ウェントワースも、今回を観終えてしまったらあと来週一回か・・。
来週観ちゃうと1年また待たなければいけないと思いつつ、楽しみ半分淋しさ半分で臨んだ第11話でしたが、観終わったあとはヴェラのことで頭がいっぱいになり、なかなか寝付けない夜となりました。
唐突ですがここで、クイズです!!
わたしは、今回の記事で一体何回『ヴェラ』と書くことになるでしょう?
ちなみに、タイトルを抜かしてここまでの二回を含みます。
今の段階ではわたしもわかりませんが、正解はレビューの最後で!!(笑)
シーズン5最終話の一個前の大事なエピソードが、なんと意表を突いたヴェラがメインの話でした。
タイトルが『とどめ』だったので、だれがだれに『とどめ』を刺すのかと思っていましたが、実際は観終わった後は何がとどめだったのかわたしにはわからなかったです(笑)。
なにしろ、前回看守長をクズ所長の命で解任処置となったヴェラのその後がメインエピソードで、サブエピソードはファーガソンに謀反を仕掛けるカズの話でした。
※以下、ネタバレありの感想です。
オープニング、いきなりびっくりさせないでほしい。
ヴェラ死んじゃったかと思ったじゃん!
既視感のある映像だとは思ったし、ジェイクの夢オチってすぐわかったけど、こっちは構えて観てるから一瞬本当にびっくりした。観ているときはすぐさま死んでないってわかったことに安心したけど、今さらながら古典的なダマし打ちをしてきたウェントワースに腹が立ってきた(笑)
前回エレベーターに乗って看守長をクビになったヴェラがどこにいくかと思ってたのに普通にまた仕事してたのにも驚いたけども、この段階でまだジェイクといちゃいちゃしてたのにも更に驚いて、本当にヴェラには驚かされっぱなしだったけど。
ただし、シーズンの途中から最初はファーガソンの指示でヴェラにハニートラップを仕掛けたジェイクがだんだん本気になってきてたのは観てるこっちにもわかってたし、ジェイクの心からの愛情を受けて一緒に住んでるヴェラが、ジェイクのことをそんなにすぐには疑えない気持ちもわかる。
さすがのヴェラだって全部が嘘の愛情だったらわかると思う・・というのはかいかぶりすぎか?(笑)
ジェイクに、2人でウェントワースを辞めてどこかに移り住もうと言われるヴェラが最初は、男<仕事だったのに、看守長解任が正式に決まったとなった途端、男>仕事にすぐ切り替わったのは面白かったけど、そこまでウェントワースに何故こだわる・・。
ジェイクがヴェラに本気だっていうことがファーガソンにバレて、ヴェラに本当のことをいう絶好の機会を得たファーガソンは、ヴェラの嫌がるツボを刺激しながらジェイクと自分がつながっていたことをネチネチ告白。
ジェイクの色々な嘘が露見して、エレベーターで慟哭するヴェラさすがにいたましい。
時間の関係上なのか、彼女の性格なのか、元々幸せが自分に訪れないと思っているからなのかそこからの切替が早かった。
こういうところ、ヴェラ本当にいい人だなと思うんだけど、売人の件でさんざん揉めたウィルにすぐさま心からの謝罪。
ウィルにしてみれば、謝ればいいってもんじゃないかもしれないけど、海外ドラマ謝らない人すごく多いからね(笑)
直接言い訳せずに謝るっていうことはそれだけで、ものすごい誠意の示し方なのではないだろうかと思う。
すぐさま、ジェイクを呼び出し別れを切り出すのも、きっぱりと。
色々と許せないことはしょうがないと思うし、わたしがヴェラだったら二度とジェイクのことは信用しないと思うけど、観てるこっちとしては、ジェイクの愛情は本物だし、元々は小悪党だったけどすでに少しずつ変わってきてるから、2人でファーガソンの目の届かないところに移り住むのもアリかと思ったよ。。
そして、ヴェラに振られたジェイクがファーガソンに対抗しようとしてるのが意外だった。
殺人、看守として麻薬の売人という罪を背負いながらも今までいいようにこき使われていたことよりも、ヴェラの愛情を失ったことが恨みと怒りの原動力になるなんて。
だけど、やっぱり罪の意識からか自殺を計ろうとしてこのまま死んじゃうのかな、ジェイク、ヴェラに夢を見させてくれてありがとうって思ってたら車から転げ出てきて、わたし性格悪すぎなんだけど小笑いしてしまった。なんだ、死なないのか!(笑)って思ったんだけど、もし、ファーガソンのところにヴェラを置いておけないという愛情からだったら。ヴェラを守らなきゃいけないから死ねないという思いかもしれないと思って、そしたらヴェラには、ウィルのほかにも味方ができるからいいかなと思った。
ジェイクにしてみたらどこかに逃亡するのが最善の策なのに、敢えてウェントワースに残る決断をしたのはそれしかないかなと。
そして、一度ヴェラから離れて(といいつつ絡んでくるのですが)カズがファーガソンに謀反を起こした件に移ります。
カズも、本当にいい人だと思う。
優しい。ウェントワースで一番優しい登場人物カズだと思ってる。
みんなの環境をよくしようと率先してやることって難しいことだと思う。
たいがいは事なかれ主義になってしまうのが普通だし、誰かにやってほしいと思う。
そこを諦めないところがカズの好きなところ。
一方、フランキーは前回、ファーガソンにイマーンを殺されて益々脱獄への意識を強くすると思ってたけど、やっぱりそうかって思いました。
自分もファーガソンの被害に遭っているのに、今回のシーズンのフランキーのスタンスは『自分はあくまでも囚人ではない、周りと一緒にされたくない』って感じだもんなー。
確かに、冤罪は冤罪だけど、なんかそこまで自分ばっかりな感じだとみてるこっちも共感できないし、アリーに、ファーガソン騒動に巻き込まないでくれって怒鳴ってたけど、アリーのことだって色々自分のことに巻き込んでるのに、そんな言い草ないわってなった。
結局、フランキーも頼まれると断れない性格が災いしてペンニーシのことだって引き起こしてたから、今回も脱獄前にファーガソン糾弾の演説に参加してたけど。
いやー、ここからのくだり、さすがウェントワース、って感じでした!
ファーガソンは今まで隠していたサイコパス感爆発させていて、改めてすごい女優さんだなと。
囚人たちにファーガソン自身の全能感をアピールするところすごい迫真の演技。
ファーガソンが吊るされて死にそうになって、出勤前にヤクで一発キメてくるクズ所長の指示で、看守が手が出せない状態。
そこは明かされてなかったところだと思うけど、運動場に首吊り縄を投げ込んだのは一体誰なんでしょうか。
所長はファーガソンに弱みを握られているし、死ねばいいと思っている。
死にそうになるファーガソンを笑顔で見つめる所長(とソーニャ)。
突破口を開いたのはなんと、ヴェラ!
あんな小柄な体で囚人を強い言葉で威嚇し、ナイフでファーガソンの吊るされてた縄を切って息のないファーガソンに人口呼吸と決死の心臓マッサージ。
ヴェラの必死さに言葉を失いました。
このまま、生死不明で最終話に引っ張るかと思いきや、ファーガソンの括目でエピソード終了。
久々の息を呑む展開でしたが、ここで冷静になると疑問が残ります。
シーズン4の最後でファーガソン襲撃を企てるビーに協力したヴェラが、何故あんなにも必死になってファーガソンを助けたのか。
純粋に囚人に死者を出す事故を起こしてはいけないという看守精神からなのか、それとも何か別の目的があるからなのか。
一視聴者としては、あんな形でファーガソンが死ぬのは本意ではないので、必死にファーガソンの一命を取り留めたヴェラには感謝してるし、しつこいようですがやっぱりビーにリベンジしてほしいのです。
第1話でビーの訃報を聞いてから11話が終わるまで、シーズン中ずっとビーの生還を望み続けてきたわたしの希望もあと1話で崩れ去るのか、それとも希望が叶うのか。
運命の最終話まであと1週間。
来週の今頃には、結果を知っていると思うと緊張で心臓がバクバクします。
ところで、レビュー最初で出した『ヴェラクイズ』の正解を発表します!
わたしが、この記事で書いた総数は数え間違えがなければ(約)30回でした!
一人の人名をこんなにたくさん書くことある?(笑)
それだけ、今回のエピソードは、ウェントワースに人生の全てを捧げてきたヴェラの生き様を見せられたような気がしました。
やっぱり、ヴェラにもウェントワースが必要だし逆も然りなのかな。
ヴェラにも早く幸せが訪れてほしい・・って、また一回増やしてしまった(笑)
ヴェラクイズに正解したかたへの賞品を全く考えてなかったのですが、どうしたらいいでしょうか?
真剣に悩み相談を聞くとか、どうですかね?(笑)
それでは、また最終話の感想でお会いしましょう。
ビー、カムバック。
第12は話(最終話)の感想はこちら ↓ ↓
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