そうは言っても面白かったんですけど、第2話も。
キャラクターも第1話より馴染んできました。
第2話の事件は、連続自殺事件と思われたものが実は連続殺人でという、文字にしてしまうと基本は第1話と同じようなストーリーだったのですが、趣向が全然違ったので、似た話とは思いませんでした。中国絡みの不思議な世界観を堪能できました。
※以下、ネタバレありの感想です。
(といいつつ、ストーリーにはあまり触れてない(笑))
今回の敵は中国関係の組織だったので、ロンドンの(?)チャイナタウンとアジア風味が楽しかったです。
第2話は、第1話よりもシャーロックとワトソンの関係も深まり、ワトソンが自分の意思と関係なく、手下及び優秀な助手扱いになっていたところがかなりよかったです。
何故かお使いに行かされたり(断っても無視だったんだろうけど)、お金に興味がなく生活能力のないシャーロックが、依頼の報酬を断ったあとに報酬を受け取ったりと(笑)
あと、バイトに出るワトソンに恋の予感が出てきましたねー。
第2話で恋の予感は早い気がしたのですが、そのワトソン君の恋にイチイチシャーロックが絡んできてめんどくさくなったり、ストーリーに恋のお相手が絡んできて、その彼女が危険な目に遭ったりと、ワトソンの恋も一筋縄でいかないところが『シャーロック』でしたが、個人的にワトソンが恋に積極的だったり短気だったりするところがよかったです。
特にスーパーで、レジの機械相手にぶちギレてるさまや、シャーロックに現場を締め出され何度もドアの郵便受けから暴言を吐いたりと、かなり短気な性格なのに、シャーロックには何故か世話を焼いてしまうっていう設定がとにかくいい。
ワトソンは医師なので、貧乏暮しを抜けようと思えばいつでもできるけど、兵士の血が騒いで普通の暮らしには戻れなくなっている。刺激を求めてシャーロックと一緒に居るという設定ですが、その血の気の多い感じがシャーロックと対比的ですごくいいのです。シャーロックがワトソンの恋路をもっと邪魔してくれないかなー(笑)
一方、シャーロック。
目の色がとにかく素敵です。ムーンストーンのような色というのか、宝石みたい。
所作も含めて美しい。
ところで、シャーロックがワトソンがお遣いに行っている間に戦っていた謎の人は一体誰なのですか?(笑)
シャーロックは、あくまで自分が襲われたりしたことはワトソンには言わないつもりのようですが、言わない理由は今後明かされるのでしょうか。
シャーロックが今回挑んだ事件は中国の古代文字の暗号を解くのが鍵だったのですが、是非今後は日本語でもやってほしい。
江戸時代とかならともかく、平安時代とか戦国時代のお手紙とか現代の日本人はほとんど読めないじゃないですか(笑)
なんて書いてあるかわからないっていうのは、すごく興味そそりますよね。
しかも、暗号の解読なんて、日常生活ではないようなことだから一度やってみたいですねー(笑)
シャーロックの考えている部品が、字で画面にポロポロ浮いてくるのがすごく好きです。
1話のラストで犯人がつぶやいた名前の、『モリアーティ』と、今回の中国の闇組織が
繋がっているのが示唆される形で第2話も終わりました。
っていうか、シーズン1が、3話しかないじゃないっ!
次、シーズン1の最終回ってこと?
いやいや、短い短い(笑)
観はじめたばっかりなのにもうシーズン1終わりかー。。
普通の海外ドラマだったら、面白いか面白くないかどうかの判断もまだなあたりだし、ワトソンとシャーロックの関係もまだそんなに煮詰まってないのになー。
3話目はモリアーティとの対決かな?
一応シーズン最終話なので、ちょっとだけでいいんで、シャーロックとワトソンのうるっと来るようなエモーショナルな展開を期待したいです(笑)
第3話の感想はこちら ↓ ↓