ファルコン&ウィンター・ソルジャー ep1~ep3まで観ました。
※注意:MCU関連系のお話、及びアベンジャーズ/エンドゲームまでの流れを知らない人は、冒頭段階でアベンジャーズのネタバレを含みますので読まないでください。
思いのほか面白くて週末一気見しちゃったので、3話ためておいてよかったかもしれません。
今のところ、ワンダヴィジョンへの結末へのもやもやを晴らしてくれている。
※ワンダヴィジョンへのあれこれ。
ところで『ファルコン&ウィンターソルジャー』っていうタイトル長すぎるよ!!
界隈では、長すぎるからバッキー&翼、略してバキ翼(バキツバ)って呼ばれたりしてるけど、ブログ書くにあたってイチイチ正式名称書くの長いのでこの後どうしようか悩んでる。
『ワンダヴィジョン』をはじめ、次の『ロキ』もそうだけど、タイトルに規則性を持たせたいのはわかった。(しかし、今回のタイトルはサム&バッキーではなかった)
わかったけど、どうにかならんかったのか!(笑)
とりあえず、3話まで観たざっくり感想です。
普段アニメを観るモニターとしては気にならなかった我が家のテレビの大きさがすごく気になり(もっと、大きいテレビ欲しいな・・・)と思いました。
派手な戦闘シーンがモリモリでスタートしたので、なんかすごいホッとしました。
マーベル観てるのはこういうのが観たいらだったわ、って初心を思い出した。
久々に足が遠のいていた劇場への熱が盛り上がって今週映画観に行っちゃうかもしれない。
それと、ワンダヴィジョンでも思っていたことだったんですが、アベンジャーズの映画自体が俳優のアベンジャーズみたいなものだったんだなぁーと改めて感心しています。
みんな主役も普通にこなしているし、キャラクターそれぞれの魅力をきっちり表現してくれる。
日本のドラマは実力や脚本に合う設定で配役が選ばれていないから、主役級の人はあんまり脇役やらないし、逆もしかりで。
今回、もともとあまり興味のなかったセバスチャン・スタン演じる【ウィンター・ソルジャー】もかっこよく見えます。
『呪術廻戦』の魔女ちゃんもセバスタ観てるかな、と思いながら見てた(笑)
そして、 ファルコン役のアンソニー・マッキーは元々顔もよく(そして小さい)、ファルコンのキャラクター自体ももっとフィーチャーされてもいいと個人的には思っていたし、家にフィギュアがあるぐらい好きだけど、過去作のアベンジャーズの中ではやっぱり少しは地味な存在なことは否めなかった。
ローディーの怪我が、なぜかファルコンが避けたせいにされていたのも納得していない。
そういったこともあって、ファルコン不要で炎上した芸人のことは未だに根に持っている。
その件に関しては本人がファンで悪気がなかったのはわかってはいるけど、趣味で内輪で盛り上がるならともかく、お金の発生する仕事の場において、イジりの対象としたことをファンとしてどうしても許すことはできない。
そういう不遇な目に遭ってきたファルコンが、キャップから世界に一つのシールドを託されたという重大任務を請け負ったことで日の目を見たわけですが、前述の様々な理由から(なんで、バッキーじゃなくファルコンに・・・?)という、疑問を解決していくであろうこのドラマ。
いい、いいですよ!
極めてわかりやすいストーリー展開と見ごたえのあるMCUアクション、派手な爆発。
アベンジャーズがなくなったこと、指パッチンで世界でのヒーローの立ち位置が5年の月日や、サノスの一件で変わっていること、そして世界の富豪であるスターク家というカリスマを失い、ファンタジー性のあるバブル感が失われてなんとなく色が薄くなっているアベンジャーズにぽっかり空いたMCUの穴を、外側から徐々に中心に向かって埋めていく感じ。
確かにちょっと、映画も一区切りついたことで盛り上がりに欠けてはいます。
このさなかに離れたファンもいることでしょう。
『ブラック・ウィドウ』も公開延期、延期延期延期・・・ってなってるわけだし、ブラック・ウィドウの次世代キャラクターもその作品に出ているんだと思うんです。
本当は『ブラック・ウィドウ』を皮切りに畳みかけるように次々行きたかったはずだったのに、未曽有のパンデミック、ワカンダの陛下の訃報と、MCUにとっては困難の連続だったのは間違いありません。
次作が決まっている売れるコンテンツ『GotG』や、『ドクター・ストレンジ』も撮影が思うように進まなかったはずです。
それでも今回『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』を観たことで、少しMCUに光明が差した気がしました!
最後までこのまま楽しく観られるといいな、と説に願っています。
それでは、余談はこのあたりにして、
お知らせを挟んで、後半は、ネタバレ感想です。
<広告>
ところで、なんでバッキーが(カウンセラーに)ジェームズって呼ばれてるの?
ジェームズってローディーのことでは・・・と思っていたら、バッキー・バーンズが正式な名前じゃなかった(笑)
ジェームズ・ブキャナン・バーンズ( James Buchanan Barnes)だった。
そんなことも知らずに見ていて、だめだめでした。ごめんなさい。
3話まで観たら、完全トニー派200%のわたしでもキャップが何故、親友であるバッキーにシールドを渡さなかったのかよくわかった(気がした)。
サムがシールドを手にするに値するに人間なのかどうかは、新・キャップ(家人が【新加勢大周】・・・と言っていました)を見れば一目瞭然なのはいいとして。
※加勢大周も、新加勢大周も知らない人は若い人は名前をクリック!
というか、すごくうまいキャラクター設定だったよね。
新・キャップ。
ものすっごく普通の人。
志はそこそこあり、元軍人だし平和のため国のため、人助けもしたい的な動機で訓練も積み、シールドを受け継ぐ重責も感じている。
そして、任務も遂行する気満々。
本人も組織が募集されたなかから選ばれた人なんだろうし、相棒含めてけして悪い人じゃないけど、だんだん調子乗ってきている。
そして、観ているMCUファンが
お前なんかに、今までのキャップの苦労がわかるかっ!
って思ってしまうように仕向けられている
役者さんも憎まれ役やだったろうなー。
キャップ以外のキャップが決めた人じゃない人が、シールドを振り回していて、さらには超人じゃないのにそこそこ使いこなしていたし。
あれって、普通の人でもできるんか・・・っていう気になってしまったよね。
そして、サム。
清廉潔白なファルコン。
ヒーローとして生きるのって、家族は絶対犠牲になるから大変だよなー。
くそまじめなんだよねぇ(褒めてる)。
だからこそのシールド後継者だったんだなって改めて納得した。
ただ、せっかくあんなに頑張ったのにそこまで知名度もなくて不憫だ・・・。
不憫といえば、あの黒人のおじいちゃんね。
自分もアジア人だし、人種差別には断固抗議したいところだけど、失われた人生は二度と取り戻せないから。
そこも今後どう解決していくのかMARVELの見解を見守りたいところ。
そして、バッキーにはやっぱり過去があり、贖えない罪があって彼自身で罪を償ったりしながら誰も居ない知らない時代を生きていかなきゃいけないし、キャップがその罪の重さをわかって彼を置いていったのだろうと今回のドラマで思った。
誰も知らない世界で親友に会えるということで、バッキーに固執してアベンジャーズともめたりもしたキャップだったけど、今思い返してみれば、トニーの両親のこともあるしな。
正直、エンドゲーム終わってからキャップの心情とかあまり考えなかったから(笑)
キャップ派だった人はもっと面白いんだろうなと思います。
いくら洗脳されてたとはいえ、自分がナカジマだったとしたら許せないのは当然としても、バッキーみたいに記憶が残っていたら「あなたは許された」 って言われても納得できない。
納得できないけど、じゃあどうすれば? と言われても困る問題。
それを抱えて生きていくことが罪の代償だとしても、被害者が救われることはないわけで。
それを小難しくなくこれから見せてもらえると助かるかな(笑)
ところで、ワカンダの前陛下をやっちまったあいつがまた出てくると思わなかった!
ジモだっけ?
しかも、関係ないけど思っていたよりスタイルがよかった。
あと、よくわかんない貴族設定って後付け?(笑)
秘密捜査には、お金が必要なので別にいい。
むしろ歓迎です。
こういう後から強引な設定やキャラ変がある話、嫌いじゃないんです。
(代表例:プリズン・ブレイク)
カーターの姪・シャロンの登場もありだいぶ盛り上がったけど、相変わらずお美しかったよねー。
エミリー・ヴァンキャンプという名前と、『リベンジ』の役名がエミリーなこともあって、ずっとエミリー呼びしていたから、シャロンって誰やねんってなっていた(笑)
『リベンジ』のころも弾ける美しさがあってそれはそれは可愛かったけど、愁いを帯びた感じの美しさもまたいいですね!
ただ、相変わらず足は遅そう(笑)ダブルさん頑張ってた!
やっぱり女性のアクションも欲しいので、今回だけの登場ではなく、今後の活躍も期待したいです。
あと、ワカンダの登場は素直に嬉しかったです。
テンション上がるし。
ウィンター・ソルジャーを助ける慈悲はあっても、先代の陛下暗殺の実行犯を許す国はないな。
そりゃ、そうだ。
というわけで、4話以降も非常に楽しみな前半3話でした。
後半に向けてボルテージを上げていくと思うので、ますますのアメコミ劇場にワクワクしています。
最後まで、みんなでマーベル仲間で楽しんで観ていけたらうれしいです。
今回ばかりはリアタイについていきたい・・・。
それでは、またー。
<広告>
※なかなかオタク心をくすぐる逸品。