるアンシェフの料理が食べたかったりと気になる人はたくさんいたのですが、きりがないので上記4人をピックアップさせて頂きました。
これから観る方たちは、わたしが彼らをこう見ていたなーと思っていただけるとちょっと面白いかもしれないです。
~まとめ~
普段、料理を生業とされれている方々も勉強になると思うし、料理のプロの人たちは特に絶対観てほしくて、家でお料理する方も楽しいと思うし確実にモチベが上がります!
わたしは料理のスピードがアップした気に今なってる(気のせい)。
あとは、普通に社会人としての学びもあると思う。
仕事は人間関係や人柄だなって思ったりもしながら観ていた。
そして、おいしいものを提供してくれる料理人さんたちへの尊敬の念がさらに高まりました!!
普段からありがたいと思っているけれどもこれは大事。
常に感謝。
リアリティーショーとしても本当に面白いのでぜひみてみてくださいね!!
誰のお料理が食べたいか話し合いたいです(笑)
これだけのシェフを集めるのは大変だと思うけどシーズン2も期待したい。
というわけで、それでは、またーー!!!
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