2024年も12月を迎え最後の月となりました。
本編に入る前に少しだけ余談です。
少しずつ書いていたこの記事を推敲して週末にでもアップしようかなーとうすうす思っていた2024.12.3に韓国で戒厳令が出て、色々考えさせられて思うところは多々あるのですが、わたしが韓国エンタメをこうして享受できるのも平和あってこそのことだよなと本当に実感して、いつそれが奪われるのか誰にもわからない世界で生きていると大げさじゃなく本当に思いました。
記事を書き直すかそれともアップをやめようかとも思っていたのですが、わたしの2024年に彩りを与えてくれた韓国ドラマや韓国リアリティーショーに敬意を表しているのは素直な気持ちなのでこのまま掲載しようかなと思います。
ここから下は戒厳令のことがある前にある程度書いたものです。ご了承ください。
今年は、数年前のメンタルどん底期に命を救われた恩人である有名人に会うつもりはなかったのですが思いがけず直接会えたり、家人がコロナに感染して心身ともにすごく疲弊したり、そのほかにも人生の中でも大き目のけっこうな決断&転機があったりと、まぁまぁ色々ありました。
ツイ廃のわたしでもポストしてない人生もそれなりにはあります!
暮らし以外のことといえば2024年は本当に韓ドラか韓国バラエティーショーばかり観ていた1年でした。
そのため、メンタルどん底期に虚無の目でずっと観ていたアジアBLの比率がかなり減っていました。(観てはいたけど)
韓国ドラマ観るために年の途中にNetflixに入って、その後やめないまま年を超そうとしていますがやめるわけにいかない感じになっています。(来年イカゲームあるし)
今年ブログを書いたのが約30記事程度でブログを始めてから今までで一番少ない本数となってしまい楽しみにしてくれている方には本当に申し訳ない気持ちです。(ちなみにブログを始めてから3年ほどは一日2本とか更新して2018年は275本とかアップしてたんだよねぇ・・・元気だったねぇ)
そして、少ないながらも更新できた記事の半数以上を韓国エンタメ関連の記事がしめている。
逆に、振り返ってみたら韓国以外の記事を半分近く書いていることに驚いたし、年々忘れっぽくなっているからブログにでも書き残しておくことは本当に大事だと思いました!
自分的には韓国エンタメの記事しか書いてないと思っていた(笑)
そして韓国エンタメにハマるのと並行して、ゆるゆる年始ぐらいから取り組んでいた韓国語。
わたしの元々のポテンシャルの脳、プラス老化してる脳には真新しい言語は難しすぎて挫折しかかっていたのですが、突然古本屋で見つけた教材で急に学習にエンジンがかかり1ぐらいの取り組み度だったものが3ぐらいにUP。
宇宙語としてしか認識していなかった言語が人語認識レベルまで上がりました!
タイ語は依然として宇宙語なので、人語として認識しているだけでもかなりの進歩だと思う。
ChatGPTに生成してもらった超初心者向けの【나는 사과 좋아해요. 사과는 빨간색이에요. 사과를 먹으면 맛있어요. 나는 사과를 자주 먹어요. 사과가 정말 맛있어요!】という韓国語の文章を誰の助けも借りずにかろうじて音読(発音は無視)し意味を理解できる程度までにはなりました(書くのは無理)が、この時一緒に生成してもらった2歳児程度の語彙力の文章500字のうち6割ぐらいしか意味は理解できないのでこれはまだまだ頑張りが必要です。
語学やり始めて本当に実感したんだけどさー、人類の幼児すごいよ。
字を読みもできないのに完璧に発音して聞いた言葉で意味覚えて色々喋ってるじゃん。
どうなってんの。ほんとに。
わたし、どうやって日本語覚えたの(笑)
子どもの時あまり赤ちゃん言葉をしゃべらずに普通に喋りだしたらしいけど、日本語を耳で覚えたならいけるはずなのに!と何度思ったことか。
ペットですら人語を理解できるというのにわたしときたら・・・と絶望に苛まれる日々です。
ちなみに、上記の韓国語文章を訳すと【わたしは、りんごが大好きです。りんごは赤いです。りんごを食べると美味しいです。わたしはりんごを頻繁に食べます。りんごはマジで美味しいです!】と書いてあります(笑)
1年やってこの程度なのは反省すべき点も多々ありますが、前述の通り簡単な文章を理解できるぐらいまでにはなったため、字幕外の耳と看板から得られる情報が増えたのでだいぶ韓ドラや韓国エンタメに対しての理解度がアップしたような気が自分的にはします。
特に韓国語は日本語と一緒で相手によって敬語と丁寧語とため口を変化させるので、見た目ではわからない立場上の上下関係や年齢差、人間関係での親密度などが言葉尻で瞬間的にわかるようになったことが一番大きいかもしれないです。
ごくごくまれに字幕と違うこと言ってるなぁと思ったりすることもあります。
今後はもうちょっと語学力をアップさせて細かいニュアンスなんかを理解したいという野望は持っています。
そんなわけで何かを観てブログを書いたりかかなかったりしたりした1年でしたが、最近ふと(そういえば色々観たけど結果的にあの作品はかなり面白かったな)と思ったりする作品があったので総括としていまいちど今年観た韓国作品群をもろもろ振り返ってみたいと思います。
それでは順番にいきます。
№1 ペーパー・ハウス コリア(ドラマ:Netflix)
今思うとかなり面白かったです。
今年観た韓ドラで何が面白かったかなと思った時に1本目に思い出したのがペーパーハウスだったし、話は知ってるにもかかわらず続きを見るのが楽しみだったって相当じゃない!?
リメイクで元の作品を観てるうえ、話がほぼほぼ一緒なのに面白さを超えてくるやつもそうそうない気がするんですよね。
スペイン版と違って主人公のトーキョー役が好きだったことが大きいと思う。
あと、超重要人物ベルリンさんのキャラ変更。
ストーリーは一緒だったのに本家と違うラストも好きだった。
ほんとに早急にシーズン2が観たい。
シーズン2は本家と話が変わってもいいと思っている。
№2 私たちのブルース(ドラマ:Netflix)
このドラマが素晴らしかったので、このあと色々なヒューマンドラマを観てどの作品もそれなりにはよかったんだけど、やっぱり「私たちのブルース」は超えてこないんだよなぁ。
一個前に観てた「ナビレラ」も美しくてよかったけど、好みはやっぱりこっち。
なんだろう、人間のダメなところも含めて人を、人生を愛する感じが作品全体に出ていたのがたぶんよかったんだと思う。
ドラマ自体コロナのさなかに撮影したっぽくてそういう「生きてればさ、ホントいろいろあるしさ、嫌なこともたくさんあるし、嫌なやつも多いよね。でもさ、みんな根っこはそんなに悪くないよ? みんなでさ、頑張っていこうね! 頑張りたいよね!!」っていうメッセージが全体に漂っていたのがよかったんだと思う。
シーズン2やってほしいけどイ・ビョンホンとかキャストも豪華だったし出演俳優人数も多いし、コロナだったからこそ実現できたキャストかもしれないから難しいのかなー。
この作品の雰囲気はパンデミックがあったからこそで、もしかしたらもう二度とあんな雰囲気は作れないのかもしれなくて、辛いことも色々あったけどそういうのも含めて作品に反映させることもできるし、こういう作品がも出来るのもある意味歴史だなと思った作品でした。
№3 白と黒のスプーン(リアリティーショー:Netflix)
先月観たやつ!!!(笑)
記憶が新しいというのもあるかもしれないけど本当に面白かったです。
エンタメってこうやるんだよ!!っていう力業がすごかった。
韓国ではかなり人気のあるリアリティーショーだったらしいね?
わかるよ。
出演シェフのお店に行こうと思えば行けるもんね!!
今の日本ではあそこまでお金と時間をかけてこれだけのリアリティーショーは難しいとは思うけど世界のどこかは真似するんじゃないかな。
日本でもラーメンとカレーとハンバーグが出る番組は数字が取れるらしいけどそのたぐいの面白さもあり、バトル的な面白さもありで。
観始めたら夢中で見てしまっていた。
韓国のバトル系のリアリティーショーのいいところって人情とかお涙ちょうだいに流れをもってかないところがいいと思ってる。あんまりそういう流れ好きじゃない。
勝負に忠実でいい。
年末年始の暇な時間にぶっ通しで観るのに超お勧めのリアリティーショーです(笑)
№4 殺人者のパラドックス(ドラマ:Netflix)
№1の「ペーパーハウス」と一緒に思い出していたのがこの「殺人者のパラドックス」でした。
3月に記事書いてたのかー。
かなりわたしは好みだったし面白かったけど話題にあまりなんなかったね。
静かな雰囲気ではあったけれど地味ではなかったしかなり良作だと思ったんだけどなー。
年の初めに観たのに年も終わるころに思い出すぐらいには面白かったです。
ウシクもすごいよかったからぜひ観てください。
№5 今、私たちの学校は…(ドラマ:Netflix)
Kゾンビ!!!
映画の「新感染ファイナルエクスプレス」とか時代Kゾンビの「キングダム」とかタワマンゾンビの「ハピネス」とかいろいろ観たけどハラハラ感とかそういうのも含めてKゾンビの中では一番面白かったかも。
子ども(学生)しか持ちえない独特の子供っぽさと、イライラする暑苦しさを伴う正義感でゾンビに立ち向かうっていうのがハラハラに拍車をかけてすごくよかったし、そうしようと思った製作陣すごいよね。
ゾンビの動きと見た目のクオリティーで、今欧米が韓国に勝てるかというと勝てないんじゃないかと思っている。
ダンサーさんがさメインのゾンビやってるんだよね。
動きがもうダンスなの。
振付もあると思うんだよ。
あのダンサブルな身体能力高いゾンビ。
もうさ見るからに足が早いんだよね。
ダンスの芸術性と特殊メイクの徹底。
今、ゾンビが一番怖い国といっても過言ではない気がする。
これ書いてたらまた観たくなってきた。
№6 悪魔の計略~デビルズ・プラン~(リアリティーショー:Netflix)
この作品群の中で唯一ブログを書いてないですね。
Xのフォロワーさんの推しが出ているバラエティーということで勧めてもらって観たリアリティーショーなんですけど、すっごくおもしろかったんですよね。
フォロワーさんの推しもすごく癒し系で感じがよくて好きになったし、人間関係も面白くてみんなに勧めたかったんですけど、韓国語が理解できなさすぎたのとゲーム内容の知的レベルが高すぎてなんて紹介していいかわからなかった(笑)
ごめん、わたしが知能低いから。
これねぇ、すごく悔しい。
韓国語ネイティブの人はわたしの10倍は面白かったと思うし、白と黒のスプーンはけっこうリアリティーショーの結末あるあるで最後かなり虚無だったんですけど、こっちはそうでもなかったのにうまく言語化できなくてブログ書けなかった。
記憶が新しいうちに記事書きたかったなー。
メンバーもみんな割と仲良さそうだし、ゲームの一つ一つもよく練られていて見ごたえあったので興味のある方はぜひ見てほしい。
ボドゲとか好きな人も絶対楽しい。
わたしが今よりさらに韓国語が全く理解できないときに観た作品だし、わたしでも最後まで楽しく観られたから全然いけると思う。
ちなみにこの作品で覚えた韓国語は【コッキリ】だった(笑)
コッキリがどこで登場するかお楽しみに。
№7 ペントハウス(ドラマ)
トリを飾るのはみんな大好き(?)「ペントハウス」。
今年の韓ドラは「ペントハウス」なしでは語れない。
シーズン3まで観ちゃったけど、全然観なくてもよかった。
観なくてもよかったの。
でもさ、嫌いになれないのよ。
好きかと聞かれると全然好きではないし人には勧めないんだけど、人生に「ペントハウス」が不要だったか?と聞かれたら 答えはアニ(否)なんだよね。
人生に「ペントハウス」は必要だった。
わたしの韓ドラの歴史に絶対必要だったと今なら思える作品。
それが「ペントハウス」でした。
でも、まだ観てない人は観ないほうがいいと思う(笑)
まとめ
以上、今年の韓国エンタメまとめでした。
意外にも年の前半に観た作品が印象に残ってるなぁ。
わたしも韓国ドラマ初心者で新鮮だったからかな。
恋愛ものは基本的にほとんど観ない(恋愛じゃないと思って観始めたら恋愛風味だった作品はある)ためそれ以外のものにはなっていますし、刑事ものも何本か観たのですが、刑事物はだいたい韓国独特の冤罪でかわいそうな目に遭う人と、警察の汚職、罪を絶対に認めない自己中な人々(特に親)が必ず出てくるのでそれもちょっとお腹いっぱいでしばらくいいかなと思ってるので、わたしの中での刑事物の評価が全体的に下がってこのラインナップになっています。
刑事物観ててこのシチュエーションが出てくるとまたかぁってげんなりしちゃって。
他に「誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる」とか「地獄が呼んでいる」もあったけど思想が強めの作品なので外しました。個人的には好きだった。
来年は、年明け早々に「イカゲーム」のシーズン2もあるし、まだまだ手を出していないジャンルもあるので来年も飽きるまで韓国エンタメ観続けようと思っています。
今は韓国ではなく再放送不可作品と言われた27年前の木村拓哉のドラマ『ギフト』観てるし、年が明ける前にあと1個ぐらいは記事を書きたいと思っていますがひとまずこのへんで。
皆さんもよき韓国エンタメライフを!
というわけで、それではまた。