AmazonプライムMUSICにて、プレイリストを探していたところピッチ・パーフェクトのサントラがあったので、ダウンロードして聴きまくってたら、本編も観たくなったので、久々に視聴。
この作品、劇場公開された時、そもそも公開されてる劇場がすごく少なく検索して一番近場に行ったけど、すごく小さいスクリーンのキャパの狭いところだったという記憶があります。
本国では続編が3までできるほどの人気がありながら、日本ではそんな扱い。
まー、日本で有名な人全然出てないし、とにかくなんといってもすごく下品だからね、仕方ないのかもしれない。差別もすごいし。
下品度でいえば、しゃべる熊のぬいぐるみのテッド以上かもしれないです。笑いもアメリカのブラックジョーク満載だから日本では今一つなのかも。
登場人物がほとんど大学生なので、大人寄りの子どもっていうのも下品さに拍車をかけている気がします。道徳性ゼロどころかマイナス(笑)
幸いわたしは下品さに影響されるほど子どもでもないうえ、下品なの全然大丈夫なので問題ないけど、嫌悪感ある人がいるのもわかるし。
一般向けではないかもしれないけど、
でも、映画としては面白いし、歌も楽曲もすごくいいのにっ!
ストーリーはものすごくよくある合唱映画で、嫌々大学に通っている歌のうまい女の子ベッカが、嫌々入った合唱部で個性的なメンバーと友情(?)を育んだり、男性合唱部の男の子と淡い恋のようなことがあったり、大会に出たりするのにメンバーの運転するマイクロバスで移動しながら歌うっていうそれだけです。
映画の内容とかメッセージ性はあまりなくて、とにかく下品で、とにかく歌う。
キャストが死ぬほど練習したであろうかっこいい歌とダンスを、とにかく楽しむ映画です。
ミュージカル映画も大好きですが、個人的には合唱映画のほうが観てて楽しいかもしれません。
『天使にラブソングを』とか好きすぎるし、日本のでも『うた魂』とか、ドラマの『表参道高校合唱部』とかすごく好きでした。
主人公は女の子で女性合唱部の話が中心なのですが、彼女たちももちろんすごくうまいんですが、同じ大学の男性合唱部の子たちがみんなものすっごくうまい!
男性合唱部のリードボーカル、ルックスは微妙なんだけどすっごくいい声。
主人公の彼氏的存在のジェシーもめちゃめちゃうまいし、ジェシーの友達のオタク男子もすごくいい声です。
個人的にはオタク男子の歌声が好きでした。
ダンスバトルのような歌バトルで、『Mickey』(♪おーみっきーゆそふぁー(略)へいっ、みっき!ってやつ)を男子たちがワンフレーズやるんですが、それが好きでもっと長く聞きたい!って思ったので是非これから観る人は注目してください。
女子部のお気に入りは、ブルーノ・マーズの『Just the way you are』です。
日本でも両曲とも有名な曲だし、偶然にも男女の曲が入れ替わったのがお気に入りになっています。
ちなみに、女子部で好きなキャラは赤毛のクロエです。すごく綺麗な歌声です。
結果、『オーディションして吟味した歌えるキャストに更に歌を特訓させる』ってやっぱりすごいなと。
下品なことは置いておいても歌はやっぱりいい!
アメリカの学園合唱ものを見るたびに不思議に思うのですが、こんなに歌がうまくて素敵なのに学校では底辺扱いなんですよねー。こんな歌を歌う合唱部入りたかったなー。
蛇足ですが、主人公の彼氏(?)役のジェシーと、女子部のちょっとウザいリーダー、オーブリーはこの映画がきっかけで結婚。聞いたときは、その組み合わせ!?って驚きました(笑)
わたし、合唱映画は大好きなのに、超有名海外ドラマ『glee/グリー』は何故かハマれなくて途中挫折しています。
気が向いたら再チャレンジしてみようかなと思います。
念を押しておきたいのですが、こちらの作品は冒頭かなりえげつない下品表現がありますので、大丈夫な方だけ観賞したほうがいいと思われます。
これだけの文章の中にこんなにたくさん『下品』と書くのは一生に一度かもしれません(笑)
それでは、また。
ピッチ・パーフェクト2の感想はこちら ↓ ↓
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