1シリーズ3話しかないと知って、衝撃を受けた前回の2話目でしたが(笑)
今回で一応、シーズン1は最終話ということで・・。
第3話は、人質をとり、シャーロックに次々と謎解きを仕掛ける犯人からの挑戦を次々受けて、事件の謎を解きつつモリアーティに迫るというエピソードでした。
※以下、ネタバレありの感想です。
第3話は、新しい事件が細切れに次々と展開されていったので、ついていくのが少し難しくはありましたが見ていて飽きなかったです。
冒頭は、シャーロックの家を爆弾で吹き飛ばすという派手なメッセージ。
そして、ピンクのカバーをつけたスマホをシャーロックに届け、時限爆弾を体に巻いた人質にピンクのスマホに電話をさせ、シャーロックへの伝言に使わせる犯人。
ワトソンが事件のことを綴っているブログから、前回の事件の概要でピンクをつなげたようですが。
人質たちは怯え、泣きながら、シャーロックへ必死に犯人からの言葉を伝えるのですが、シャーロックはそれぞれ黒幕から指示された事件をタイムリミット内に一つずつ解決しながら、人質を救出するという展開です。
タイムリミット内に事件を解決すると、人質は解放されるというルールらしい。
人質を取り、シャーロックに謎解きを挑む爆弾魔の事件が4つぐらいあって、それぞれに犯人が居たことと、シャーロックの兄から依頼された事件が並行してあったことで、なんかしらの犯人が大量に出てきたため、かなり頭が混乱しましたが、なんとか最後まで寝落ちせずに観ることができました(笑)
バカなわたしにはちょっと初見では複雑怪奇すぎたエピソードでしたが、ミステリーとして非常によくできているなーと思いました。
一つ一つ事件を解決し、人質を救出するシャーロックでしたが、非人道的に見せかけて実は情にもろいところがあるという彼の人柄が今回のエピソードはは出ていて、よかったと思います。
もう少し、こういうシーンが欲しいところですが(笑)
ワトソンの「もうちょっと人の命を気にかけられないのか」という問いかけに「命を気にかけたら助かるのか」と冷たく返したシャーロックが、盲目の老女が人質になったとき、犯人の情報をシャーロックに伝えようととしたところを、命が危ないと必死に止めようとしたり、絵画の事件の人質の声が子どもだった時の焦る様子、あとはこれはシーズン最後の見せ場でしたが、犯人との待ち合わせ場所にワトソンが現れた時!
すごい申し訳なさそうな顔で現れたワトソンを見つめる目と顔はめちゃくちゃ印象的。
話が逸れますが、カンバーバッチさんのシャーロック。
目の色、めちゃくちゃ美しくないですか?
何度、あの目の色に見とれたことか。。。
そして、ワトソン登場の後に満を持してモリアーティ、登場。
モリアーティ、お前だったのか!!(笑)
まさか、冒頭で出てきたラボの女の子の彼氏だったと思わなかったよ。
しかも、シャーロックに対してゲイっぽくわざと見せて小芝居打ってかく乱してたとは。
ダウニーさんの映画版『シャーロック・ホームズ』でのモリアーティのイメージしか今のところわたしにはなかったので、すっごく意外だったし、こんな小僧にシャーロックが翻弄されてたかと思うと、個人的にすごい腹が立った(笑)
ワトソンは、爆弾を巻かれた状態で、銃口の赤いレーザーに何個も狙われている状態だし、シャーロックも狙われた状態でスナイパーもどこにいるかわからないし、シャーロックとモリアーティのやり取りは緊迫感に溢れていましたが、ワトソンを人質に取られているので、シャーロックもかなり分が悪かった。
そして、え?ここで終わり!? っていうエンディング。
シーズン1、これで終わりなの?っていう。
モリアーティは言いたいことだけ言いたい放題で去っていくし、ワトソンはそのままだし、本当にあの小僧がモリアーティなのかなっていう根本的な疑問も浮かんでくる始末。
シーズン2が決まっていたのかもしれないけど、これで終わりはさすがにシーズン2がすぐさま観られない状態で観ていた人はかわいそうだ(笑)
このままやられっぱなしでは名探偵シャーロック・ホームズの名がすたるので、シーズン2ではワトソンと2人、華麗にリベンジを決めてほしいと思います。
ところで、カンバーバッチさんのシャーロックには、アイリーンにあたる女性はまだ出てきていないようなのですが、これから出てくる予定はあるのでしょうか。
けっこう好きなキャラクターなので、シーズン2以降の登場を期待しています。
シーズン2以降のシャーロックも期待していますー。
それでは、またー。
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