Netflix『sense8』シーズン1第7話『探偵ごっこ』感想です。
韓国の女子刑務所の囚人服、何色かあるみたいだけど基本的には『ウェントワース女子刑務所』(というhuuluプレミアの女子刑務所ドラマ)色。
今まで、刑務所が舞台のドラマや、囚人が出てくるドラマを山ほど観ているのに、あまり気にしたことがなかった囚人服。
囚人服の基本を調べ始めたのですが、ドラマの情報は山ほど出てくるのに反し、実際の刑務所の情報は、考えてみると当たり前なんですが、ほとんどない・・。
英語で検索したけど、そっちも有益な情報はあまりなかった。
日本の囚人服の色が、基本的には暗いグレー、作業着はくすんだ黄緑みたいな色ということぐらいしか最終的にはわからず、本物の画像(写真)も見つけることが困難でした。ユニ〇ロがどっかの囚人服を入札で作ったとかなんとかそのぐらいの情報かなぁ。
海外ドラマでは、明るいオレンジ、黄色、青、そしてウェントワース色の水色がかったエメラルドグリーンを見かけることが多いのですが、ミニオ〇ズとかが着ていたこともあって、海外の囚人服にそのイメージを持っている人も多いかと思いますが、昔の囚人服は太い白黒のラインでのストライプ、もしくはボーダーだったりします。
基本的には、囚人服は囚人がプリズンをブレイクした際に街に馴染まないようなデザインとされているようでが、わたし、明るいオレンジも、黄色も、明るい青も、ウェントワース色も着るけど・・って思ってしまったので、基本わたし自身街に溶け込んでないんだと思います・・。
日本の囚人服が地味色で作業着と見間違うような感じなのは、衣食住や最低限のライフラインなど、生きる環境はしっかり確保されているにしろ、世界でも類を見ないほど自由がない日本の刑務所では、プリズンをブレイクする(できない)人が圧倒的に少ないからだろうなとは思いました。
ところで、NETFLIXといえば大人気有名女子刑務所ドラマ『オレンジイズニューブラック』がありまして。人気を受けて「オレンジのつなぎとかむしろかっこよくない?」となり、”あのつなぎ”を街で着る人が大量発生。
囚人の奉仕活動などと一般人の見分けがつかない状態になったり、そもそもの脱獄犯を見分けたりすることが出来にくくなったことから、囚人服のデザインを昔ながらの白黒の縞模様に変更した刑務所もあり、囚人から大不評をかっているという記事も見かけました。
わたしのツイッターのフォロワーさんは『ウェントワース女子刑務所』の囚人服である
水色がかったエメラルドグリーンのスウェットやパーカーを購入している人が、複数いますし、わたしもまだ未購入ですが、購入して街で着たいのでものすごく気持ちはわかります。
気合い入れなくても手軽にできるコスプレだし、ドラマへの愛も表現できるもんなー(笑)
ドラマの影響、本当にあなどれないです。
そして、今回、囚人服を調べていて、プリズンをブレイクもしてないうえ、しかもいい年なのに街に溶け込まないファッションセンス・・と思って地味に落ち込んでいます(笑)
第6話の感想はこちら
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※以下、ネタバレありのあらすじ及び感想です。
シーズン1第6話。 『W. W. N. Double D?』
恋人のアマニタの実家に隠れ住んでいるサンフランシスコのノミ。アマニタの母親は、ノミの不思議な現象を受け入れてくれるうえ、恋人がそばにいることでだんだん精神状態が安定し、自分に起こっている現象が何か解明しようとする。昔のハッカー仲間に協力を仰ぎ、脳を強制的に手術しようとしていた医師が何者なのか突き止めようと動き出す。インドのカーラは、ヒンドゥー教の神【ガネーシャ】に今までの不思議な現象を相談していると、ドイツのヴォルフガングと再び共鳴し、たくさん話すことで関係が深まり、ヴォルフガングはダイヤを売りさばいたらインドに行き、カーラと会おうとするがパートナーが狙われてしまう。
ロンドンのライリーは実家のアイスランドに帰り、父親と穏やかな時間を過ごす。
アイスランドに帰る機内では、ヴァン・ダムが共鳴し彼女を励ます。
そして、そんなヴァン・ダムはギャングのボス・カバカの病気の娘の送迎を滞りなく進めているが、裏切った者への罰を見せつけられ不安が増す。
刑務所に入ったサンは、同房の仲間がサンを気遣い助けてくれ、ホッとしていたが、刑務所内のボスが現れ不穏な空気になる。
メキシコのリトは、同居しているダニエラの助言で恋人のエルナンドにボディーガードのフリをさせパパラッチ対策をするが、ダニエラの元恋人がリトの家に侵入し、ダニエラのスマートフォンを奪っていったことで、リトとエルナンドの関係が明らかになり状況が一変する。
そして、医師を調べていたノミとアマニタのところに暴漢が現れる。ジョナスも現れ、助言していくが【ウィスパーズ】とは一体何者なのか・・。
イエーイ!! やっと話が割と進んだ(笑)
今までぐずぐずしていたノミが、本気出してハッキングとかやり出したけど、いきなり銃乱射事件に巻き込まれて驚く。
あれはどういうことですかね、最後。
乗り込んできた人が銃を乱射して、関係ない人たちも巻き込んでバンバン撃ち殺していったあげく最後自殺したけど、別人に顔がなっていたじゃないですか。
そもそも『sense8』のメンバー自体、元々悪の組織でアンジェリカは反逆者とか?
そして、あの能力は上手く使いこなせるようになると、共鳴者を思い通りに動かせるようになる怖い能力って言うことを示唆してたよね。
あの医者も『ウィスパーズ(?)』の仲間で、まずはノミを抹殺しようとしてトランスジェンダーなことを利用されたってことかぁ・・。
このドラマ、基本的に【男性優位社会に対する恨み】をすごく感じるドラマですよね。
サンが刑務所に収監されて、新人イジメを受けるかと思いきや、同房者がみんな女性として虐げられてきた恨みを晴らした人たちで、サンは仲間として受け入れられたうえ、【女が男に虐げられずに生きて行ける場所は女子刑務所だけ】なんて、ものすごい皮肉だよなぁと思いました。
サンが刑務所に行ったことは大反対だったので、友達がすぐ出来そうなところだけはよかったなと思いました。
ボス的な人が牛耳っててえらそうにしてたけど、サンは強いから安心だわ。
基本的に【ウェントワース女子刑務所脳】が根付いているので、女子刑務所=ヴァイオレンスって言う風に思考がいきがちなんで(笑)
今回のことで、世界中に散らばっている8名が、その『ウィスパーズ』とやらにに狙われているって言う解釈でいいのかな。
そんな命がけのやり取りの最中に、メキシコのリトが意外なところから俳優生命の危機。
それにしても、ダニエラはなんで勝手に写真を撮ったんだ。
そして、何故ダニエラの前で堂々とやるんだ・・。
確かに写真を撮った方も悪いし、スマホを盗んだのも悪いけど、隠したいんだったら不用心すぎる。
セクシー俳優として売ってるから致命的かもしれないけど、もし今の日本なら、逆に意外な人気が出て引っ張りだこかもしれないから、これを機にカミングアウト・・と思ったけど、ただバレただけならともかく、写真が生々しすぎるからどうだろうな。
お金で解決できればいいけど、リト、sense8の癒しだったからちょっとかわいそう。
最後に、全然関係ないけど、アマニタのお母さんみたいな人すごく好きです。
もうすでにかなり大人ですが、ああいう大人にすごく憧れます。
というわけで、それではまた。
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