Netflix『sense8』シーズン2第6話『目に見えない繋がり』感想です。
綺麗~!! スコットランドーーー!!!
本当に一瞬のシーンだったけど、心臓にグサッと刺さった。
『スコットランド』という地名はもちろん知っていますが、今までの人生でスコットランドについて考えたことがほとんどなく、わたしの脳に僅かに入っている世界地理の記憶を掘り返したところ、イギリス系の国で、タータンチェックのキルトスカートを履いて演奏するバグパイプのことしか思い出せなかった・・。
というわけで、スコットランドのことをちょっと調べたらちょっとくすんだブルーに白抜きの×の国旗も綺麗だし、割と日本と関わりが深いことも判明。
スコットランドミニ知識
・北海道と同じぐらいの広さ、同じぐらいの人口
・首都はエディンバラ
・エディンバラにあるエディンバラ城はホグワーツ魔術・魔法学校のモデルと言われていて、ハリー・ポッターの聖地巡礼ができる
・ゴルフとカーリングの発祥の地
・マッサン(朝ドラ)=ウィスキー
・グラバー邸の人
・「シャーロック・ホームズ」の作者コナン・ドイル、小説「宝島」の作者ロバート・ルイス・スティーヴンソン
・電話を発明したグレアム・ベル、ペニシリンを発明したアレクサンダー・フレミング
・名物料理はハギス(ちょっとエグイので詳細は割愛。でも美味しいらしい)
『ハリー・ポッター』好きにはもう周知の事実だと思いますが、映画に出てくる列車とかもスコットランドのものがモデルになっているらしく、スコットランド【ハリー・ポッターツアー】みたいなものもあるみたいです。
冬のオリンピックはカーリングを観るのが一番好きなんですが、カーリング発祥の地がスコットランドだとは知りませんでした。
ちょっと、スピリチュアルな話になりますが、もし、万が一、輪廻転生が本当にあるとしたら、イギリス系と江戸時代の女性の時があったんじゃないかと思うほど、この二つにはちょっと尋常じゃないほどの思い入れを感じる時が、ごく稀にあり、イギリス系の時の人だった時は、スコットランド人だったのかもって、スコットランドの景色を観ながら思っていました。いずれにしても、なんらかの女中だったという変な確信はあるのですが(笑)
来世のわたしの前世が今のわたしでは、来世のわたしに若干申し訳ない気がしなくもないのですが、どうせ記憶はないわけですし、本当のところは輪廻転生は信じてないです(笑)
あると、ロマンチックだなぁーとは若干思いますが、だいたいの人の一生って大変だし、最終的には色々な原因で死んでるわけで、辛い思いをしない人生なんてないと思うので、もう人はめんどくさいという思いも込められています。
それにしてもホイおじさんは、変に巻き舌を強調しているくせに英語がすこぶる上手いとは思っていたのですが、ライリーに何人かわからないようにかく乱するため巻き舌にしていただけで、やっぱり英語圏の人だったというオチ。
めちゃくちゃ、いいキャラじゃんーーーー。
性的なシーンを3分の1ぐらいにして、もうちょっと早めに出してくれればよかったのにー(笑)
sense8は、ストーリーとそんなには関係ないアーティスティックなシーンが多い作品だけど、各国での撮影、編集、かけている莫大なお金のことを考えるとそういうシーンでも多くしないと、予算的に無理が出るんだろうなぁと今回のエピソードを観ていてなんとなく思っていました。
だからシーズン2で終わってしまったんだなーと(笑)
でも、観ていてすごく興味深く面白い作品ではあるので、最後まで追いかけますよ!
シーズン2第5話の感想はこちら
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※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
シーズン2第6話。『Isolated Above, Connected Below』
ライリーの前に面会に現れた、通称【ホイおじさん】。
BPOの手先だと疑われたライリーは、ホイおじさんを信じて自分たちの居場所を彼に明かす。ホイおじさんはライリーのその行動で彼女を信頼し、自分の居住地も明かし、BPOの歴史をライリーに語り出す。
リトは、サンパウロで行われるプライドパレードに参加する決意をし、エルナンドとダニエラも同行する。現地でスピーチを頼まれたリトは、最初はスピーチを断ろうとする。
ヴァン・ダムは女性記者との関係を一歩先に進める。彼女は選挙へ積極的になるようヴァン・ダムに進める。一方、ヴァン・ダムの母もカバカと親密になっていてヴァン・ダムは戸惑いを隠せない。
ノミとアマニタは、バグのアイディアで二人の家に久しぶりに帰ることができて喜ぶ。
アマニタはアンジェリカの山小屋の件で新発見をし、2人で山小屋のあった場所へ向かうことする。
そして、サンは師匠の元を去る決意をする。
クラスターたちには『色々なチームがある』ってことがここに来てようやくわかったよ(笑)
元々の根っこが同じ【感応者同盟】みたいな直送の繋がった兄弟姉妹みたいな基本があって、もともとの根っこが同じチームは、覚醒すると自然と感応してそれぞれの存在を認識するけど、それ以外の別のチームの能力者は、本人たちが直接会って能力者同士と認識して初めて行き来できるようになるっていう設定・・だよね?(笑)
今まで、なんとなく出たり消えたりしていた人たちの仕組みがようやっと理解できた気がする。
sense8のメンバーたちは同盟だから、ライリーのDJイベントやリトのパレードなんかも参加自由で、ホイおじさんとかはあの場に直接居たってことで、あのイベントにマシソンが居たのもウィルと感応できるからってことだったんだわ(多分)。
ヴォルフガングが、リラっていうナポリタンとやり取りしていて、そこにリラのクラスターが現れていてウィルには見えないってやりとりとかホイおじさんがウィルには見えないってことで、点と点がようやっと繋がりました(笑)
リトは、サンパウロに行ってようやっと気持ち的に吹っ切れたようですね。
このまま役者人生が終わっていくのは少しかわいそう(エルナンドがいるからどん底ではない)なので、何かいいきっかけがあるといいと思います。
このサンパウロでのパレードのシーンは圧巻でした。撮影は本物のパレードに突入してやったとしてもエキストラだとしてもいずれにしてもすごかった。
これを観て(ドラマにお金かけすぎだな)って思ったのです。
それにしても、ダニエラの腐女子ぶりがガチすぎて面白かったです。
最初はウザかったダニエラも、今では空気読まないけどいい子って感じになってきているし、愛着もありますが、日本人だったら、かなりどっぷり二次元とかにもハマってますよね。
見ず知らずのカップルを無断で撮影していた姿を観て(あー!!無断撮影ダメダメ!!)と思っていたんですけど、リトとエルナンドを撮影していたのも、2人を心から応援しているのも、友情ももちろんあるけど、趣味的要素が強かったんだというところに妙に腑に落ちてました。
サンは、師匠のところを出て一人でどこに行くつもりなんでしょうか。
ライリーと2人で『人生は堂々巡り』と話していましたが、本当にそうだなってわたしも二人と一緒にしみじみしていました。
生きてる限り終わりはなくて、アレが終わればコレ、コレが終わればアレって言う風に毎日、毎日色々降ってわいてくる。その合間に、ちょっと幸せなことがあったり、ちょっと楽しいことがあったりするのが人生だよなぁって思うけど、その【ちょっとの幸せ】がすごく大事だなとこのドラマで改めて思ったし、そういう気持を大切にしていきたいと思いました。
というわけで、それでは、また。
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